【はじめに】浮気の定義は人それぞれ
カップルで浮気の定義が食い違うということもあるでしょう。カップルで浮気の定義が違うと、男性は浮気だと思っていなくても、女性にとっては浮気ということになってしまい、それがきっかけでそのカップルが別れてしまうということがあります。
カップルにとってこの浮気の定義を一致させておくということは、それを考えればかなり大切なことということになるのです。カップルが浮気の定義を一致させておけば、浮気か浮気じゃないかで喧嘩することもなくなります。
とはいえ、人それぞれの価値観があるため、カップルや男女で浮気の定義が違うこともあれば、人によって浮気の定義が違うこともあるものです。ただ、人による浮気の定義の違いを取り上げていたら、十人十色ですのでキリがありません。それくらい浮気の定義というものに関しては、個人差があるからです。
今回は浮気の定義に関して、男女による違いを紹介していきたいと思います。人によっての境界線の違いもあるのですが、男女によって浮気の定義というものは変わってくるため、それを勉強し、おおまかな基準として認識しておきましょう。
【浮気の定義】法律的な見解
カップルでは法律や裁判ということはありませんが、既婚者が不倫によって離婚する際などには、法律的な浮気の定義というものが大切になってきます。カップルも法律を参考にして、浮気の境界線を決めるというのもアリでしょう。
法律でいえば、浮気や不倫の定義は、二人で宿泊する、という境界線となります。法律的に言えば、二人で宿泊して、何もしなかったとしても、それは不倫や浮気という判断をされてしまうということです。
そして二人で宿泊するということが法律的な不倫や浮気となるため、二人で食事をするということや、手を繋ぐ、キスをするということは、法律的には浮気や不倫にはなりません。浮気や不倫と法律的に認められるためには、密室空間で二人きりになるという条件が必要となってくるのです。
法律的には浮気や不倫の定義がこのようになっていますが、カップルの中には納得できない人もいるでしょうし、キスをしただけでも旦那と離婚したいと思う女性も多いでしょう。不倫と法律的に認められなくても、自分の中では不倫ということになってしまうものですので、法律はあくまで参考ということになります。
■参考記事:妻の不倫に気付いたらどう動くべき?
【浮気の定義】離婚する際には
夫婦が離婚するとなると、先ほど紹介した不倫の定義が焦点となってきます。どれだけ自分の中の境界線では不倫だと思っていても、法律的には不倫と認定されないかもしれないのです。
不倫が原因で離婚する場合、肉体関係の有無というものが大きな境界線となるのです。肉体関係があると認められる間接的証拠があれば、離婚裁判も有利に進めることができるのですが、それがない場合、不倫そのものが認定されないことがあります。
つまり、どれだけ自分の中の境界線では不倫や浮気と思っていても、それが法律として適応されるかどうかはまた別の話ということになります。離婚する際には、このようなことを知っておかないと、かなり不利になってしまうため、離婚を考えている人は、しっかり覚えておきましょう。
離婚で不倫を証明する際には、多くの人が探偵などを雇い、証拠を掴みます。弁護士に相談すれば、証拠の取り方をアドバイスしてくれることもあるため、離婚を切り出す際には、一度、そのような場所で相談してみたほうが良いです。
■参考記事:離婚に必要な準備とは?