二重人格の人の特徴21選!心理も解説します!

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しかし、これらは二重人格や多重人格とは違って正常な症状です。心理的に以上というわけでもなく、ごく普通の心理的反応症状です。
ただ、二重人格や多重人格になると更に人格が解離しているという症状がはっきりしてきます。

例えば、いるはずのない誰かの気配を感じたり、実在するはずのない友人を自分の中に作り上げてしまったり、自分をどこか遠くから見ているというような症状も出てきます。

そして、この症状がひどくなっていくと記憶が突然ぷつんと途切れていたり、痛みを感じなくなったり、現実と夢の境があいまいになるという症状が出てきます。
そして症状がさらに進行してしまうと、それぞれの人格が完全に分離してそれぞれの考え方や心理を持ち、行動を起こすようになります。
すると、日常生活に支障をきたすようになってしまい、多重人格性障害、または、解離性同一性障害と診断されてしまうのです。

そんな二重人格になっていく人はどのような心理状態になっているのでしょうか。
ここからは、二重人格の人の心理についてご紹介していきます。

【二重人格の人の心理】異性に好かれたい

俗にいう二重人格の人は、同性よりも異性に好かれたいという思いを強く持っています。
というのも、二重人格になる要因の一つが幼少期の虐待などのトラウマ、つまり、愛情不足にあるからです。
誰かと肌を合わせたいという心理的欲求を常に心に抱えている為に異性に好かれたいとよくよく思っています。
同性か異性かによって態度を変えてしまう二重人格の人は異性に好かれたいという考え方なんですね。

【二重人格の人の心理】自分が否定されないように必死

弱い人と強い人で全く態度が違う人もいますよね。
二重人格の人は、後輩と先輩で全く違う顔を持っていたり、店員と彼女で全く違う顔を見せたりします。
こうした人は、自分より立場が弱い人に対して、自分が見下げられないかと言う不安が強い為に横柄な態度をとってしまいます。
一方で、自分より立場が強い人に対しては降格されてしまうのではないか、仲間外れにされてしまうのではないかと言う不安が強い為に下手に出てしまいます。

【二重人格の人の心理】感情的になってしまう

怒りを感じるとかっとなって全く人格が変わったようになってしまう二重人格の人っていますよね。
こうした心理的な欲求が抑えられなくなっていしまうというのも二重人格の症状です。
二重人格者である本人も、自分でなかなか感情が抑えられないことで困っている心理状態かもしれません。

二重人格の人は自分で感情を抑えたくても抑えられないのです。
それは、「ちゃんとして」「しっかりして」と言われてすぐに直る態度ではありません。
そうした感情的になってしまう自分に自分でも困っていることもあるのです。

【二重人格の人の心理】外ではいい顔をしたい

自分の家の中にいる時はとても明るいのに、外へ出て人と話し始めるといきなり物静かな人になるような二重人格の人もいますよね。
そうした二重人格の人は良いように見られたいという考え方が強く、外ではなかなか自分の本心が出せません。
自分の本心を出すと嫌われてしまうのではないかという不安が強いのです。
また、外では常にそうした緊張状態にあるので、家のなかで安心すると狂暴になることもあります。

【二重人格の人の心理】寂しい

二重人格の人は過去に大きなトラウマを抱えていることが多くあります。
幼少期に虐待をされたり、寂しい思いをしていたことに耐えられず、人格が別れてしまうのです。
ですから、二重人格の人は常に寂しいという思いを抱えており、誰かに愛情を注いでほしいと思っています。

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