妊娠9週目！胎児の大きさは？出血や腹痛が大変？

妊娠すると、まだ子宮がそれほど大きくなっていない、妊娠初期からトイレが近くなりがちになる人も少なくありません。

トイレを我慢してしまうと、尿路感染症起こしてしまい、膀胱炎になってしまうこともあります。

尿路感染症や膀胱炎がひどくなると、腎盂炎を発症して、高熱に苦しむようになってしまいます。

妊娠中に、そのようなことになると大変なので、トイレは我慢せずに行くようにしましょう。

また、トイレが近くなることを気にせずに、温かい飲み物を前に飲むことも、尿路感染症を予防するためには大切です。

妊娠9週目となると、ほとんどのママが妊娠していることに気が付くものですが、普段から生理不順なのが当たり前な人の中には、1ヵ月以上生理が遅れていても、単なる生理不順だと勘違いをして、妊娠に気がつかないこともあります。

また全ての妊婦さんの中の約2割の人がつわりが無いとも言われているので、体調に変化を感じずに妊娠に気が付かない人もいます。

飲酒や喫煙、服薬などをしていなければ、妊娠9週目まで気がつかなくてもほとんど問題はありません。

しかし、特に妊娠2ヵ月から3ヵ月の時期というのは、アルコールやニコチン、薬の影響が胎児に大きく出ると言われる時期になります。

妊娠9週目までくると、身体のどこかに変化は起きているはずです。何かおかしいと思ったら、妊娠検査薬を試してみるか、病院を受診した方がいいでしょう。

妊娠9週目というのは、妊娠期間中で特に流産の可能性が高い時期だといわれていますが、この妊娠9週目に出血や、消化不良以外の腹痛を感じた場合には、流産の兆候となってしまうのでしょうか。

激しい腹痛や出血というのは、流産の兆候となることも多いのは確かですが、実は、妊娠初期の腹痛や出血の中には、特に問題がない腹痛や出血もあるのも事実です。

下痢や便秘、消化不良などの胃腸症状が原因ではない、激しい腹痛や出血が起きた時には、流産してしまったのではないかと必要以上に不安になる前に、その出血や腹痛の原因を特定することが大切になります。

出血や激しい腹痛が起きた時には、まず流産を心配する前に、腹痛や出血の原因を探るためにも病院へ行くようにしましょう。

妊娠9週目に出血は、流産や切迫流産の兆候であることも少なくありません。

しかし、この時期の出血には、安静にしていれば問題が起こることが少ない絨毛膜下血腫や、特に何の問題もない子宮頸管ポリープや子宮膣部びらんによる出血のこともあります。

出血が見られても、子宮頸管ポリープや子宮膣部びらんは特に治療はせずに経過観察することも多いものです。

出血が見られた場合には、とにかくその原因を特定してもらうことが大切です。

まずは病院で診察を受けるようにしましょう。

妊娠9週目に、残念ながら流産してしまい、赤ちゃんがお空へ帰ってしまったときには、ほぼ全員のママが自分のせいで赤ちゃんが助からなかったと、自分を責めると言われています。

しかし、妊娠12週未満の流産というのは、初期流産といい、母体の側に原因があることはほぼありません。

初期流産の原因は、赤ちゃんの染色体異常が原因になります。

妊娠9週目まで頑張ったのに、激しい腹痛や出血が起きて流産してしまっても、それはママの責任ではないので、必要以上に自分を責めることはしないようにしましょう。

ここまで、妊娠9週目のいろいろと気になることについて見てきました。

妊娠期間中でも、特に流産の危険性が高いと言われる妊娠9週目ですが、無事にこの時期を乗り越えられれば、赤ちゃんの状態もかなり安定してくると言われています。

妊娠9週目は、とにかくママの体調もつわりで不安定になりがちな時期になります。

無理をし過ぎずに、お腹の赤ちゃんのために少しでも体調を整えられるように頑張りましょう。