④トレーシー・オースチン(アメリカ)
名前:トレーシー・オースチン(Tracy Austin)
生年月日: 1962年12月12日 (年齢 56歳)
出身地: アメリカ合衆国 カリフォルニア州 パロス・ヴェルデス・ペニンシュラ
四大大会での優勝は全米オープンで2回、世界ランキング最高位は1位で、通算勝利数は348勝利でした。
数字こそ歴代最強ランキングのベスト5にしては見劣りしますが、トレーシー・オースチン選手は16歳のプロデビューという早熟な天才少女型で、女子テニス界の低年齢化の火付け役的存在でした。
しかし、早熟の天才型選手にありがちな「燃え尽き症候群」的な兆候が20歳を迎える頃には訪れており、21歳の誕生日を迎える頃、現役引退を表明しました。
テニス選手としてのキャリアはとても短いものでしたが、テニス界に残した功績は大きく、1992年には国際テニス殿堂入りを果たしています。
③セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)
名前:セリーナ・ウイリアムズ(Serena Williams)
生年月日: 1981年9月26日 (年齢 38歳)
出身地: アメリカ合衆国 ミシガン州 サギノー
体重: 70 kg
シングルス、ダブルスを通じてのキャリアグランドスラムの達成、四大大会通算優勝回数は歴代2位の23回など、圧倒的な強さを誇って史上最強の女子テニスプレーヤーとしてあげられる一人です。
それまでの女子テニスの概念を打ち破るほどの衝撃だったパワーテニスを持ち込み、姉のビーナス・ウイリアムズ選手とともに、一時代を築きました。
②シュテフィ・グラフ(西ドイツ)
名前:シュテフィ・グラフ(Steffi Graf)
生年月日: 1969年6月14日 (年齢 50歳)
出身地: ドイツ マンハイム
配偶者: アンドレ・アガシ (2001年から)
生涯通算成績: 1073勝187敗
1988年、シュテフィ・グラフ選手は年間グランドスラムを達成し、その年のソウルオリンピックに出場しては金メダルを獲得しました。メディアはこの偉業を「年間ゴールデン・スラム」と呼び讃えました。
この偉業は男女通じて唯一、シュティ・グラフ選手だけが達成しています。四大大会の通算優勝回数は歴代3位の22回で、世界ランキング1位の在位「377週」は男女通じて最長記録となっています。
卓越したフットワーク、力強いフォアハンド、よく滑るバックハンドスライスと、どれをとっても一級品のテクニックで他の追随を許しませんでした。
現役引退後に、男子テニスのスーパースター、アンドレ・アガシと結婚します。テニス界での世紀のビッグカップル誕生に世界が祝福を送りました。
①マルチナ・ナブラチロワ(チェコスロバキア)
名前:マルチナ・ナブラチロワ(Martina Navrátilová)
生年月日: 1956年10月18日 (年齢 63歳)
出身地: チェコ プラハ
デビュー年: 1973年
生涯通算成績: 2189勝362敗
四大大会通算優勝回数は18回で、キャリアグランドスラム達成者、またウインブルドン選手権では圧倒的な強さを誇り、大会史上最多の9度の優勝を記録しています。
そして何より驚異的なのは、ツアー通算優勝回数が2189勝という前代未聞の記録を打ち立てていることです。女子テニス界の左利きの代名詞的存在で、特にネットプレーでは際立った強さを誇りました。
ライフスタイルではベジタリアンであることを明らかにし、勝利を量産していた時期も野菜中心の食生活であったことがわかっています。
マルチナ・ナブラチロワ選手の勝利への執念とストイックな精神を保ち続けた選手でもあります。「『勝敗は大切ではない』という言葉を使いたがるのは常に敗者だ」という名言も残されています。
女子テニス最強選手のプレイは迫力満点!
女子テニス歴代最強選手ランキングはいかがでしたでしょうか?女子といえども男子に負けない迫力満点のプレイも女子テニスの醍醐味のひとつです。そんな女子テニスの世界にぜひ、ご注目ください♪