記事の目次
- 1.姿を消しつつある固定電話!若い人は必要性を感じない!?
- 2.固定電話の必要性を感じない理由(1)携帯電話やスマホの普及
- 3.固定電話の必要性を感じない理由(2)連絡手段の多様化
- 4.固定電話の必要性を感じない理由(3)初期費用や維持費が高い
- 5.固定電話を設置するメリットや必要性はある?
- 6.固定電話の必要性(1)信用問題にかかわる
- 7.固定電話の必要性(2)FAXが使えなくなる
- 8.固定電話の必要性(3)通話料金の安さ
- 9.固定電話の必要性(4)フリーダイヤルにかける時に便利
- 10.固定電話の必要性(5)災害の時につながりやすい
- 11.固定電話の必要性(6)紛失や破損の心配がない
- 12.必要性の高い固定電話!固定電話を安く使う方法をご紹介
- 13.固定電話の費用を安くする方法(1)光電話を利用する
- 14.固定電話の費用を安くする方法(2)契約内容を見直す
- 15.まとめ
姿を消しつつある固定電話!若い人は必要性を感じない!?
近年、各家庭から姿を消しつつある固定電話。固定電話をはじめとする家電は昭和の経済成長期に一般家庭へと普及しました。年々減少傾向にある固定電話は、今や幼い子供たちの中には固定電話の使い方を知らないというケースも増えてきています。
他の家電が現在でも順調にその数を増やしてきているのに対し、なぜ固定電話だけがその姿を消してきたのでしょうか?
固定電話がなぜ必要性を感じられなくなってきているのか、ないと困ることなどないと考えられているのか、それには幾つかの理由が考えられます。
特に若い世帯や一人暮らしの人たちは固定電話に必要性を見いだせないとして、結婚や引っ越しなどで独立して居を構える際に、最初から選択肢に入れていない人もたくさんいます。
まずは固定電話の必要性が感じられなくなった理由について詳しくみていきましょう。
固定電話の必要性を感じない理由(1)携帯電話やスマホの普及
若い人たちや一人暮らしの人が固定電話に必要性がない、ないと困ることはないと感じてしまう理由は、やはり携帯電話やスマホの普及が考えられます。
持ち歩きが出来て外出先でも電話をかけたり着信することができる携帯電話やスマホは、今や1人1台以上持っている時代とも言われており、携帯電話やスマホは高価な家電でありながら子供からお年寄りまで瞬く間に浸透しました。
一人暮らしの人や子供がいる家庭でも携帯電話やスマホがあれば、わざわざ自宅に電話を置かなくても困ることなどないように感じてしまいます。
最近では自宅の電話に子供が出ると大人が不在であることがバレるという防犯意識や、子供が習い事やお出かけに行くときに必要という理由などから、小さな子供まで自分専用の携帯電話を持っている場合もあります。
子供が大きくなると、友人との関わり合いなどから携帯電話やスマホを持っていないと困るというケースも多く、固定電話を使う機会がますます減っています。
固定電話の必要性を感じない理由(2)連絡手段の多様化
固定電話の必要性を感じない理由、ないと困ることはないと感じる理由は、連絡手段の多様化も考えられます。家電であるパソコンや携帯電話などが無い時代は、誰かと連絡を取りたい時は固定電話で連絡を取るしか手段がありませんでした。
街中には公衆電話がたくさんあり、会社員や子供たちが帰宅する時間などは列を作ってその順番を待っていたものです。また一人暮らしの人でも社交的で他人とよく連絡を取るような人は自宅に固定電話を設置していました。
しかし携帯電話やスマホが普及してインターネット環境が整うと、連絡手段は一気に多様化しました。メール、ライン、SNS、ブログなど、固定電話がなくても世界中の人とつながることができるようになりました。
これらの連絡手段のメリットは、リアルタイムで時間を共有しなくても時間差で人とつながることが出来ることです。時間帯や相手の都合を深く考える必要性がなく、使い勝手が非常に良いことなどから各家庭や一人暮らしの人の間で急速に広まっていきました。
固定電話の必要性がないと考える人が多いのも頷ける理由です。
固定電話の必要性を感じない理由(3)初期費用や維持費が高い
固定電話の必要性を感じない理由、ないと困ることはないと感じる理由は、維持費が高いということも挙げられます。固定電話の維持費は最も大手の電話会社で、一般家庭で月におよそ1700円から基本料金がかかります。
固定電話では留守番電話サービスや迷惑電話を拒否するオプションなどをつけていると更に月にかかる費用は高額になります。
固定電話をあまり使わない若い世代や一人暮らしの人にとって、毎月かかってくる2000円程度の費用はかなりもったいないものに感じることもあるでしょう。
物を持たずシンプルに生活したい人にとっても、固定電話はお金がかかるだけでメリットのある家電に思うことが少ないのが理由なのではないでしょうか。