②剃る・抜く
平行眉にするためにはまずあなたの現状の眉毛の形を見ていき、オルチャンメイクのような平行眉のイメージが固まったら剃り、抜いていきましょう。
しかし、剃るのはまた毛が生えてくるため問題ありませんが、抜いた眉毛は生えてこなくなる可能性があるので眉毛の上を抜くことはあまりおすすめしません。
眉毛を抜くとそのままの綺麗な状態を維持できるので少しのムダ毛も今後生えて欲しくないという人は眉毛の下の毛を抜いていくと良いでしょう。
また、平行眉は元々の眉毛をそのまま生かすという議題もあります。あからさまに作ったような人工感漂う眉毛は女性らしい優しそうな雰囲気を出すことはできないため、眉毛の剃り方や整え方はあくまで「自然に」ということをモットーに整えていきましょう。
整え方といってもそこまで難しいものではなく、眉毛を書かなくても平行眉になりそうな真っ直ぐのイメージを持ちながら直線の剃り方や整え方をしていきましょう。
また、イメージだけでは真っ直ぐを意識できないかもしれないという人はペンなどの真っ直ぐとした道具などを眉毛に当てて想像してみるのもアリです。
③左右均等に
眉毛を正面から見たときに綺麗だと感じる箇所は「左右均等であるかどうか」です。
眉毛は生え方も個々によって個人差が大きく分かれる部分のため、剃り方や整え方だけでは左右均等にならないときもあるかもしれませんが、鏡を良く見て近い距離でも遠い距離から見てもおかしくないような整え方をしていきましょう。
左右を均等にする整え方や剃り方は少し難易度が高いですが、それでも眉上の位置を合わせる剃り方と整え方をしてけば眉の下はいくらでも微調整ができるので眉上の位置はしっかりと左右対称にしていきましょう。
もし左右対称にできない場合は、メイクに使うブラシなどを眉頭の上に合わせ、左右の位置を確認しながら行うとやりやすいです。
眉毛の生え方によっては眉尻が上の角度になってしまうこともあるかもしれませんが、そんなときは平行眉を妨げる眉毛を剃るか抜いてしまいましょう。
④眉頭の上の剃り方
眉毛を平行眉に剃るためには眉頭の上を整えなければいけないという人も多いと思います。反対に言えば眉頭が眉尻に向かって真っすぐ伸びていなければ平行眉にできないのでその後無理なく自分の眉毛を生かして書いていくためには眉頭の上の整え方を身に付けておきましょう。
眉頭の上を剃る際はカミソリなどを横向きに入れるのではなく、上から下の上下に剃っていくと良いです。眉尻に向かって毛が伸びている人は先に眉尻から整えても良いですが、やはり始まりの眉頭の上から剃った方が上手な整え方ができます。
しかし、平行眉の特徴は他にも太い眉毛ということも挙げられるので剃り過ぎて眉毛が細くなってしまうことは絶対に避けましょう。眉頭の上を整える際は「はみ出たムダ毛を剃る」くらいの感覚で挑むと細くなりすぎずに済みます。
眉頭の上は慎重にする必要がありますから、できないと踏んだ場合はゆっくりすぎるほど慎重に行っても問題ありません。
⑤眉尻から書いていく
自分の眉毛を剃り、きちんと整えたら次は早速眉毛のメイクに取り掛かっていきましょう。眉頭から眉尻まで綺麗な韓国風の平行眉の準備ができたら、まずはアイブロウペンシルで眉尻から形を作って書いていきます。
眉尻の書き方は普段とのアイブロウとの書き方とは全く異なります。
自分の眉毛の平行を失わないようにしながらやや四角を作るイメージで書いていきます。四角といっても眉尻の最も下の部分に当たる箇所は長めに書き、眉尻の上はその長さよりもやや短めに書いていきます。
イメージできないという人は、韓国のオルチャンメイクの画像などを見て参考にしながら、回りの枠のみ初めに書いていくとあとでやりやすくなります。初めから眉毛の毛の隙間を埋めていくのではなく、できない人はまず眉尻のラインを縁取るだけでOKです。
⑥眉尻から繋げる
眉尻の形を取ったあとは枠取りをした眉尻からそのまま中間を通り、最後に眉頭までを繋げていきましょう。初めの平行眉の剃り方や整え方がしっかりしていればいるほど、書き方や作り方が簡単になります。
眉尻から中央部分まで眉尻に書いた枠を崩すことなく真っ直ぐのラインを意識してアイブロウメイクを行っていきましょう。
眉頭に到達するまでにもできないなと感じた人は先ほどの眉尻の書き方と同様に枠取りのみをしても構いません。韓国の女性のような太く、平行な眉にするためには眉毛全体の形が最も重要ですから、枠取りだけはしっかりと行いましょう。
⑦眉頭は薄く書く
眉毛全体の枠取りが終わったら、次は毛の流れに合わせて毛と毛の隙間を埋めるようにアイブロウを書いていきましょう。眉毛の書き方は鏡で近すぎると遠くで見たときに濃く仕上がってしまうことがあるため、なるべく遠目で隙間を埋めていくようにします。
平行眉でなおかつ太い眉毛にするためには眉毛の毛一本一本を書くイメージで埋めていくと綺麗な仕上がりに持っていけます。ちなみにアイブロウのカラーは髪色に合ったものを選ぶとより眉毛がナチュラルに見えるでしょう。
先ほど枠取ったラインからはみ出さないように気を付けながらペンシルなどで埋めていきます。眉頭は眉毛が自然に仕上がるようにグラデーションを与えた薄付きにすると◎
⑧パウダーを使うと◎
眉毛の書き方はアイブロウペンシルなどで隙間を埋めていく書き方でももちろん問題ありませんが、アイブロウメイクは他にもパウダーなどもありますよね。
アイブロウペンシルとどこが違うのかというと、パウダーは一本一本の眉毛を不自然にすることなく、ナチュラルでまるでぼかしたかのような眉毛の仕上がりになります。
アイブロウペンシルは平行眉が書けても隙間を上手に埋めることができない人が多く、全体的にバラバラな濃さになってしまう人もいます。
その点パウダーであれば眉毛の上に均一に塗布することができますし、肌と毛に馴染みも良いため綺麗な平行眉の作り方を実感できるでしょう。
また、パウダーは筆で乗せていくのでペンシルのように手のブレをさほど大きく気にする必要もありません。ペンシルで隙間を均一にできないという人はパウダーを試してみるのも良いですよ。