【思春期など多感な時期】
対人恐怖症を発症するのは、圧倒的多数で10代が多いとされています。10代は心理的にも肉体的にも、いろいろ感じ入る時期であることが関係していると推測されています。
また、大人と子供の境目にいる10代は、まわりからもどう扱っていいかわからなくなることがあります。
自分の心の兼ね合いと、まわりとの折衝が、多感な10代の心理に影響を与えることもあるでしょう。引きこもりや不登校が出やすいのも思春期です。
もちろん10代の男女すべてが発症するわけではないですが、接し方に考慮すべき時期であることは確かなようです。
対人恐怖症の症状1【対人不安・緊張】
・会社で上司や異性の同僚と話すだけで、心臓がバクバクと跳ね上がる。
・同期のやり手と話すだけで、とんでもなく疲れる。
・たくさんの人に注目されると、それだけで恐怖が沸き起こって来るし、自分のオドオドした態度を見て、不快な気分にさせるのではないかと憂鬱になる。
対人恐怖症の症状2【予期不安】
・会議や発表する場になると、得も知れぬ不安が襲ってきたり、暑いわけでもないのに顔が真っ赤になってしまう。
・傍観者であれば問題ないのに、発表の当事者となると足や手が勝手に震えだす。
対人恐怖症の症状3【表情不安】
・自分の表情が不自然に感じられて、奇異な目で見られている気がする。
・自分の容姿に自信がない、むしろブスだと感じていて辛い。
・人前で笑ったつもりでも、顔面が引きつって、ゆがんでしまう。
・人と話す時は相手が誰であれ、いつも顔がこわばる。
対人恐怖症の症状4【多汗症】
・暑いわけでも、体を動かしたわけでもないのに、むしろリラックスしていても、なぜか汗が大量に出てくる。
・緊張を感じると、手が尋常でないくらい汗まみれになる。
・対面で話していると、頭のてっぺんから異常なほど汗が流れ出てきて、髪が濡れたようになってしまう。
対人恐怖症の症状5【吃音不安】
・人を前にして話そうとすると、言葉がうまく出て来ず、どもってしまう。
・電話で話すのが怖いと感じてしまい、普通に話すことができない。
・緊張すると口の中が異様に乾いて、頭の中で言うことを整理できていても、ちゃんと言葉にすることができない。
対人恐怖症の症状6【視線恐怖】
・人と目を合わせて会話ができない。
・会社でも公共の場でも、人の視線が気になって仕方がない。
・落ち着かない気持ちをごまかすためか、ついわき見をしてしまう。
・常に見張られている気がして落ち着かない。
視線恐怖は他人からの視線を過剰に恐れるものですが、「自己視線恐怖」と呼ばれる、自分の視線が他人を不快にさせているという恐怖に怯える症状もあります。
■参考記事:人と目を合わせない人の心理、コチラもチェック!
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