【妊娠7週目のママの様子⑤】胸が張る・かゆい
妊娠7週目の頃になると、胸が張るとか、乳首がかゆいといった症状を感じる人も増えてきます。
胸が張るとか、乳首がかゆいといった症状は、出産後に母乳を出すために、乳腺が発達し始めたことを意味しています。
母乳を出すための乳腺が発達をし始めて、身体の内側から皮膚を押し上げるような形になるために、胸がかゆくなったり、乳首がムズムズとかゆくなったりするような感じがするようになります。
胸の張りがあまりきついようであれば、ブラジャーのサイズを大きくしたり、ゆったりとしたマタニティー用のブラに変えるなど、あまり締め付けないようにしましょう。
また、かゆみがあっても、かきむしらないように気をつけましょう。
【妊娠7週目のママの様子⑥】高温期で風邪っぽい
妊娠7週目の頃には、体調が熱っぽくて風邪っぽいと感じる人も少なくありません。
これは、妊娠したことで、基礎体温が高温期が続くために、微熱があるように感じることも原因の1つです。
また、妊娠すると妊娠を継続させるために、ママの体の免疫力が低下して、実際に風邪をひきやすくなることも原因として考えられます。
喉の痛みや咳などの症状があれば、本当に風邪をひいているということになります。
妊娠中の風邪薬の服用を自分の判断でするのは良くありません。産婦人科のお医者さんに相談しましょう。
また、喉の痛みや咳などの風邪に特有の症状がない場合には、風邪っぽいと感じることは妊娠初期症状の一つだと考えられます。
あまり無理をせずに、体調を整えるようにしましょう。
■参考記事:鼻水が…、これって風邪?と思ったらコチラも参照!
【妊娠7週目のママの様子⑦】精神的に不安定に!
妊娠7週目の頃には、急に悲しくなったり、イライラしたりと、精神的に不安定になりママも少なくありません。
妊娠すると、精神的に不安定になるのは、ホルモンバランスが大きく変化することに、身体の中の自律神経がついていけないことが原因となっています。
ひどい場合には、「妊娠うつ」になってしまう可能性もあります。
気分の落ち込みやイライラがひど過ぎる場合には、産婦人科のお医者さんに相談してみましょう。
【妊娠7週目のママの様子⑧】便秘・下痢になりがちに
妊娠7週目のママには、便秘や下痢に悩み、便秘や下痢に伴う腹痛に苦しむママも少なくありません。
妊娠初期に、便秘や下痢や腹痛になりやすい原因は、黄体ホルモンであるプロゲステロンの分泌であると考えられています。
流産を防ぐために、骨盤周りの筋肉を緩めて、子宮の収縮を抑えるために、胃腸の働きも鈍くなってしまうことで、消化が悪くなり、便秘や下痢になってしまうのです。
そして便秘や下痢になることで起きる腹痛に悩むことになるのです。
妊娠初期症状として、黄体ホルモンによる便秘や下痢は避けられない症状なので、消化の良いものを少しずつ食べるなどして、胃腸に負担をかけない食生活を心がけるようにしましょう。
【妊娠7週目のママの様子⑨】おりものが増える
身体の中のホルモンバランスの変化などによって、妊娠初期にはおりものが増える傾向にあります。
透明から白、淡いクリーム色のおりものが出ている時には、おりものの量が多少増えても心配する必要はありません。
おりものの量が増えた時には、局部がかぶれやすくなるので、通気性のよい下着を身につけたり、おりものシートを頻繁に替えるなどして、局部を清潔に保つようにしましょう。
もしも、おりものの色や匂いに変化があった時には、念のために産婦人科で診察を受けるようにしましょう。
妊娠7週目のママの気になる症状とは?!
妊娠7週目までのお腹の赤ちゃんとママの様子がいろいろとわかったかと思います。
妊娠初期というのは、ママの体には様々な変化が起こるものですが、その中にはかなり気になる症状もあります。
妊娠7週目に、気になる症状はどのようなものがあるのか、ここからみていきましょう。