嫌われたくないという心理は実はみんな持っている
嫌われたくない症候群、嫌われ恐怖症を患っていると感じている方は、「どうして自分だけこんなに嫌われたくないという気持ちが強いんだろう」「どうして私はみんなみたいにふるまえないんだろう」と悩んでしまいがちですよね。
でも、嫌われたくないという心理は、実はみんな持っているものなのです。
誰だって、嫌われるよりも好かれる方がいいに決まっていますし、ふとした時に「こんなことしたら嫌われるかな」とか、恋愛において「嫌われたくない…」という心理が働くのは、ある意味当然のことなのです。
でも、嫌われたくない症候群は、「症候群」と言うほどですから、単なる嫌われ恐怖症だけで終わらず、私生活にいろいろな影響を及ぼしてきますよね。
嫌われたくない症候群が悪化すると、嫌われ恐怖症だけでなく、他人から笑われているような気がしたり、自分はダメな人間だと思い込んでしまったり…精神疾患を患ってしまうことだって少なくありません。
嫌われたくないという心理はみんな持っていますが、嫌われたくない症候群という名のとおり、嫌われ恐怖症を悪化させてしまうと、いろいろな症状が増えていき、どんどん辛い状況になっていってしまうんですよね。
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嫌われたくない症候群を克服するためのステップは?
では、そんな嫌われ恐怖症や嫌われたくない症候群を克服するにはどうすればいいのでしょうか。
実は、嫌われ恐怖症は自分の中の思い込みや、何かのきっかけで嫌われたくないという気持ちが強く出てしまい、その結果視野が狭くなってしまったことで起こることが多くあります。
そういった心理を紐解き、正しい方法で一つずつ改善していくことで、嫌われたくないという気持ちが薄れていき、嫌われ恐怖症の克服が出来ることでしょう。
それでは、嫌われ恐怖症の克服方法を11個紹介しますので、できるところから意識して実践してみてくださいね。
嫌われたくない症候群の克服①そうなった理由を考える
まず、嫌われたくない症候群の克服方法として、どうして自分はこんなにも嫌われたくないという気持ちが強くなってしまったのかを考えてみましょう。
何か過去に人に嫌われて辛い経験があったとか、大恋愛をして、その人を好きになりすぎて、相手から嫌われたくないという気持ちが強くなり、恋愛において嫌われたくないという気持ちが常にあるような状態になってしまったなど、理由がありませんか?
多くの場合が、何かしら過去にトラウマがあったり、幼少期に自分のありのままの姿を笑われたり、恋愛で何か傷つくことがあったというような理由で、「嫌われたくない」という気持ちが強くなってしまい、嫌われ恐怖症になってしまっています。
自分の過去や恋愛を振り返ってみて、思い当たる節はないか分析してみてください。
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嫌われたくない症候群の克服②自分に自信を持つ
次に、嫌われたくない症候群の克服方法として、「自分に自信を持つ」ということが挙げられます。
嫌われたくないという気持ちが強い人は、自分に自信がない心理が働き、人と接するときに「こんな私だと、嫌われてしまうんじゃないか」「私がこんなだったら、そのうち皆愛想をつかすんじゃないか」という心理に陥ってしまいます。
これが、不自然な人間関係を生み出し、相手もやりにくくなってしまい、悪循環になってしまうのです。
とはいえ、「いきなり自分に自信をもてと言われても…」と思いますよね。
いきなり、何のきっかけもなしに自分に自信を持つというのは難しいことだと思います。
まずは自分磨きをしたり、仕事などで成果を上げるように頑張ってみましょう。
そうすることで、「自分は出来るんだ」という気持ちが芽生えてきますし、「最近きれいになったね、恋愛でもしてるの?」とか、「最近仕事が見違えるくらい出来るようになったね」などと言われると、だんだんと自分に自信がついていき、嫌われたくないという心理が薄れてくるようになります。
嫌われたくない症候群の克服③意外と人は自分に興味ない
嫌われたくない症候群の克服方法として、「意外と人は自分に興味がない」と考えることもおすすめです。
嫌われたくないという心理を強く持っている人は、どうしても周りから注目されているんじゃないか、誰かがこんな私を見て笑うんじゃないかという心理が働いてしまいがちです。
そうなると、仕事においても恋愛においても人から笑われたり嫌われたりするのが怖いという心理が先行して、身動きが取れなくなってしまいます。
人が自分を監視しているような気がする、笑っているような気がするというような心理を抱えたままでは、なかなか自由に過ごすことが出来ず、恋愛もうまくいかなかったり、辛い日々を過ごしてしまいます。
それを体験するために、一度仕事仲間などに聞いてみてください。
何でもいいですが、例えば「10時ごろ、私が仕事中にチョコつまんでたの気づいた?」など。
意外と「え?そうなの?」などという返事をきいて、「あ、案外人って私のこと見ていないんだな」ということを身をもって知ることが出来るはずです。