妊娠中の膀胱炎の症状は?治療法は?薬を飲んでも大丈夫?

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膀胱炎が進んでくると血尿がでる場合があります。妊娠中は不正出血などもあり、出血に敏感になっていると思いますが、尿に血が混ざった時は尿全体に満遍なく混ざるのでピンク色の尿の時は血尿の可能性が高いです。目に見えて色はついていないけど、検尿してみると血液の成分が混ざっていて血尿の検査結果を見ることもあります。膀胱炎にせよ、不正出血にせよ、出血は良くないことなので早めの受診をおすすめします。

妊婦の膀胱炎症状⑤尿が白濁する

膀胱炎になると尿が白く濁ったり、尿の匂いがいつもと違い強い・臭いと感じることがあります。また炎症が進んで尿道が化膿してくると尿と一緒に膿がでてくることもあり、尿にとろみが出ます。膀胱炎の初期段階ではここまでの症状がみられることはあまりないですが、こういった症状が現れた時は早急に治療が必要ですので、すぐかかりつけの産婦人科に行ってください。

妊婦の膀胱炎症状⑥腰痛

膀胱炎が進み、細菌が膀胱から腎臓などの臓器にまで進行した時は腎盂腎炎(じんうじんえん)という病気になります。腎盂腎炎は腎臓が細菌感染してしまってなる病気で、腎機能が低下してしまうので早急な対処が必要です。膀胱炎の症状だけでなく発熱や腰やわき腹に激しい痛みが発生する時は腎盂腎炎を疑って、早急にかかりつけの産婦人科で受診してください。

妊婦の膀胱炎原因①免疫力の低下

ストレスや疲れ、睡眠不足などが続くと免疫力が低下し、尿道に入ってきた細菌を退治することが出来ず膀胱炎になります。妊娠すると免疫力が低下します。妊婦の免疫力の低下は赤ちゃんを攻撃しないようにという意味があるのですが、免疫力が低下すると他の細菌などに対する抵抗力も下がるので膀胱炎になりやすいです。

妊婦の膀胱炎原因②トイレを我慢する

妊娠中は比較的早い時期からトイレが近くなる人が多いですが、トイレ回数が多いと恥ずかしいと思ったり、面倒だと感じてトイレを我慢していると膀胱に尿が溜まっている状態になります。尿道に侵入した細菌が膀胱に溜まっている尿と一緒に膀胱内に留まることになり炎症を起こす引き金となります。

妊婦の膀胱炎原因③おりものの増加

妊娠すると赤ちゃんを守るため、膣内に細菌を入れないようおりものが増えます。
体内には強い味方のおりものも一旦体外に出れば細菌の温床になるため、膀胱炎の原因になります。

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妊婦が膀胱炎になりやすいのはいつ?

膀胱炎は「妊娠の初期症状のひとつ」とも言われますが、膀胱炎は妊娠していなくても女性はなりやすい病気です。膀胱炎になりやすい妊婦ですが、特に妊娠中期からの子宮が急速に大きくなってくる時期から膀胱炎になる妊婦は増えてくるようです。

膀胱炎と同じ症状の妊婦に怖い病気

膀胱炎はほとんどの場合、大腸菌が原因ですが稀にカンジタ菌やクラミジアが原因の時があります。カンジタ菌やクラミジアは出産時に母子感染する危険があるので病院でもこまめに検査してくれますが、原因が違うだけで危険度も随分違ってくるので膀胱炎かなと思ったら早めに受診しましょう。

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