『大和』という名前の意味やイメージ｜同じ読み方の漢字もご紹介

あなたは「大和」という名前からどのようなイメージを思い浮かべますか？

「大和」という言葉は日本の古称でもあるため、きっと日本男児らしい侍のような人物を思い描いたのではないでしょうか。かといって古臭いイメージもなく、実際に名前ランキングでもいまだに毎年上位にランクインしている、人気の名前なんです。

今回はそんな「大和」という名前について、その意味やそこに込められる願いをご紹介します。そして「やまと」という読み方の別の漢字を使った名前も合わせてご紹介します。

親になるとまずは我が子に名前を付けなければなりません。お子さんのイメージや、その子の将来に対する期待などが相まって、どんな親でも名付けには悩むものです。

そんなときにこの記事を役立てていただければ幸いです。お子さんのことを思い浮かべながら、ゆっくりとご覧ください。

先ほどもご紹介したように「大和」というのは、日本の古い呼び方です。元々は現在の奈良県内に当たる大和と呼ばれる地域にヤマト王権があったことに由来します。

最初は「倭」と表記していたそうですが、その後、国名は好字を二字用いることが定められたことから、「倭」と同音の好字「和」に「大」を組み合わせて「大和」とし、「やまと」と読むように取り決められました。

「大」という漢字には、「おおきい、おおい」や「すぐれた」という意味、そして、敬いの意として上に添たり、尊敬の意を添える接頭語としても使われます。成り立ちは、人が両手を広げて立っている姿を象ったものだそうです。

そして「和」という漢字には、「やわらぐ、やわらげる」、「なごむ、なごやか」という意味や、二つのものを混ぜ合わせるという意味にも使われます。

「大和」という名前からどんな人物像を思い描くでしょうか。

日本といえば武士です。武士は自らの確固たる信念に基づいて、忠義を尽くす存在。やるべきことを寡黙にこなし、静かな中にも熱い情熱を秘めているという人物が思い浮かびます。

「大」という漢字は末広がりの形で演技が良いとされています。そんな「大」を名前に使う際には、広い心で世界に大きく羽ばたいて欲しいという願いです。

「和」という漢字を名前に使うとき、そこには穏やかで調和の取れる人、もしくは日本人らしい潔く美しい心を持った人になって欲しいという願いです。

よってこの二つの漢字を合わせた「大和」という名前には、寛大な心を持った協調性のある人になって、日本人として世界で大きく活躍して欲しいという親の想いが込められています。

「大和」という名前の魅力は伝わったでしょうか？意味も響きも日本男児らしいかっこいい名前ですよね。

ただ「やまと」という響きは気に入ったけど、「大和」という漢字を使うには少し抵抗がある…という方のために、ここでは「やまと」という読み方の「大和」以外の漢字を使った名前をご紹介してみます。

ここでは一文字、二文字、三文字と文字数別にご紹介しますので、あなたのお子さんのイメージや将来に対して期待することなどを思い浮かべながらご覧になってみてください。

まずは漢字一文字で「やまと」と読む名前から。

・倭
・和
・岳

数は少ないですが、どれも一文字でも力強さを感じる漢字ですね。一文字の名前は男の場合、潔よく男らしい印象を感じさせます。


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続いては、漢字二文字を使った「やまと」という名前です。

・也的
・倭人
・倭仁
・倭斗
・倭音
・倭杜
・倭都
・大人
・大倭
・大和
・大知
・大翔
・大音
・山人
・山斗
・山仁
・山登
・山翔
・山都
・山百
・山説
・岳斗
・疾仁
・疾翔

他にもまだまだたくさんありますが、ざっとこんなところでしょうか。意外な読み方をする漢字もあって、「やまと」という名前の幅の広さを感じます。

おそらく「やまと」という名前に古風な印象を持っている方は多いでしょうが、こうして漢字にしてみるとガラリと印象が変わるのではないでしょうか？


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それでは最後に漢字三文字を使った「やまと」という名前をご紹介します。

・也真人
・也真百
・也茉采
・八万十
・八摩都
・八馬斗
・哉真人
・哉磨翔
・埜真士
・夜麻翔
・埜真士
・弥真登
・弥眞人
・弥眞斗
・弥眞翔
・弥真人
・弥真仁
・弥真斗
・弥真采
・弥磨翔
・弥馬士
・彌舞土
・矢眞斗
・矢真杜

この他にもまだたくさんあるので、もしも興味を持ったようであれば是非調べてみてください。三文字になると、どの名前をかなりインパクトがあります。まるで歴史上の人物のような男らしくて迫力のある名前ばかりです。親から子への期待の大きさを感じます。


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