【人間関係リセット症候群の心理】演じている自分に疲れた
人には役割というものがあるのをご存知でしょうか。
数人のグループがあると、その中で必ず何かしらの役割を誰かしら担っているというものです。
例えば、会話をする中で、話を聞く人、話す人という役割は必ず割り振られますよね。
その他にもボケ役、ツッコミ役、まとめ役、道化師役などなど…。
人は何か集団に入っている時知らず知らずのうちに役割を演じています。
その人のキャラクターとも言いますね。
そうしたキャラクターになり切れればいいのですが、無理をしてそのキャラクターで居ようとするとしんどくなってしまいます。
そうした無理がたたって人間関係をリセットしたくなってしまうんですね。
【人間関係リセット症候群の心理】期待されるのがつらい
仕事や勉強のできる人は周囲からうらやましく思われますが、本人がどう思っているのか、その心理は本人にしかわかりません。
もしかすると、周囲からの期待に応えるのがしんどくなってしまっているのかもしれません。
期待されるということは失敗したときの落胆の声などの怖さがあるということです。
自分の能力が期待外れだったら友人がいなくなってしまう。周囲の自分を見る目が変わってしまう。
そうした恐怖を抱えていると、どんどん心がつらくなっていきます。
さらに、期待を裏切るのではないかと言う心理状態から、挑戦することもできなくなってしまうのです。
心理的に追い詰められ、落胆されてしまうくらいなら人間関係をリセットしてしまおうという気持ちになるんですね。
【人間関係リセット症候群の心理】嫌われている
嫌われているという感情から、人間関係リセットに踏み切る人もいます。
人は様々な価値観を持っているものです。自分を好きな人もいれば嫌う人がいるのも当然でしょう。
しかし、とてもデリケートな心の人は自分が全員に嫌われているという考えにとらわれてしまいます。
これは被害妄想という病気ともいえますが、極端に自分に自信がない人でも持ちうる感情です。
みんなに嫌われており、もうこれ以上傷つきたくないために人との関係を断ってしまうんですね。
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【人間関係リセット症候群の心理】人が信じられなくなった
何か酷い裏切りを受けて、すべての人が信じられなくなってしまった人も人間関係をリセットしようと考えます。
人間も色々な人がいますから、酷いことを考えている人間も当然いますし、生きている中で心がどんどん悪くなっていく人もいます。
そうした関係に飲み込まれてしまい、人が信じられないという人間不信などの心の病気にかかる人もいます。
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