記事の目次
- 1.壊れた&外れたファスナーの直し方とは
- 2.壊れた&外れたファスナーの直し方①構造を理解しよう
- 3.壊れた&外れたファスナーの直し方②鉛筆を使う
- 4.壊れた&外れたファスナーの直し方③洗剤を使う
- 5.壊れた&外れたファスナーの直し方④スライダーを取り外す
- 6.壊れた&外れたファスナーの直し方⑤ペンチを使う
- 7.壊れた&外れたファスナーの直し方⑥ペンチとスライダー
- 8.壊れた&外れたファスナーの直し方⑦布を噛んでしまった場合
- 9.壊れた&外れたファスナーの直し方⑧分厚い生地の場合
- 10.壊れた&外れたファスナーの直し方⑨閉めたのに開いたファスナー
- 11.壊れた&外れたファスナーの直し方⑩エレメントの構造を把握する
- 12.壊れた&外れたファスナーの直し方⑪エレメントを取る
- 13.壊れた&外れたファスナーの直し方⑫クリップを使う
- 14.壊れた&外れたファスナーの直し方⑬動画を見てみよう
- 15.壊れた&外れたファスナーの直し方を実践してみよう
壊れた&外れたファスナーの直し方とは
折角おしゃれな洋服や雑貨を買ったのに、ファスナーが壊れたり外れたりしてファスナーがずれた結果、閉まらない、使えなくなってしまった…なんて経験ありませんか。
何とか直そうとしても、1度壊れたり外れたりして閉まらない、ずれたファスナーを元に戻すことは至難の技。泣く泣く新しい洋服を買うことに…という経験は誰にでもありますよね。
ですが、こういったファスナーが壊れたり外れたり、ずれたという悲しい経験を何度も繰り返し過ぎると、そもそも、もうファスナーが付いていない物を買うしかないのではないか…と考えてしまう方も多いかと思います。
ですが実は、壊れたり外れたりして閉まらない、ずれたファスナーを見事に修復する直し方があるんです!
今回の記事では、そんな閉まらないずれたファスナーを直す、直し方のテクニックを余すところなくご紹介していきたいと思います♪
壊れた&外れたファスナーの直し方①構造を理解しよう
まずはファスナーという物が一体どのような構造になっているのかを理解するところから始めてみましょう♪
ファスナーの構造を知っているのと全く知らないのとでは、壊れたり外れたりして閉まらない、ずれたファスナーが直るか直らないかの結果がまるで変わってきます!しっかり理解しましょう。
ファスナーの構造はこちらです。
・エレメント(務歯)…エレメントとは、ファスナーが実際に閉じている部分、噛み込んでいる部分です。
・スライダー…エレメントを閉じさせる為にスライドする、引っ張って手で持つ部分です。
・テープ…左右のエレメントの外側にそれぞれ作られている布部分です。ファスナー専用の布が多く、素材はポリエステル繊維の物が多いそうです。
まずはこの、エレメント、スライダー、テープの3種類の名称と関係を大まかに頭に入れておきましょう。
壊れた&外れたファスナーの直し方②鉛筆を使う
エレメント、スライダー、テープの3種類の名称と関係が何となく理解出来たら、次はこのエレメント、スライダー、テープをどのように変化させれば、壊れたり外れたりして閉まらないずれたファスナーを直すことが可能なのかを一緒に見ていきましょう。
最初は鉛筆を使った、壊れたり外れたりして閉まらないずれたファスナーを直す方法をご紹介します!
まずは、ずれたエレメント部分(ファスナーが実際に閉じている部分、噛み込んでいる部分)に、鉛筆を使って直接なぞっていきましょう。
エレメント部分を鉛筆でなぞる時のコツは、鉛筆の黒鉛を潤滑油替わりだと考えて、エレメントとエレメントの間に油分を差し込むような感じでなぞっていくといいでしょう。
この直し方でエレメントとスライダーが少しでも動いてくれれば、壊れたり外れたりして閉まらない、ずれたファスナーが動くようになる可能性があります。
壊れた&外れたファスナーの直し方③洗剤を使う
鉛筆で、ずれたファスナーが元に戻らなかった場合は、洗剤を使用してみるのも手です!
洗剤は液体の石鹸でも代用出来ます。洗剤と石鹸は水と混ぜることで滑りが良くなるので、水と混ぜて、少し薄めて使用しましょう。
ティッシュなどの紙や布などに、水と混ぜた洗剤や石鹸を浸み込ませて、エレメントの部分に塗り込んで滑りを良くしていきます。
エレメントの部分の滑りが良くなると、スライダーが動きやすくなるので、壊れたり外れたりして閉まらない、ずれたファスナーが、この直し方で元に戻るかもしれません。是非実践してみてください♪