億越え多数！脱税をしたことのある芸能人&有名人衝撃度ランキングTOP17！

美容やダイエットをうたい文句にした健康食品・青汁商品を手掛け、「青汁王子」としてメディアに登場していた三崎優太さん。

2015年と2017年に架空の宣伝費を計上し、所得5億1,000蔓延を隠し、1億8,000万円を脱税した疑いで、2019年に逮捕されました。有罪判決を受け、執行猶予付きの懲役2年の判決を言い渡されています。

故・野村克也監督の妻である、故・野村沙知代（のむらさちよ）さん。「サッチー」と呼ばれ、毒舌キャラで1990年代にワイドショーを賑わしました。

2001年、5億6,800万円の所得を隠していたという野村沙知代さん。法人税・所得税あわせて2億1300万円の脱税をしていました。

このときの手口は、全夫との間に生まれた次男・ケニーさんへ高額の役員報酬を支払っていたという形が取られていました。しかし、ケニーさんと野村沙知代さんはずっと親子断絶状態にあったんだそう。

野村沙知代さんはケニーさんに脱税の口止めを要求する電話をかけましたが、その会話内容の録音データが捜査当局に提出され、マスコミによって暴露され、野村沙知代さんの逮捕に至ったとされています。

法廷では担当税理士の責任をほのめかすなどしていた野村沙知代さんですが、起訴事実を認め、執行猶予付きの有罪判決を受け、罰金2,100万円を支払っています。さらに、夫である故・野村克也監督は監督辞任に追い込まれました。

桂小軽（かつらおかる）さんは、上方落語の落語家です。

2015年、和歌山県の社会福祉法人への寄付を装い遺産相続の脱税を行ったとされ逮捕された一般人男性に対し、脱税を示唆したとして逮捕されました。このときには起訴猶予処分となりましたが、落語協会に退会届を提出し、所属する吉本興業からも退社しています。

桂小軽さん本人は「長年のタニマチから、相続税について相談され、人を紹介した。金銭を受け取っていない」と語っていますが、逮捕された男性と毎晩のように豪遊する姿が目撃されていたため、桂小軽さんも共犯とされたようですね。

1990年代、次々にミリオンヒットを飛ばし「時代の寵児」と言われた小室哲哉（こむろてつや）さん。そもそもはTM NETWORKというユニットのキーボーディストで、ユニット解散後も自身のプロデュースするアーティストと共にテレビ番組に出るなど、プレイヤーとしての側面が強いままでした。

TM NETWORK時代から日本に数台しかない高価な電子楽器を所持したり、豪邸や高級車を持っているエピソードに事欠かず、「稼いだお金がどこへ行っているのか分からない」と発言したこともありました。

次第にヒット曲に恵まれなくなり、さらに海外での投資詐欺被害にも遭い、前妻と子供への支払いもかさみ、金銭的に追い込まれた小室哲哉さんは、国内男性に自身の制作した楽曲の著作権を売り渡します。

しかし、実際に著作権を持っていたのは小室哲哉さんではなかったため、2008年、詐欺の加害者として起訴され、有罪判決となりました。

さらに同年、住民税4,000万円を滞納したとして差し押さえ処分を受けています。1997年には11億を納税していた小室哲哉さんですが、わずか10年での転落劇でしたね。

小室哲哉さんは、2018年に不倫が発覚。難病に倒れた妻・KEIKOさんの存在もあり大バッシングを受け、表舞台からの引退を発表しました。

いかがでしたでしょうか？国内外問わず多くの有名人が脱税をして罪に問われているんですね。

一般人からすれば「儲けているのだから、ちゃんと納めてもたくさん残るのに」と思ってしまいがちですが、「自分で稼いだ金をどうして国に持っていかれるんだ？」という考えの人も未だに多く、脱税のニュースは後を絶ちません。

また、意図的にではなく、単なる知識不足から脱税という結果を招いてしまうケースも多くあります。税金関係の手続きは難しいため、プロに税理士を雇って任せている資産家がほとんどですが、そもそも税理士に収入や資産を申告していないと、いくらプロの税理士がいても脱税という結果になってしまいます。

税金に関する知識と、納税は当然という感覚の両方を備えてなくてはならないんですね。

有名人と比べて収入が少ないため話題になることはありませんが、我々一般人の間でも申告忘れで脱税をしてしまっているケースはひんぱんに起きています。遠い世界の話ではないので、私たち一般人も気を付けましょうね。