タイトル:ピンポン
原作: 松本大洋
監督・シリーズ構成・脚本・絵コンテ:湯浅政明
アニメーション制作:タツノコプロ
制作: アニメ「ピンポン」製作委員会
原作は日本の稀代のヒットメーカー、松本大洋さん、そして監督もヒット作請負人と呼んで過言ではない湯浅政明さんで、卓球に魅了された高校生のスポーツアクションアニメが実現されました。舞台となった神奈川県藤沢市の街角もリアルに描き出され、物語は背景画とともに、エバーグリーンな輝きを放っています。
テーマが深い!おしゃれな色彩で大人向けの個性的なアニメ第10位~4位
第10位:ローリングガールズ
タイトル:ローリング☆ガールズ
ジャンル:青春
監督:出合小都美
アニメーション制作:WIT STUDIO
製作 :「ローリング☆ガールズ」製作委員会
大ヒットアニメーション作品『進撃の巨人』を制作したWIT STUDIO初のオリジナルテレビアニメ作品です。全編にTHE BLUE HEARTSへの愛着が見られるのが特徴です。
街および世界の平和を守る自警団を自称する少女たちが、魔物、ロボットなどの悪に立ち向かう悪戦苦闘の様子を描く、ファンタジーアニメです。なぜか日本各地のご当地色を強調する作品が受けて、大人気アニメの仲間入りを果たした個性派です。
略称は『ロリガ』。タイトルは「ローリング☆ガールズ」であるが、しばしば「ローリング ガールズ」とも表記されることが多い。タイトルロゴには英字で「Rolling, Falling, Scrambling Girls. For others. For themselves. Even if they’re destined to be a"mob".」と併記されている。
監督は『銀の匙 Silver Spoon』第2期の出合小都美、脚本は『戦国BASARA』シリーズ等のむとうやすゆき、キャラクター原案は『TARI TARI』のtanu、キャラクター設定は『ハル』の北田勝彦がそれぞれ担当している[4]。ナレーションは関智一が担当している。
キャッチコピーは「King Of Rookie」。
テレビアニメ放送に先駆け、マッグガーデン『月刊コミックガーデン』他にてコミカライズがなされている。
第9位:LUPIN the Third -峰不二子という女-
タイトル:LUPIN the Third -峰不二子という女-
原作:モンキー・パンチ
監督:山本沙代
クリカンルパンが活躍する往年のヒットシリーズ<ルパン三世>から、美しくも妖しいヒロイン・峰不二子を中心に据えたアニメ作品です。次元大介、石川五ェ門、銭形警部といったおなじみのキャラクター陣も大暴れし、火花がスパークするような作品に仕上がっています。
第8位:空中ブランコ
タイトル:空中ブランコ(くうちゅうぶらんこ)
原作:奥田英朗
アニメーション制作:東映アニメーション
制作:空中ブランコ製作委員会
医療の現場を描くリアルな物語構成と人間ドラマもさることながら、本作は『ハイブリッド・アニメーション』と銘打たれ、アニメと実写映像を織り交ぜた画面構成とされ、話題となりました。医療解説に福井謙二アナウンサーが登場するなど、自由闊達な作風が人気でした。
第7位:化物語
タイトル:化物語(ばけものがたり)
原作:西尾維新
監督:新房昭之ほか
アニメーション制作:シャフト
製作:アニプレックス、講談社、シャフト
人気絶頂のライトノベル作家、西尾維新さんの原作が同名タイトルでアニメ化されました。手描きのアニメーションを中心としながら、時に実写やCGをインサートして物語を展開していくなど、個性的な絵作りも話題となりました。物語の舞台は架空の場所ですが、描かれる橋や建物は、日本に実在する実際の風景がリアルに描かれており、作中、ロケ地を当てるのも楽しみのひとつとなりました。
第6位:モノノ怪
タイトル:モノノ怪
ジャンル:ホラーアニメ
アニメーション制作:東映アニメーション
製作:モノノ怪製作委員会
放送局:フジテレビ系列
フジテレビ系列「ノイタミナ」枠の第8作目として登場したホラーアニメ作品です。江戸時代をモチーフとした世界観を舞台に、さまざまに個性的なもののけたちが登場し、主人公である薬売りと対峙していく物語です。キャラクター画には、水墨画や表現主義絵画、キュビズム時代のピカソの作風などが参考として取り入れられ、作品世界の美術的クォリティを大いに高めることに成功しました。
第5位:カイバ
タイトル:カイバ
ジャンル:SF
原作:湯浅政明/マッドハウス
監督:湯浅政明
音楽:吉田潔
アニメーション制作:マッドハウス
製作:カイバ製作委員会
放送局:WOWOW
天才・湯浅政明さんによる個性的なアニメーション作品です。タイトルの「カイバ」とは「人体の脳を構成する器官「海馬」のことで。本作では「記憶」をモチーフに物語が展開していきます。作画は手塚治虫作品のような線画のはっきりとした味わいがあり、レトロなアニメファンをも大いに喜ばせました。