「こはる」のイメージ
近年古風な名前の人気が高まっています。落ち着きがあり日本人らしい印象のある古風な名前はとても素敵で、多くの方に馴染み深いものとなっていますよね。なかでも、女の子の古風な名前として人気が高まっているのが「こはる」です。
「こはる」はその名前の響きの通り、穏やかな春の日を連想させるような、暖かく可愛らしい印象のある名前です。その可愛らしいイメージから、そのままひらがなで「こはる」と名付ける方も多く、まさに柔らかい印象があり女の子にぴったりです。
ですが、漢字の組み合わせによっても名前に込められる意味やイメージは大きく変わります。以下で、「こはる」という名前の漢字の組み合わせについて様々ご紹介していきます。ぜひあなたのお子さんにぴったりな名前を付けてあげてくださいね。
あたたかなイメージの『春』を使った名前
「こはる」という名前を聞いて、まず最初に季節としての「春」を思い浮かべる方も多いでしょう。名前に生まれた季節やその日の天候や様子を取り入れる方は多く、特に春夏秋冬の季節の漢字は名前に使う上でもぴったり。男の子にも女の子にも使われます。
そのなかで春に生まれたお子さんに「春」という漢字を使う方は多く、春生まれだ、というイメージを持たせると同時に、穏やかな春のように実り豊かで穏やかな様子を表す名前として、その漢字から連想させるイメージも素敵なものとなります。
また、春の場合は「小春日和」という春の穏やかな天候を表す言葉もある通り、「こはる」という名前との親和性もバッチリ。そのことからも「春」を使った「こはる」という名前は多くの方に親しまれています。以下で、その名前のバリエーションについてご覧ください。
小春、乎春、來春、倖春、光春
冴春、向春、呼春、好春、子春
己春、幸春、心春、志春、木春
杏春、来春、湖春、琴春、紅春
「小春日和」という言葉通り、そのまま「小春」と名付けるのも素敵ですが、そのほかにも「こはる」という漢字には様々な組み合わせがあります。「心」「幸」のように、心優しい女の子になって欲しい、幸せになって欲しいという願いを込めて名付けることもできます。
そのほかにも、植物の「杏」「木」を使って冬を越え、穏やかで植物が健やかに育つ様子を合わせて「こはる」と名付けるなど、その種類は様々。ぜひあなたのお子さんにぴったりな「こはる」という名前を名付けてみてくださいね。
前向きなイメージの『希』を使った名前
「こはる」という名前は多くの場合「こ・はる」と分けて漢字を当てはめることが多く、この「こ」の部分に当てはめられる漢字として近年人気が高いのが「希」です。一般的には「き」と読む漢字ですが、人名訓読みでは「こ」とも読むことができます。
明るく前向きなイメージがあり、まさに希望に満ちた人生を送って欲しい、という気持ちを込めて「希」を使って「こはる」と名付けることもでき、可愛らしく、明るい女の子にぴったりな名前だと言えます。以下でその漢字の組み合わせをご覧ください。
希晴、希遥、希榛、希桜、希治
希暖、希温、希陽、希花、希華
希晏、希美、希絢
このように、「桜」「花」を始め、女の子らしいイメージにぴったりな漢字を使うことで、「こはる」と名付けることもできます。字面でも可愛らしい印象の名前を付けたい方に人気の名前ですね。明るく、春の晴れた日のように穏やかな女の子に育って欲しいという願いにぴったりです。
広大なイメージの『悠』を使った名前
近年「はる」と読む漢字で男の子・女の子共に人気が高まっているのが「悠」という漢字です。「ゆう」とも読むことができる漢字で、性別を問わず様々な名前に組み合わせることができる漢字ですが、もちろん「こはる」という名前にもぴったり。
「悠」という漢字には、穏やかで清らかな水・川の流れを表す意味が込められています。その意味から、心穏やかで清らかな姿をイメージさせる名前の漢字として知られており、近年の名付けランキングでも上位に食い込む漢字として知られています。
その「悠」を使った「こはる」という名前についてご覧ください。
小悠、乎悠、來悠、倖悠、光悠
冴悠、向悠、呼悠、好悠、子悠
己悠、心悠、志悠、幸悠、木悠
杏悠、来悠、湖悠、琴悠、紅悠
このように、「悠」に合わせて様々な「こ」と読む漢字を組み合わせることで、様々な意味を持つ「こはる」という名前をつけることが出来ます。「悠」は穏やかな川の流れを表す漢字なので、同じく水をイメージする「湖」を組み合わせるのも素敵ですね。
そのほかにも、女の子らしい名前をつけたい場合は「琴」「紅」など、女の子らしい漢字を組み合わせて「こはる」と名付けるなど、様々な組み合わせ方があります。
かわいらしいイメージの『恋』を使った名前
特に女の子らしくて可愛い名前をつけたいという場合は、「恋」を使って「こはる」と名付けるのも素敵です。人名では「こ」と読まれることの多い「恋」は、そのまま恋愛をイメージさせ、周囲の方から愛されるような素敵な女の子になって欲しい、という意味を込められます。
「恋」は素敵な人との恋愛や結婚だけに直結するものではなく、人との縁を表す漢字でもあります。周囲の人に恵まれた女の子になって欲しい、という意味でも「恋」という漢字は名前に使われることも多いです。
恋晴、恋遥、恋榛、恋桜、恋治
恋暖、恋温、恋陽、恋花、恋華
恋晏、恋美、恋絢、恋青
このように、同じく女の子らしい、可愛らしいイメージのある漢字を使って「こはる」と名付けられることが多いです。「花」「美」など、「恋」という漢字と合わせて可愛らしい印象のある漢字を組み合わせて、字面も可愛らしい名前を名付けましょう。