記事の目次
- 1.【はじめに】生き急ぐ人や死に急ぐ人
- 2.【生き急ぐ・死に急ぐ】生き急ぐの意味
- 3.【生き急ぐ・死に急ぐ】死に急ぐの意味
- 4.生き急ぐ人の特徴と心理
- 5.【生き急ぐ・死に急ぐ】①認められたい
- 6.【生き急ぐ・死に急ぐ】②熱中することが好き
- 7.【生き急ぐ・死に急ぐ】③目標が高い
- 8.【生き急ぐ・死に急ぐ】④満たされない
- 9.【生き急ぐ・死に急ぐ】⑤死にかけたことがある
- 10.死に急ぐ人の特徴と心理を知ろう
- 11.【生き急ぐ・死に急ぐ】①後先考えない
- 12.【生き急ぐ・死に急ぐ】②死がリアルではない
- 13.【生き急ぐ・死に急ぐ】③犠牲に対する優越感
- 14.【生き急ぐ・死に急ぐ】④自己愛がない
- 15.【まとめ】生き急ぐ人も死に急ぐ人も説得は難しい
生き急ぐ人の心理はそれほど変わった心理というわけではありません。誰の心の中にも存在する心理が少し過剰になってしまったというだけのことですので、多くの人がそこには共感できることでしょう。名言を鵜呑みにしてしまうというのも、理解できないことではないはずです。
ではさっそく生き急ぐ人の特徴と心理を紹介していきたいと思います。生き急ぐ人の正体を知ることにも繋がるため、身近に生き急ぐ人がいる人は、しっかりと読んでおきましょう。
【生き急ぐ・死に急ぐ】①認められたい
アメリカのファイナンシャルアドバイザーであるステファン・M・ポーランの名言にこのような名言があります。「人は何歳になっても、どれだけ成功したとしても、認めてもらうことに飢えている」という名言です。
この名言は多くの人に当てはまるものですが、生き急ぐ人はまさにこの典型と言うことができます。生き急ぐ人は他人に認められたいという心理が強いがために、生き急いでしまうからです。
生き急ぐ人は他人に認められたいという承認欲求が強く、誰よりも早く認められるために、努力をしたり、出世をしたいと思うものです。しかしできるだけ早いスピードでそうなりたいと望むため、無理をしてしまうというわけです。
認められたい心理は誰にでもありますが、生き急ぐ人は幼少期、両親などから褒められなかったりしたために、このような強い欲求を持つようになります。ある意味、悲しい心理でもあるということです。
【生き急ぐ・死に急ぐ】②熱中することが好き
生き急ぐ人の特徴としては、熱中することが好きという特徴がある場合も多いです。
生き急ぐ人は、学生時代から常に何かに熱中していたという特徴を持つ人が多いものです。部活や習い事など、何でも良いのですが、そのようなものに熱中していると、何かに熱中しやすいという特徴を持つようになり、熱中できるものがないと生きている感覚を得られないようになってしまうことがあります。
これ自体はそれほど悪いことではありませんが、そのせいで生き急いでしまうようになってしまえば、自分の体を犠牲にしてでも、何かを成し遂げようとするでしょう。
その結果、生き急ぐことにより、自分の健康を疎かにしてしまい、気がついたら病気が手遅れの状態にまで進行していたということもあります。夢中になるのは良いことですが、あまりにも度が過ぎると危険です。このような特徴を持つ人は注意しておきましょう。
【生き急ぐ・死に急ぐ】③目標が高い
生き急ぐ人の特徴としては、目標が高いという特徴があることも多いです。
生き急ぐ人は高い目標を持つことで、モチベーションを保ちます。そしてそれを本気で成し遂げようとするため、そこに辿りつくためには、いつまでに何をしなければならないと逆算をするものです。その導き出した結果から、少しでも遅れていると、睡眠時間を削ってでも、今の問題や仕事を解決しようとします。
仕事人という意味では良い人材ではあるのですが、このような心理で仕事をしていると、精神を壊してしまうこともあるものです。高い目標は大事ですが、急ぐがあまり、凡ミスを繰り返してしまうこともあります。
このようなことの原因も、承認欲求という心理が原因です。結局は認められたいがために、高い目標を設定してしまうのです。また、自分は誰よりもできる人間という心理もあります。プライドが高いということですので、このような人は注意しておきましょう。
■参考記事:承認欲求が強い人の心理・特徴とは?