妊娠1ヵ月目の心や体の変化(2)熱っぽい
妊娠1ヵ月目の心や体の変化の2つめは、熱っぽくなることです。妊娠1ヵ月目は体や顔が火照ったり、実際に37度ぐらいまで発熱する女性もいます。
なぜ妊娠1ヵ月に体や顔が熱っぽくなるのか気になるところですが、これは妊娠による女性ホルモンの変化が関係しています。
女性の体は妊娠するとヒト絨毛性ゴナドトロピンという妊娠ホルモンが分泌されます。
ヒト絨毛性ゴナドトロピンは受精卵を守り育てるために必要不可欠な大切なホルモンになるのですが、このホルモンの影響で女性の体の体温が上がり、熱っぽくなると考えられています。
妊娠1ヵ月目の心や体の変化(3)体がだるい
妊娠1ヵ月目の心や体の変化の3つめは、体がだるくなるということです。熱っぽくなるのと同様に、お腹が重く体がだるくなるのも妊娠によるホルモンの影響です。
体をだるくするホルモンは妊娠によって体内で大量に作られる黄体ホルモンによるものだと言われています。
妊娠は女性の体内で様々な変化をもたらします。特に妊娠の超初期である1ヵ月めは風邪なのか妊娠なのか判断がつきにくい微妙なだるさを経験することになります。
体内で赤ちゃんが育つためとはいえ、日中の仕事や家事ができないほどツライ症状がでる人もいて、体のだるさもつわりの症状と言えるかもしれません。妊娠に心当たりがある人は早めに産婦人科を受診するようにしましょう。
妊娠1ヵ月目の心や体の変化(4)吐き気
妊娠1ヵ月目の心や体の変化の4つめは、吐き気を伴うことです。吐き気というのは立派なつわりの症状になります。
つわりを経験する時期は個人差があり、早い人では妊娠1ヵ月目からつわりが始まる人もいます。つわりの中でも吐き気は特にツラく、食事が食べられなくなる人もたくさんいます。
よくドラマなどでは急に吐き気を催して妊娠に気づくという場面が見られますが、実際にはつわりの吐き気を感じるのは妊娠1ヵ月目の終わり頃が多く、既に妊娠に気づいている人がほとんどです。
つわりで吐き気の症状がひどい場合は無理に栄養のあるものを食べようとすると余計に症状が重くなることがあります。
吐き気がツライ時は赤ちゃんの栄養のためだと無理に頑張らず、のど越しの良いあっさりしたものを選んで食べるようにしてつわりの時期を乗り越えましょう。
■関連記事:妊娠初期のつわりについてはこちらもチェック!
妊娠1ヵ月目の心や体の変化(5)気分に波がある
妊娠1ヵ月目の心と体の変化の5つめは、気分に波があるということです。
分かりやすくいえばイライラして落ち込んでしまう日もあれば、気分がよく晴れ晴れした気持ちになる日もあるという具合に、日によって気分がコロコロ変わるということです。
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