休校によるおこもり親子にもおすすめ!
新型コロナウイルスの影響で、おこもりとならざるを得ない親子が急増中、学校へ行けずに親も子も途方に暮れているとの声が多く聞かれるこの頃ですが、こんな時こそ、親子で楽しめる読書に挑戦してみてはいかがでしょうか?
今回は、WEBでさまざまな書籍情報を発信しているサイトから、おこもり親子におすすめの児童書・絵本をピックアップしました。お気に入りの本を手にとって、おこもりでも有意義な時間を過ごしましょう。
≪ランキング集計概要≫
ハイブリッド型総合書店honto(honto サイトの本の通販ストア・電子書籍ストアと、丸善、ジュンク堂書店、文教堂)でジャンル「絵本・児童書」の書籍の全年代における購買冊数のランキングを抽出。<集計期間:2020 年 1 月 1 日~2020 年 3 月 10 日>
今年読まれている児童書・絵本ランキングTOP10!
第10位:どっちが強い!? ゾウアザラシ vs ホッキョクグマ 氷上のドデカ対決
ジノ、ブラックインクチーム(まんが)、坂東元(監修)/ KADOKAWA
北極代表ホッキョクグマと、南極代表ゾウアザラシの最強王者を決める決定戦!という設定の手に汗握る大バトルが描かれたまんが科学本です。バトルアクションのダイナミックな表現は、アクション漫画が好きな男の子に特に人気の高い一作です。
本作は、KADOKAWAから出版されている「角川まんが科学シリーズ」の人気企画<生物対決シリーズ>の第21弾です。読んでタメになるし、笑えるしで一挙両得。良質な教養まんがです。
第9位:四つ子ぐらし5 上 初恋の人の正体 (角川つばさ文庫)
ひのひまり、佐倉おりこ(イラスト)/KADOKAWA
角川つばさ文庫から出ている、小学校低学年向けライトノベルといった趣の作品です。主人公の少女の初恋の男の子が、アイドルとしてデビューしたことから、穏やかな日常がソワソワドキドキに変化していくという甘酸っぱい初恋物語です。
お母さんも幼かった少女時代を思い出して楽しめるかも?思春期を迎える娘さんと一緒に読み始める本としては、最適な作品です。
第8位:カラコロピタン! レゴブロックで作るからくり装置
パット・マーフィー、みずしまぱぎい(訳)/ポプラ社
付属のレゴブロックでからくり装置を作りながら、物理の基礎を学ぶことができる知育トイブックです。スタートからゴールまでの道筋を想像して作っていくので、自分の頭で考える癖が身につきます。大人も子供と一緒になって楽しめます。
Amazonランキングの子供向け洋書部門でベストセラー第1位を記録し、今最も多く読まれている良質な児童書のひとつとして話題となっています。
第7位:ロウソクの科学 世界一の先生が教える超おもしろい理科(角川つばさ文庫)
ファラデー(原作)、平野 累次、冒険企画局、上地 優歩(絵)/KADOKAWA
ノーベル化学賞を受賞した吉野彰(よしのあきら)博士(旭化成名誉フェロー)も読んでいたと言われるまんが科学本がこの一作です。また2016年のノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典(おおくまよしのり)さんも、子どものころに読み耽り、科学者を志すきっかけになった本が、このファラデーの『ロウソクの科学』です。
角川つばさ文庫版の本作は理科の定番の法則として知られるファラデーの「ロウソクの科学」を、小学生に向けてわかりやすく解説した一冊となっています。これを読むことで、科学の分野がより身近になり、理系の思考も身につくことでしょう。親しみやすい教育本です。