遠距離恋愛ならぬ中距離恋愛って?
数ヶ月に1度飛行機に乗って愛しい彼に会いに行く…というぐらい距離があるんなら、それは遠距離恋愛。よく聞く言葉です。
でも、今は中距離恋愛って言葉もあるんです。
中途半端な距離に住んでいる恋人同士が付き合うことを中距離恋愛と言います。
中距離と言うからには、遠距離恋愛よりは物理的に近いのが特徴です。
目安としては大体電車で片道2,3時間ぐらい。
ずいぶん中途半端な距離だと思いませんか?会う頻度が毎日だったらキツイし、でもがんばれば日帰りで行けない距離でもないしという距離。
「距離が中途半端にしても、遠距離恋愛よりは会う頻度が多いだろうし、長続きしやすいんじゃない?」と感じるかもしれませんね。
でも、その中途半端な近さor遠さが、中距離恋愛を難しくしているところかもしれません。
遠距離恋愛ほどドラマチックな感じもせず、旅行というほどの距離でもないから刺激もなく、これまた中途半端に交通費がかかるし、「いっそのことどっちかの家に引っ越した方がいいんじゃないの?」と思うほどには決心がつかず…。
がんばれば会いに行ける距離である分、お互いの気持ちをつなぎ合わせるためにも、「会いに行かなくちゃ」というプレッシャーやストレスにも変わってしまいます。
そんな意外に困難の多い中距離恋愛ですが、コツをつかむことで結婚までゴールインすることも夢ではありません。
この記事では会う頻度から結婚を意識するタイミングまで、中距離恋愛のコツを5つお話します。
中距離だろうがなんだろうが、せっかく手にした恋なんだから、ぜひ実らせましょう!
中距離恋愛の男性心理は?
中距離恋愛の問題は、まずその距離感にあります。
仕事だ何かの活動やらで、男性は広い範囲で移動します。恋愛でも、同じように長い距離を移動するのはそれほど苦にならないようです。要はフットワークが軽いんですね。
その分、メンタル面でもハードルは低くなります。「自分の方がフットワーク軽いから、次の休みとれたら彼女の家に行ってデートしちゃおうかな~」と気楽に思えるようです。
普段仕事であっという間に時間が過ぎることも多いでしょうから、男性にとってはむしろ多少のドキドキ感がかもし出せる距離感かもしれないですね。
中距離恋愛の女性心理は?
女性はちょっと切実で、物理的に距離があるとメンタル的にも距離が出てしまう傾向があるようです。
ほんの少し彼の顔を見たいだけなのに、すぐ会える距離にいないし、会う頻度が多いわけじゃないから、不安が煽られて気持ちが沈んでしまう…。
気楽な彼とは正反対です。
また、女性はお金にもシビア。彼に会いに行くのにウン千円・ウン万円もかかるとなったら、会う頻度が数ヶ月に一度の遠距離恋愛の方がよほどマシというもの。
気持ちとは別に、「このお金でいろんなところにデートに行けるし、おいしいものもたくさん食べれるんじゃないかなあ…」と切ない気持ちになってしまうようです。
中距離恋愛のコツ【会う頻度は?】
すぐに会える距離でない分、たとえば週に1,2回など、会う頻度はそれなりに決めておく必要があるでしょう。
でも、毎回毎回どちらかの家に行っていると、行きと帰りの移動時間だけでも一方に相当の負担がかかってきます。
そうなると当然のごとくデートの予定を合わせるのも難しくなってくるし、何より「好き」だったはずの純粋な気持ちが「義務」のようになってきます。
そうしてどんどん距離ができていって、気がつくと何ヶ月も会わないようになっていた…なんてことになりがちです。
ただ、基本会う頻度は相手によって変わってくると思います。
遠距離恋愛並みに数ヶ月に一度でいいという人もいれば、寂しがり屋でいつも顔を見ていないと不安という人は週1~3回は会った方がいいだろうし、自由で奔放なタイプは「自分が会いたい時にデートを合わせてほしい」と思っているかもしれません。
相手のタイプに合わせるのもいいですが、普段からメールや電話でこまめに連絡をとるようにしておくのがいいですね。
中距離恋愛のコツ【デート事情は?】
気持ちをがっちりつないでおくためには、「二人の中間距離でデートする」のがベストな方法と言えます。
もしくはそれぞれの家に交互に行くようにすることです。
「下手に会う頻度決めちゃったら、それこそ義務みたいになっちゃう」というのであれば、お互い仕事や趣味に没頭するなりして、一人の時間を満喫するという手もあります。
要は距離に振り回されることなく、いかに二人の気持ちがつながっているかが大切ですからね。