志村けんの本名や生い立ちは？下積み時代や死亡説から現在までの軌跡

お笑い界の大御所・志村けんさん。今でも精力的にお笑い番組で活躍すると同時に、動物番組の司会業もしています。そんな志村けんさんは、お笑い＆音楽グループだったドリフターズ出身。家族や生い立ち、ドリフターズ加入前などをまとめました。

最終更新日: 2022年3月29日

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1969年、後に伝説となるオバケ番組「8時だョ!全員集合」がスタートします。「8時だョ!全員集合」は、一般の客席を開放した公開コント番組で、人気絶頂のアイドルたちがコントに挑戦することもあり、人気を博していました。

毎週土曜の夜に各地のホールから公開生放送が行われるというもので、停電で放送開始が遅れるなど生放送ならではのハプニングもありました。

1969年10月から1971年3月までの1年半と、1971年10月から1985年9月までの14年間、合計15年半の間放送された長寿番組でした。

ドリフターズに加入し一躍大スターに！

志村けんさんのドリフターズ正式加入については、当時のファンから賛否両論が巻き起こったといわれています。当時、付き人の中で一番人気があったすわしんじさんの加入が期待されていたため、その反発で志村けんさんは当初ファンに認められていなかったのだそう。

ドリフターズ正式加入後、しばらく伸び悩んでいた志村けんさんですが、「8時だョ!全員集合」で才能を開花させます。

「東村山音頭」をはじめ、「ヒゲダンス」や替え歌ネタ「カラスの勝手でしょ～♪」などを、日本中の子供たちが真似し、志村けんさんは一躍大スターへの階段を駆け上ったのです。

「志村けんのバカ殿様」など多くの冠番組を持つように

ドリフスターズのエースとして、ヒットを飛ばし続けていた志村けんさん。「8時だョ!全員集合」放送終了後は、加藤茶さんとの「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」や、ソロでの「志村けんのだいじょうぶだぁ」など人気番組に出演し続けます。

この頃から、ドリフターズ以外のタレントやお笑い芸人とも活動するようになり、「志村けんのバカ殿様」シリーズが誕生。白塗りに派手な着物のお殿様を演じ、お茶の間に笑いを運びました。

現在は動物好きな一面を生かして、動物番組の司会などでも活躍しています。

志村けん死亡説が浮上するが現在も冠番組で活躍中！

1996年、「志村けんさんが死亡した」という噂が全国的に流れました。

当時はインターネット普及前。芸能人の噂はテレビやラジオ、週刊誌や新聞などのマスメディアが報じるか、人から人へと伝わる伝聞しかありませんでした。にも関わらず、短期間で全国的にこの噂が駆け巡ったというのは驚くべきことですね。

こういった噂はいくつかの種類があるもので、このときも「群馬県でゴルフ中に急性心筋梗塞を起こした」、「ヘビースモーカーで肺がんになった」、「尾瀬を観光中、尾瀬沼に落ちて溺死した」、「栃木の国道で交通事故死」など、多岐に渡る死因が噂されました。

志村けんさんが入院中だとされた医療機関が「志村さんは入院していません」と声明を出し、志村けんさん本人がインターホン越しに取材に応えたことで騒ぎは収束しました。

お笑いの第一線で活躍し続ける「志村けん」の今後に注目！

現在、大御所となってからも積極的に若手芸人たちとコメディ劇を演じ、お笑い芸人としての矜持を持っている志村けんさん。これだけの地位を築いていながらお笑い一筋で生きているなんて、素敵ですよね。

志村けんさんは生来の照れ屋で「自分のことを話すのは苦手」なんだとか。現在もトーク中心のバラエティにはあまり出演していません。また、お笑いの中でもコントという形式に思い入れがあるため、自身の冠番組でもコント番組がメインです。

飄々としているようで熱いハートを持っている志村けんさん。今後も安定した笑いを届けて欲しいですよね。これからも、志村けんさんの活躍に期待しましょう！