1987年に発表された"SMOOTH CRIMINAL"で、マイケルは体をまっすぐに伸ばしたまま、45度の角度でかかとから棒のように体を傾ける「ゼロ グラヴィティ」と呼ばれるダンスを披露しました。ゼロ グラフィティとは「無重力」という意味ですが、科学的にこの角度はできないはず、と公言した医者もいたほど。
実際は舞台に出たクギのようなものと靴をひっかけていて、マイケル・ジャクソンは特許も取得しているようですが、それでも筋力や体幹はかなり必要だそうです。いずれにしても世の中を驚かせたパフォーマンスでした。
ビリー・ジーン:月面歩行を模した「ムーンウォーク」
"BILLY JEAN"の楽曲でマイケル・ジャクソンさんが披露したのが、「ムーンウォーク」。足を交互に滑らし、前に歩いているように見せながら後ろに滑っていくダンスで、その不思議な動きにまたもや世界中の人が驚きました。キレのあるダンスと、不思議な動き...。そのカリスマ性は、他の追随を許しませんでした。
スリラー:14分に及ぶPVとゾンビダンスが話題に!
マイケル・ジャクソンさんの最大のヒット作の一つが"THRILLER"でした。映画を見に行った男女が、まさに映画で見たシーンが現実に起き、ゾンビたちに襲われるというストーリーの中で、マイケルはゾンビたちと一緒に踊り、歌いました。
そのプロモーションビデオは、それまで誰も思いつかなかった、正に映画のような世界観溢れるもので、後の数々のアーティストたちに大きな影響を与えました。楽曲も斬新で、新しい音楽の幕開けに、世界中の人々がワクワクしたのです。
マイケル・ジャクソンは今も人々を魅了していた!
マイケル・ジャクソンさんと言えば、その膨大な遺産相続の問題が度々報道されましたが、死亡時には借金を抱えられていたそうです。借金がなくなるどころか、今では資産が大変なことになっていると報道されていたので、ここでご紹介します。
米情報サイトRadarOnlineによると、死亡当時は5億ドル(約550億円)の借金を抱えていたマイケルさんだが、それから9年が経過した現在、会計士や弁護士らの尽力で資産が増大し、2016年には7億9000万ドル(約869億円)の年収があったという。
死後も多くの方に愛され、楽曲や映像がたくさん売れているという証拠に違いありません。マイケル・ジャクソンさんは、今でも多くの人たちを魅了し続けているのです。
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