⑨嫌われ役OK
人に嫌われる勇気も時には必要です。愛のある優しさで人に意見する場合、たとえその時は嫌われたとしても、その真心は必ず伝わります。
モテる女子が感情を露わにする場合を診断していくと、この『愛のある優しさ』を武器に他人に物申すパターンが多いことが分かります。
ただ単に、自分に都合のいいように怒っているのではなく、相手の幸せを基準に物申しているとき、その怒りは愛情となって相手の心を揺さぶります。
人を怒らなければならないシチュエーションに立たされたときには、ぜひ『相手のために』注意してあげてください。それがイコール『自分のため』『世間体のため』『自分だけ損しないため』などとバレたとき、事態はさらに深刻化するかもしれません。
⑩自己犠牲OK
自分の利益なんかより、家族や仲間の利益を最優先にする人は優しさに満ち溢れていると言えます。
もしも判断に迷ったときには、自分の利益よりもっと大きな集団的利益を優先させるようにしてみては…?
モテる女子の多くは、そのことをよく知っています。だから女同士のいざこざにも、あまり巻き込まれることがないのです。
もしも他人に対して、攻撃的な自分に気づいたら…。一度、自分の周囲を見回してみましょう。人に感謝できなければモノでもいいのです。
食べるモノがあり、雨風をしのげる家がある。
そういう、何の変哲もない日常に感謝の気持ちが持てたとき、人への攻撃性は影を潜め、代わりに優しい気持ちがむくむくとわき起こってくるのではないでしょうか。
自分よりも友達を優先させる、しかもそういった行動を何の損得も考えずにできる人、そんな自己犠牲の精神に溢れた人を煙たがる人間はあまりいません。
いるとしたら、その人は自分で自分を嫌っている人なのではないでしょうか。自分との折り合いをうまくつけられない人は、他者に対して攻撃的になります。
⑪優先順位は自分より相手が上
モテる女子の特徴を診断すると『怒り』という感情の道具をうまくコントロールできている、ということにも気づきます。
怒ることは怒るのですが、それもこれも本気で相手のためを思ってのこと。勢いで怒鳴る人の中には相手のためというよりは、相手を支配したいため、という場合もあります。
マウンティングと呼ばれる状況なのですが、無意識のうちに「相手の感情を封じ込めたい、従わせたい」と感じたときに使われる方法です。
これは相手を下に見ている人がやりがちな方法ですが、本当に優しい人、気遣いのできる人などは、相手の方が自分より下とは見なしません。
それは相手をリスペクトし、立てることを心得ているからにほかなりません。
⑫弱者を見捨てない
立場の弱い人は立場の強い人に比べ、苦しい立ち位置にいることが多いのが現状です。
この苦しい立ち位置から抜け出す、つまり辛さを和らげる方法の1つに「人を楽しませ、喜ばせる」というのがあります。
自分も辛い状況だけど、人を笑顔にすることができたら、自分の今の辛い心情もかなり和らげることができるというワケです。
常に相手の立場に立てる人は人望も厚く、リーダーの素質バッチリです
本当の優しさを知っている人は、この苦しい立ち位置に立ったことがあるのではないでしょうか。
弱い立ち位置の辛さに共感できるため、少しでもその痛みを和らげてあげようと、あの手この手で楽しませようとしたり、喜ばせたり…。
あなたの周りにも、こんな人はいないでしょうか。損得勘定無しの、こんな優しいやりとりができる人は人望も厚く、自然と人が集まってきます。リーダー的素質もバッチリといえるでしょう。
⑬物事の本質を見抜くのが上手
自己愛の強い人が言う「あなたのためを思って言ってあげてるのよ」という言葉を深く掘り下げて診断すると、イコール「実は自分のためだった」というのがあります。
よく使われる例に「勉強しなさい」と叱る母親が挙げられます。これなんかは一見、子供のためを思って叱っているように見えます。ですが心理学の専門家などに言わせると『一流校に通わせたい親の見栄』が勝っているだけ、という診断結果が出されたりします。
たしかに世の中には一流校出身でなくても、何不自由なく生活している人達は大勢います。そんな事実は分かっている。けれど見栄とプライドが勝ってしまう、そんなパターンです。
この場合、母親の見栄や損得勘定を見透かされた時点で支配力を失いかねませんから、注意が必要です。同じことが家族以外の人間関係でも常に働いているのがわたしたちの住む、この世の中です。
また『自分に依存させたいがための、優しさ』というのも注意が必要です。自分に依存してもらい、自分を重要な存在であると、自分自身で実感したいがための優しさのことです。
あれこれ手を焼かれて「なんて親切な人なんだ」などと嬉しがっている場合ではありません。
その裏で実はコントロールされていないかどうか、見抜く目を持ちましょう。
こういう親切は優しさからくる親切ではなく、自己愛が強い人のやり方です。誰もがみな、自分は重要な存在でありたいと、心のどこかで思っています。
それを実感したい気持ちはわかりますが、あれこれ世話を焼かれた方が、その人なしでは何もできないような状態になってしまっては困ります。果たして、相手の生活能力を下げることが、本当の優しさと言えるでしょうか?
親身になって相手のことを考えている人なら、相手が自力で生活できるように仕向けるのが普通です。親が子供を旅立たせる理由も、そこにあります。子供がいつまでも親元にいては、それこそ結婚後に困りますよね。この親心こそ、本当の優しさなのではないかと思います。
優しい人は恋愛では不利?優しいだけの男がモテない理由
優しいというのは、確かに魅力的ですしモテる人が持っている特徴でもありますよね。しかし、優しすぎる男性とか、優しいだけの男性というのはイマイチモテないですよね。
優しさがあるのは、人としてとても素敵なことなのに、なぜ優しいだけではモテないのでしょうか。モテない理由を紹介しますね。
誰にでも優しいと、異性として意識されない
恋愛でモテるには、好きな人に特別を与えないといけないですよね。誰にでも優しい男性は、好きな人を特別扱いすることができなくなっているでしょう。
そのため、「優しいんだけど、そこが魅力にならないんだよね。」と思われてしまうことのほうが多くなるみたいですね。異性として意識されないことも多々あるでしょう。
「優しいのに彼女できない人。」というレッテルを貼られることもあるはずです。