この我慢汁にも少量ですが精子が含まれています。なので、コンドームなどを着用しなかった場合、我慢汁によって膣内に精子が入ってしまうことがあります。この精子によって妊娠する可能性があるので、外出しだからと安心することはできません。外出しによる妊娠確率は4%から18%と言われています。
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中出しで妊娠しやすいタイミング
中出しで妊娠しやすいタイミングは排卵日の前後です。ですが、先に述べた通り、精子は長くて1週間、通常でも2、3日は女性の体の中で生き残ることができます。なので、排卵日の前後5日がよく危険日と言われますが、その危険日の中でも、特に排卵の2日前が危険です。
排卵日の2日前に中出しをすると、排卵が起こるまで精子が生き残って卵子を待ち構える形になります。生き残った精子は卵子と結びついて受精卵となり、子宮内壁に着床すれば妊娠が成立してしまいます。
危険日に中出しを避ける方法 (1)基礎体温
危険日を正確に予測することは難しいです。しかし、ある程度は予測することはできます。危険日を予測することで、望まない妊娠の確率を下げることができます。危険日を予測するための定番の方法の1つに、基礎体温を調べるという方法があります。
排卵は女性の体温が低い時期から高い時期に移るときに行われると言われています。なので、基礎体温を記録していくことで排卵日の予測ができるようになります。ただし、排卵のタイミングには個人差があり、また、体調によっても変化するので基礎体温に従えば、正確に排卵日が予測できるというわけでもありません。
危険日に中出しを避ける方法 (2)おりものを確認
おりものの変化で危険日を見分ける方法です。排卵が行われる前後では、おりものが粘着質になりやすいです。しかし、体調などによってもおりものは変化することがあるので、粘着質なおりものでないから大丈夫ということはありません。
危険日に中出しを避ける方法 (3)生理周期
生理周期によって危険日を判断している女性は多いです。生理は排卵から14日後くらいに起こります。なので、生理の日から次の排卵を予想します。ただし、生理の日を基準に日数だけで予測するので、体調の変化は考慮しません。なので、あくまでも目安程度の効果です。