90年代ファッションが帰って来た!懐かしの流行をチェック!
20年ほどの時を経て、今また90年代ファッションが戻って来ました!30~40代にとっては懐かしく、10~20代には新鮮な流行として映っていることでしょう。
日本でもアメリカでも、90年代はファッションに大きな変化があった時代です。台頭したブランドも、ポストモダンと派手な装飾が目を引いた80年代と異なり、デニムやシューズなど、シンプルなスタイルが流行しました。
服や靴、髪型などから、90年代とわかる特徴が見え隠れするのですが、はたして90年代ファッションにはどのような特徴があるのでしょうか?
この記事では90年代ファッションの特徴と、レディース・メンズそれぞれのファッションの魅力をお伝えします。今を生きるあなたは、90年代ファッションをどうマイスタイルへと変えて行くでしょうか?
90年代流行ファッション特徴って?
1【グランジ】
90年代の代表的ファッションと言えばグランジ。グランジとは1990年代前半に流行したオルタナティブ・ロックのひとつで、カート・コバーンを筆頭としたグランジロックのスタイルが広まったものです。
グランジは俗語で「汚い」という意味があり、ボロボロの穴開きジーンズや古着のネルシャツ、擦り切れたスニーカーなどはその象徴。こうした服や靴を特徴とするグランジブランドは、世界中に影響を与えました。
特に、カート・コバーンの彼女であったコートニー・ラブが、シュミーズのようなテロテロのワンピースを着て、シルエットが大きく見える男物のライダーススーツ、エンジニアブーツといった出で立ちは、一大ブームを巻き起こしました。
現在もグランジはレディース服において「甘辛ミックスコーデ」として、別スタイルを確立しています。同時に流行った外国人風無造作ヘアを、今もいっしょに合わせる人が多いです。
2【ストリートブランド】
90年代を支えるもうひとつのファッションと言えばストリートブランド。
90年代のアメリカ、ロサンゼルスではスケートボード、アートや音楽によるミックスカルチャーが作り上げられつつあり、その中でも1994年にジェームズ・ジョピアによって創立された「Supreme」ブランドは、ロスのストリートカルチャーに大きな影響を与えました。
ジョピアは元々スケーターのために「Stussy」という独自ブランドを立ち上げていましたが、その特徴的な服のロゴがアーティストや人気DJの目にとまるようになり、アメリカに留まらず、世界的ストリートブランドとして名を馳せるようになりました。
また、90年代後半には、「APE」や「X-LARGE」といったブランドも、ストリートカルチャーに影響を及ぼすよういになりました。
3【アニエス・ベー】
90年代にフレンチカジュアルブームを巻き起こしたアニエス・ベーは、フランスのファッションデザイナーアニエス・トゥルーヴレによって創立されました。
1984年に日本に上陸し、90年代に人気に火がつき、今では当たり前の定番アイテムを数多く世に送り出しました。特に「スナップカーディガン」は、当時は誰もが持っていたというほど人気の服。
カジュアルファッションにも、シックな装いにもどちらにもしっくりくる、シンプルなデザインが日本で人気を博しました。
他にも定番アイテムとして「ロゴTシャツ」や「ボーダーシャツ」があります。シンプルなデザインでありながら、鮮やかな色味のスカートやメンズライクなデニムにも合う、まさに日本人の心をくすぐる服が今でも人気です。
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