同じキスでも、男性と女性では心理的に全く違う
好きな人とのキス。それは、付き合うためのファーストステップだと考える人も多いほど、当たり前でありながらも奥が深いものです。
特に女性の場合、キス魔でない限り「キス」と聞けば大好きな人とのキスを想像するでしょうが、男性の場合、その心理は色々な要素が絡み合っていることが多いようです。
ここでは、そんなキスの謎めいた部分を解析しながら男性と女性でいったいどのような違いがあるのか、また、女性が自分のことを本命だと感じるキスとはどのようなものか、などを考えていきましょう。
男性はキスにどんな心理を隠してる?
キスって、本来はとっても緊張するものですよね。だって、異性の唇(唇だけではありませんが…)に自分の唇を重ねるんですよっ!?
こうやって、改めてキスのことを考え、分析し、記事に書こうとしているだけでなんだか恥ずかしくなってきてしまいます。
でも、今は往々にしてもっと軽いキス、フレンチなキスが流行りでしょうか?流行りというよりも、ここに男性のキスに対する心理が隠されているといえます。
①つい
好きな女性とのキス。それはもちろん嬉しいものですが、男性の心理の中にはもっと軽い気持ちでキスを楽しみたいという火種があるかも。
つまり「勢い」「つい可愛くて」「気が付いたら…」というように。
でも、考えてみてください。「気が付いたら、キスしていたんだ…。」何十年か前のトレンディドラマでさえそんなフレーズをお茶の間に届けるのには覚悟がいたはず。
【そんなバカなことあるわけないでしょっ!】と、一蹴されそうな言い分ですよね。
でも「自分を抑える」つまり自制が出来ない人は結構この「つい…」女性にキスしてしまうことも実際にはあるんです!それが男性。悲しいかな…。
②本命彼女へのキスで満たされたい
つい、キスをしてしまう…という男性心理から考えると結構矛盾しているように感じてしまうかもしれません。
しかし、実際の男性の心理として、やはり本命の女性とはキスがしたいもの。もちろん、本命ですからキスだけでは満足できないのでしょうが、やはり最初はキスから。
中には「キスよりも手とつなぐ方が緊張する…」という男性もいるようですが、女性の心理として心を許す必要があるのは、手をつなぐよりもキスですよね。
矛盾している…と先ほど述べましたが実は、矛盾していないこともあるんです。
ただ、これは非常に男性側の手前勝手な話でしかありませんので、男性としては、当たり前としてこんな話をしないように注意しましょうねっ!
矛盾していないこと…。それは、本命の女性へのキスは、その仕方が、遊び相手の女性とは全く違うということ。これについては、後ほどもっと詳しく説明していきます。
③遊びのキス
女性の立場からすれば許しがたいことかもしれません。しかし、現実の話として遊び程度のキスを平気でする男性は、確かに居ます。
「キスぐらいなら…」と思うのかもしれません。その先にまで関係を進めていくと、遊びと思っている場合には厄介なことになりかねませんから…。
④ノリでキス
あるいは「ノリ」でキスをしてしまう場合もあります。「ノリ」の場合、男性の心理を分析するのであれば、遊びとはちょっと異なるものです。
どういうことかというと、男性側に「この女性は遊び相手」という心理があるなら、初めから身体だけが目的であるとか、或いは相手が可愛い女性であるなら、その女性を所有しているのだという単なる自己満足が強いのかもしれません。
自分の都合よい時に遊ぶことが出来る、という場合もあるでしょう。この点「ノリ」であれば、そこまで利用するようなことは考えていません。
あくまでも、その場の雰囲気に流された「ノリ」であって、遊び相手のように女性を小馬鹿にする意味合いはありません。
ただ、キスを真剣に考えている女性側からするとノリでキスも遊び相手としてのキスも違いはなく、どちらも不まじめな男性の心理という点では、同じと言えるので、注意しましょう。
⑤ディープキス
もともと、日本人は相手への想いをキスなどのスキンシップで表すことが苦手な民族です。
国民性ともいいましょうか。男性が女性への想いを人前で伝えることなど「恥ずかしい」とされてきた文化がありますし、逆に女性が男性へ何かのアプローチをするなんて「はしたない」とされてきたこともスキンシップで愛情表現をしない大きな理由となってきたはずです。
中には付き合っていても、ディープキスなんてもってのほかと考える男性もいるようです。しかし、ディープキスをする心理には、女性との関係をその先へと進みたいという性的欲求も存在しています。
そのため普段は軽いキスしかしないけれど、ベッドの中だけではディープキスをするという男性もいるようです。
そのほかにも、本命の女性とならディープキスを進んでするという男性もいます。ですから「男性」と一括りにしても、その心理や理由は様々です。
キスと育ってきた環境の関係
キスを性格の問題だけで済ませてはいけないかもしれません。生まれて、育ってきた環境というのは自分の好きな相手に対して表す愛情表現という面で、大きく影響するからです。
ほとんど、両親がお互いに対し愛情を示さない家庭で育った子供は、愛情の示し方すら知らないかもしれません。もしかしたら、愛情を示すこと自体に気後れや嫌悪感を感じる人もいるかもしれません。
なので、そんな環境因子が残る日本でディープキスを語るのは、ちょっと難しいかもしれませんね。
⑥キスで自己表現
最近はSNSの普及もあり「自己表現」に重きをおいている男性やカップルも多いですよね。特に若い世代の場合、男性でも女性でも、色々なことを「個性」として考えるようです。
キス画像をアップすることで、自分たちの仲の良さをアピールしたり、こんな素敵な女性と付き合っているんだと自慢したい心理の男性もいるようです。中には、自分たちのキス画像にBGMをつけて、動画でアップしちゃうカップルもいます。
人目や、別れた時のことをあまり気にしない、そんな男性も増えてきているようですね。