どうせ別れるなら、彼の心に甘い痛みを残したい
恋愛に別れはつきもの。だから、どうせ別れるならキレイに上手に別れたい、と誰もが思うものです。
ですがキレイな別れや上手い別れ方なんてものは、そもそもありません。本気で付き合った者同士なら尚更です。泥沼の別れが待っていると覚悟するのが自然です。
でも、せめて心に残る別れの言葉だけでも残したい。そんなとき、あなたならどんな別れ方を選ぶでしょうか。今までの感謝の気持ちを伝えますか?それとも、「この際、もうお別れだから…」と、怒りや寂しさをぶちまけますか?
■参考記事:この別れ、後悔する?それとも…?
最後に、あま〜い♡痛みと余韻を残せたもん勝ち!
結局のところ、正しい別れ方なんてものはありません。ただ、セリフによっては将来、辛い別れを良い思い出に昇華させることは可能です。思い出は色あせていくうちに、どんどん美化されていく性質があるからです。
思い出すたびに、いつも美しい映画のワンシーンような別れ方…。別れに正しい答えはないけれど、こんな別れならありではないでしょうか。
まだこの先、何度も出会いと別れを繰り返していきます。それでも記憶に残る別れ方ができるといいですね。
相談する友達はちゃんと見極めるべし!
辛い別れに際し、親しい友人に相談することはおおいにありでしょう。自分の気づかなかった面を指摘してくれたり、ハッとさせられることも多いハズ。だけど、友達なら誰にでも相談すれば良いというものではありません。
こんな重要な場面なのですから友達選びは慎重に…。「もしかしたら結婚相手になっていたかもしれない…」そんな彼との別れだった場合は尚更です。あなたは今、岐路に立たされています。
女友達が本当に親身になって話を聞いてくれているのか、それとも彼女の都合で意見を言ってくれるのか…。
あなたが好きな彼氏との別れでパニクっているような精神状態でしたら、特に振り回されないように注意しましょう。
参考にしたい別れの言葉15選!
別れを決めたときこそ、冷静でいたいもの。感情が先行してしまっては、素敵に流れていたはずのこれまでの日々を「思い出すのも嫌」になりかねません。
いい思い出にするのも、消し去りたい過去にするのも、別れの一言にかかっているのです。これから挙げる15のパターン。それぞれのシーンを思い浮かべながら参考にしてみてくださいね。
①「いままでありがとう」円満系
別れが訪れて後悔しているかもしれませんが、人を好きになり、その相手からも好きになってもらうというのは、奇跡に近い出来事です。
まずは、今までの感謝の気持ちを言葉で伝えましょう。たとえ交際期間が長く、阿吽の呼吸ができあがっていたとしても、言葉にすることはとても重要です。
楽しかった思い出を作れたのは、誰のおかげでしょうか。人生が輝く瞬間を垣間見れたのは、誰と一緒だったから?
最後の別れの時に、心に残るセリフを上手に伝えられなかったとしても、心をこめた「ありがとう」の一言は、別れゆく相手の心に刺さります。
直球が気恥ずかしいというなら、「今まで楽しかった」「この2年間、あなたと作った思い出は忘れないよ」「好きになってよかった…」など、別れ際にボソッとつぶやくだけでもいいのです。上手く言えなくても、あなたの感謝の気持ちは伝わります。
恋愛の別れのシーンは修羅場にしたくないと思うなら、最後まで相手へのリスペクトを示しましょう。きっとステキな女性だったと、いつまでも相手の心に残る存在になれるでしょう。
②「怒りを思いっきりぶちかます」罵倒系
キレイ事では済まされないのが男女の別れ…。たしかに感謝の気持ちはあるけれど、たとえば別れの原因が彼氏の浮気などの場合、とてもじゃないですが上手に別れられるワケがありませんし、「ありがとう」なんてとても言えませんよね。
「あなたにされたことで、わたしはこんなに傷ついたのよ!」「もっと優しくされたかったのに」「あんなにマメだったのに、連絡1つよこさなくなって…毎日寂しかったんだから」「ホントは別れたくない!」
別れがきたとき、心が苦しくて叫びたいときには「苦しい」「別れるのが辛い」と叫んでくださいただでさえ別れという精神的な辛さの中にいるのに、ガマンガマンでは身が持ちません。キチンと辛さを言葉に出すことは、あなたの精神状態にも良い影響をもたらします。
言いたいことは山ほどあるでしょう。遠慮などせず、思いっきりぶちかまして、別れるならスッキリと別れてください。
その際、復縁について含みをもたせるとか、ジラすなどの演出は避けた方が無難です。別れを目前に、ただの往生際が悪い人になってしまいかねません。