「仕事で帰宅した後にサッと作ってブエノチキンを味わいたい!」という人には、オーブンを使ってじっくり焼き上げるのは難しいです。一人暮らしで食べきれないという人や、そもそもオーブンを持っていないという人も困りますよね。
そこで、フライパンを使って気軽に作ることができる「ブエノチキン風」レシピを紹介します。丸焼きと比較すれば劣るかもしれませんが、食事の時間にブエノチキンを簡単に再現できるのでおすすめですよ。
材料
- 鶏もも肉……………1枚(骨付きの手羽やもも肉でもOK)
- ニンニク……………1かけ(チューブでもOK)
- ハーブミックス……小さじ1
- オレガノ…………2.5g
- 醤油…………………小さじ1
- 酢……………………小さじ1
- 油……………………少々
ジューシーな肉汁を味わいたい人には鶏もも肉、ダイエット中やさっぱりした味わいを好む人は鶏むね肉がおすすめ。「ブエノチキンにかぶりつきたい!」という人には骨付きの手羽やもも肉を選びましょう。
自由に選べるのが手料理の特権です。好みのお肉を使って美味しいブエノチキンを作りましょう。
下味
ニンニクを刻んで半分をビニール袋に入れて鶏肉入れます。続けて、ハーブミックス、醤油、酢、油を加えてよく揉み込んで約30分馴染ませましょう。
馴染ませる時間すらもどかしいという人は、あらかじめ鶏肉を一口大に切ってから材料を加えて揉み込んでください。約10分程度置くだけで味を染み込ませることができます。
作り方
フライパンに油を入れて、残りのニンニクを加えます。ニンニクの香りが立ってきたらいよいよ鶏肉の出番です。フライパンに皮目を下にして鶏肉を並べましょう。強火の火力で、皮目を焼きつけることでパリッとした食感に仕上がります。
香ばしい焼き色がついたら、裏返して蓋をしてください。火力は中火に変えて、じっくりと鶏肉の中まで熱を通します。蒸らすように焼き上げることで、ジューシーな肉汁を閉じ込めてしっとりとした食感を再現できます。
中心まで焼きあがれば完成です。丸鶏に下味をつけてオーブンで焼き上げるブエノチキンと比較するとかなりの時短で完成します。ご飯にも合うので夕食のメイン料理にもピッタリです。
お酒のお供にするならよりパンチを効かせて、柚子胡椒や七味を振り返るのもおすすめ。そのままでも美味しいブエノチキンを、味変してさらに楽しむことができますよ。
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食べた後の骨も活用?!
食べ終わった骨や保存容器に残ったタレは捨てないでください。ある程度いっぱいになったら煮込むだけで美味しいコンソメスープを作ることができます。
材料は作ったブエノチキンの骨全てと水だけ。水は骨500g(=鶏ガラ1羽分)に対して1000~2000㏄用意します。
手順は簡単。ブエノチキンの骨を鍋に入れ、浸る程度の水を入れます。じっくりと弱火にかけてコトコトと煮込んでください。アクが浮いてきたらその都度取り除きましょう。約30分ほど煮込んで黄金に輝く出汁が出たら完成です。
骨を煮込む際に、お好みでキャベツやタマネギなどの野菜を加えても美味しいですよ。チキンの旨味だけでなく野菜の甘味が加わることで美味しさがUPします。
本来は手間のかかるコンソメスープが、食べ終わって捨ててしまう骨を活用することで短時間で完成します。美味しさも太鼓判、ブエノチキンを食べるときにはぜひ試してくださいね!
再現レシピでお家でも贅沢気分♡
沖縄の人気の味が自宅でも手軽にチャレンジできるとは驚きです。再現レシピであれば、家に居ても贅沢な気分で食事を楽しむことができますよ。
美味しいブエノチキンは冷蔵庫で2~3日保存可能。お肉を食べ終わった骨まで美味しい出汁として楽しめます。紹介したレシピを参考にして、家庭で再現してみましょう!