「りん」の名前のイメージ
「りん」という読み方の名前は響きが凛として美しく、可憐なイメージがありますよね。人気の名前ランキングでも常に上位にその漢字が使われています。
「凜」や「凛」など漢字一文字から漢字二文字を使って当て字で「りん」と読ませる名前まで様々です。そして使われる漢字によって、微妙にイメージが異なるので、今回は「りん」という漢字について詳しくみていきましょう。
『凜』と『凛』の違いや名づけによいのはどっち?
「りん」と読む漢字の中でもっとも多く名前に使われるのが「凜」です。意味には「冷たい。りりしい。身が引き締まるさま」とあり、名前に使う場合には「芯があって、まっすぐ素直な人になれるように」という想いが込められます。
また似た漢字に「凛」があります。これは「凜」の異体字で、意味や込められる想いは「凜」と同様です。また画数もどちらも15画と同じなので、姓名判断的にも違いはありませんが、「凛」の方が新字のため若干人気が高いようです。
その他の一文字で「りん」と読む漢字
「りん」と読む漢字は他にもたくさんあります。
・「細やかな気配りができる人になれるように」という意味を持った「厘」
・「周りの人に愛される人になれるように」という意味を持った「鈴」
・「物事に動じない適切に対応できる力を持った人になれるように」という意味を持った「臨」
同じ響きでも漢字によって意味は様々です。
二文字で「りん」と読む漢字
一文字で「りん」と読ませる漢字はどれも凛々しく素敵ですが、最近は二文字で「りん」と読ませる当て字も人気です。例えば以下のようなものがあります。
・凛々しさと優しさを兼ね備えた「利音」
・強さと繊細さを感じさせる「力絃」
そして女の子の場合は以下のようなものがあります。
・落ち着いた心を持った人になるようにという願いが込めらた「里心」
・鈴の音色のような美しく可憐な人になれるようにという願いが込められた「鈴音」
当て字なので読み方に迷ってしまうものも多いですが、それだけに個性を感じさせるものばかりですね。
「りん」という名前の芸能人・有名人
それでは最後に実際に「りん」という読み方の漢字が名前に含まれている芸能人をご紹介してみましょう。その人の印象と名前のイメージはぴったり一致しているでしょうか?!
・高梨臨(女優・モデル)
・菊池凛子(女優)
・椎名林檎(歌手)
・こずえ鈴(タレント)
どの方も個性的な中にも凛とした美しさと真っ直ぐな芯を感じさせる人ばかりではないでしょうか?