記事の目次
- 1.顔色を伺うことは決して悪いことではない!
- 2.極端に顔色を伺う意味や心理って?どうして顔色を伺うの?
- 3.顔色を伺う心理①嫌われたくない
- 4.顔色を伺う心理②怒られたくない
- 5.顔色を伺う心理③自分に自信がない
- 6.顔色を伺う心理④傷つきやすい
- 7.顔色を伺う心理⑤いい人だと思われたい
- 8.顔色を伺う心理⑥相手の気を引きたい
- 9.顔色を伺う心理⑦人の気持ちを汲み取るのが苦手
- 10.極端に顔色を伺う生活は疲れの原因にも…
- 11.顔色を伺う人はどうしたらいい?
- 12.顔色を伺う癖の対処方法①相手を自分に置き換えてみる
- 13.顔色を伺う癖の対処方法②そんなに簡単に嫌われないと知る
- 14.顔色を伺う癖の対処方法③自分を好きになる
- 15.顔色を伺うと疲れが溜まっちゃう…適度に発散して!
顔色を伺う心理⑦人の気持ちを汲み取るのが苦手
顔色を伺う人の中には、「人の気持ちを汲み取ることが苦手である」と言う人もいます。
コミュニケーション能力に自信がなく、100%言ってもらわないと理解できないタイプです。
殆どの人が「ニュアンスで伝わるだろう」と思って、20%端折って80%だけ話してきて理解できるような内容でも、20%を端折ったことによって理解できなくなる、と言う人もいるのです。
こういった人は、相手の話を聞いた後に、自分が解釈した内容で本当に合っているか不安だったり、端折られた部分が何かを知りたくて、相手の顔色を伺ってしまう傾向にあります。
極端に顔色を伺う生活は疲れの原因にも…
いかがでしたか?
極端に顔色を伺う癖のある人の心理や特徴について、理解していただけましたでしょうか。
顔色を伺ってしまう癖のある人は、こういった特徴から、常に人を意識して自分が嫌われていないか、自分の悪口を言われているのではないか、と言う恐怖におびえている人もいます。
そうなってしまうと、かなり気疲れが激しく、1日仕事に行くのもやっと…なんて状態にもなりかねません。
冒頭では、人の顔色を伺うことは少なからず必要なことだと申し上げましたが、個々に紹介しているような、極端に顔色を伺うような癖や特徴に当てはまる人は要注意です。
一度癖になってしまうとなかなか治しづらいですし、日常生活の肉体的な疲れに加えて、精神的な疲れが出てくると、体調も壊しかねません。
出来るだけ、自分の特徴や癖を分析して、疲れがたまらないうちに改善させていくことをおすすめします。
顔色を伺う人はどうしたらいい?
では、実際に顔色を伺う癖がある人はどうしたらいいのでしょうか。
何か、顔色を伺う癖を治すような方法はあるのでしょうか?
そんな方法があれば、正直知りたいと思いますよね。
実は、顔色を伺う人は、ほとんどが「かもしれない」と言う人間関係に対する恐怖心から、顔色を伺う癖がついています。
その特徴をしっかり理解したうえで、次の方法を試してみてください。
一度癖になってしまったものをすぐに治すのは、どんな方法を使っても難しいとは思います。
でも、だからと言って放置して身体の疲れも心の疲れもたまる一方では壊れてしまいますよね。
まずは、少しずつでいいので、これから紹介する3つの対処方法を試してみてください。
顔色を伺う癖の対処方法①相手を自分に置き換えてみる
まず、顔色を伺う癖のある人の対処方法として、「相手を自分に置き換えて考えてみる」ということが挙げられます。
常に、自分が相手の立場だったら…ということを考えて行動したり、発言するのです。
簡単で基本的なことのように思いますが、ふとした時の行動や発言には、意外とここまで考えが回らず、「相手はどうこたえてほしいのだろう」と言う方向に気持ちのベクトルが向きます。
人と接するときに、「相手がどうこたえてほしがっているのか」「相手は自分に何をしてほしがっているのか」を考えることは非常に大切なことです。
ただし、そればかり考えてしまうと、誰しもエスパーではありませんので挙動不審になったり、あからさまに顔色を伺って関わっていくことになってしまいます。
付き合いが長くて、すぐに相手の求めているものが分る、と言うような関係性でない場合は、基本的に「自分が、今の相手の立場だったらこうしてほしい」「自分だったらこう言ってほしい」という考え方で接するようにすれば大丈夫です。
顔色を伺う癖の対処方法②そんなに簡単に嫌われないと知る
あなたは、人と話しているときに、ちょっと相手の返事が自分の想像と違ったからと言って、相手を嫌いになりますか?
相当失礼なことを言われた、デリカシーのないことを言われた、と言う場合は別ですが、基本的にそこまで気にならないですよね。
普通に話している状況であれば、相手が自分の意思と違う意見を言ったら「そうなの?俺はこう思うけど」とか「え、こういう意味じゃなかったの?」なんて言う風に、普通に角が立たないように会話を進められますよね。
人の顔色を伺う癖のある人は、相手からの言葉に対して、二言目には相手の求めるものを回答しなければいけないというプレッシャーに駆られすぎている特徴があります。
だから、自分の思った通りの行動や発言ができず、早く相手の求める回答をしなければ、と焦ってしまうのです。
でも、これも自分に置き換えればわかることですが、人はそこまで簡単に人を嫌いになりません。
会話の中でちょっとズレた返事をしたところで、いきなり嫌いになられるわけもありませんし、怒られるわけもありません。
その心理をしっかりと理解して、念頭に入れた状態でコミュニケーションを取るようにすると、心理的にもかなり楽になることでしょう。