公開日/製作国:1998年5月23日/日本
監督:伊藤俊也
主演:津川雅彦
内閣総理大臣兼陸軍大将・東条英機が敗戦後A級戦犯として逮捕されたのち、プライドをかけて真実を追求する姿を描いた作品です。
戦犯とされた彼の、日本を愛する心や国を守り抜こうとする意志が、人間の尊厳を強く映し出しています。
おすすめの歴史映画ランキング第33位:俺は、君のためにこそ死ににいく
公開日/製作国:2007年5月12日/日本
監督:新城卓
主演:徳重聡
製作総指揮に石原慎太郎氏を迎え製作された映画です。若き特攻隊員と、特攻隊員たちを見送り続けた実在の人物鳥濱トメの心情を悲しくも美しく描いています。死にゆく者、生き残る者、それぞれが抱える不安や悲しみが痛いほどに伝わる映画となっています。
おすすめの歴史映画ランキング第32位:日本のいちばん長い日
公開日/製作国:2015年8月8日/日本
監督:原田眞人
主演:役所広司
1945年7月、連合国から無条件降伏を突き付けられた日本。広島と長崎は原子爆弾による甚大な被害を受け、ポツダム宣言の受諾に対する閣議が執り行われます。しかし、水面下では終戦自体を認めない若き将校によるクーデターが計画されていたのでした。
戦争が日本にもたらしたものは何だったのか、戦争により何を失い何を手にしたのか。今一度考えさせられる作品です。
おすすめの歴史映画ランキング第31位:リバティーン
公開日/製作国:2006年4月8日/イギリス
監督:ローレンス・ダンモア
主演:ジョニー・デップ
17世紀に実在した才能豊かな宮廷詩人ジョン・ウィルモットを人気俳優のジョニー・デップが演じています。
追放されていたウィルモットがロンドンに戻ってからの、3人の女性たちとの愛を描いています。33歳という若さで亡くなった彼の自由奔放な人生の裏に隠された孤独に胸が苦しくなる作品ではないでしょうか。
おすすめの歴史映画ランキング第30位:南極物語
公開日/製作国:1983年7月23日/日本
製作:古岡滉 、鹿内春雄 、蔵原惟繕
主演:高倉健
悪天候により、置き去りにせざるを得なくなった15匹の犬と、何とかして救おうとする南極隊員たちの物語です。
残された犬たちの過酷な環境と生きるための戦いは凄まじく、次第に頭数も減っていきます。思い出の地で息絶える犬、シャチに襲われ死んでいく犬…。
南極隊員の潮田と越智が救いに駆け付けた時にはすでにほとんどの犬は無情にも亡くなっていました。しかし、たった2頭、奇跡的に生き抜いた犬が居たのです。愛と感動の物語となっています。
おすすめの歴史映画ランキング第29位:アンナと王様
公開日/製作国:2000年2月5日/アメリカ
監督:アンディ・テナント
主演:ジョディ・フォスター
未亡人のアンナは、王子の教育係としてバンコックを訪れます。モンコック王はアンナを信頼し、公私ともに密かに心を通わせるようになるのでした。その後、王朝に起きたクーデターで王を救ったアンナでしたが、最後までふたりが想いを口にすることはありませんでした。
ふたりで踊るダンスで愛情表現がなされるという、美しく大人な雰囲気がとても素敵な映画となっています。
おすすめの歴史映画ランキング第28位:キングダム・オブ・ヘブン
公開日/製作国:2005年5月14日/アメリカ・イギリス・ドイツ・スペイン合作
監督:リドリー・スコット
主演:オーランド・ブルーム
十字軍に入隊すべくエルサレムへと旅立ったイベリンの領主の息子バリアン。苦難の末たどり着いたエルサレムの王はすでに病床にありました。
王の姉・シビラと恋に落ちたバリアンですが、道ならぬ恋であったこともあり、病床の王に王位継承話を持ち掛けられますが辞退します。そして、十字軍の呼びかけに耳を傾けることなく、シビラと共にエルサレムを後にするのでした。
騎士の恋の行方は、決して幸せな事ばかりではないという切なさの詰まった映画です。
おすすめの歴史映画ランキング第27位:アマデウス
公開日/製作国:1985年2月2日/アメリカ
製作:ソウル・ゼインツ
主演:F・マーリー・エイブラハム
ウィーンに生まれ育ち、35歳の若さで亡くなった誰もが知る偉大な音楽家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの生涯を描いたミュージカル映画です。
精神病院へ入れられた作曲家・サリエリとモーツァルトとの関係、そしてサリエリの苦悩とは?!モーツァルトの存在は、その時代の音楽家にどれだけの影響力をもたらしたのかが豪華な舞台劇となって魅了してくれます。
おすすめの歴史映画ランキング第26位:始皇帝暗殺
公開日/製作国:1998年11月14日/日本・中国・フランス
監督:チェン・カイコー
主演:コン・リー
秦の始皇帝の暗殺計画に関わった世にも美しい趙姫と、暗殺者・荊軻との愛と、政治にまつわる恐ろしい画策が描かれた作品です。偽の暗殺計画を企てたり、陰でドロドロした恋愛があったり、自分なりの「正義」で動く人物像が見どころです。