ズボンの裾上げを手縫いで!まつり縫いの簡単なやり方解説!

ズボンの裾上げを手縫いで!まつり縫いの簡単なやり方解説!

ズボンの裾の長さや洋服の袖の長さを詰めるには、手縫いのやり方だけでも様々な長さの調整方法があります。裾上げの方法には手縫いの他に、ミシンやテープを使ったやり方もあります。今回は初心者にも簡単なズボンの裾上げのやり方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.手縫いでズボンを裾上げする方法は?
  2. 2.手縫いでズボンを裾上げするのに必要なものは?
  3. 3.手縫いでズボンを裾上げするメリットは?
  4. 4.手縫いでズボンの裾上げする前の準備は?
  5. 5.手縫いでズボンの裾上げするときの裾の調整方法
  6. 6.手縫いでズボンを裾上げするときの長さの目安は?
  7. 7.手縫いでズボンの裾上げをする方法
  8. 8.【手縫いでズボンの裾上げ】縫い方の種類は?
  9. 9.簡単にズボンの裾上げをしたいときは?
  10. 10.ミシンでズボンの裾上げをする方法
  11. 11.手縫いせずにズボンの裾上げをする方法は?
  12. 12.ズボンの裾を切らない履き方
  13. 13.カットオフデニムの作り方
  14. 14.手縫いでズボンの裾上げをしてみよう

ミシンで裾上げするコツは、ミシンで縫い進めるときに生地を引っ張り過ぎないことと、ゆっくり縫い進めることです。早く仕上げたいと思ってミシンの速度を上げると、縫い目がずれやすくなったり、針が折れやすくなる原因になります。

生地を引っ張り過ぎると生地が伸びて縫い代が足りなくなったり、生地が広がったまま裾上げしてしまうので、見栄えが悪くなります。ミシンを使うときは、焦らず手縫いをするときと同じように慎重に縫い進めてください。

ミシンでズボンの裾上げでよくある失敗は?

ミシンで裾上げをしたときによくある失敗は表に縫い目が出過ぎていたり、裾部分が縫えていないことです。表に縫い目が出過ぎている場合、布の折り山のギリギリの部分に針が落ちるように、針の位置を調整してください。このとき、ミシンのセンターのガイドに針が当たらないように注意してください。

裾部分が縫えていない場合、折り山まで針が届いていないことが原因です。この場合も針の位置を折り山ギリギリにかかるように調節してください。

手縫いやミシンで裾上げをした後はアイロンやへらを使って裾部分の折り目を付けて、しっかり型を付けるようにします。最後の仕上げをしないと仕上がり後に裾がダボついて不格好な見た目になってしまいます。

アイロンは低温に

また、まつり縫いで仕上げた裾や袖に表からアイロンをしっかり当てると、目立たないように塗った裾や袖の縫い目の形が見えやすくなってしまいます。そのためアイロンは低温にし、裾や袖の裏側から優しくかけるようにするか、スチームの蒸気でしわを伸ばすようにしてください。

手縫いせずにズボンの裾上げをする方法は?

手縫いせずにズボンの裾上げをする方法には、裾上げテープや布用接着剤を使う方法があります。裾上げテープを使えば、手縫いやミシンを使わずにズボンを裾上げできます。

裾上げテープには、両面タイプと片面タイプがあります。どちらの裾上げテープでも裾を切らないで簡単に裾上げできます。裾上げテープを使う場合は、アイロンが必要になります。

裾上げテープは手芸店や100円ショップで販売されています。布用接着剤は手芸店や工具店で手に入ります。

おすすめのズボン裾上げアイテムは?

「Cloverストレッチ裾上げテープ」はジャージなどのストレッチ素材にも使える裾上げテープです。幅が3cmと広いので、布と布をしっかりと接着しやすい特徴があります。裾上げテープを付けた後もドライクリーニングができるので、スラックスの裾上げにも使えます。

こちらのテープは厚みがあるため、お子様の洋服やジャージなど穴が開きやすい洋服の穴隠しとして修繕に使うこともできます。

テープのカラーはグレー・ベージュ・白・紺・黒の5色から選べるので、裾上げしたいズボンと同じ色の裾上げテープを使えば、ズボンを履いたときに裾上げテープが透けて見えにくくなります。

布用接着剤で有名な商品は、コニシ株式会社の「ボンド 裁ほう上手」になります。こちらはスティックタイプと木工用ボンドのように接着するタイプがあります。どちらもズボンの裾上げに使用でき、洗濯やドライクリーニングをしてもはがれにくい特徴があります。

スティックタイプは手が汚れにくく綺麗に塗りやすいので、手を汚さずに簡単に裾上げをしたいときにおすすめです。

手縫いせずにズボンの裾上げ:両面裾上げテープの使い方

両面裾上げテープを使うやり方は、裾や袖を切る場合はあらかじめ裁ちばさみで切っておきます。切らない場合はズボンや洋服を裏返し、裾や袖にしたい部分までズボンの裾や洋服の袖を折ります。折った布の裏側に裾上げテープをのせてアイロンがけします。裾上げテープがズボンや洋服にくっついたら完了です。

アイロンがけするときは、アイロンに体重をかけてプレスするようにすると、裾上げテープが洋服にくっつきやすくなります。

手縫いせずにズボンの裾上げ:片面裾上げテープの使い方

片面裾上げテープはセロテープのようにテープを貼ってズボンを裾上げする方法です。片面裾上げテープは生地が分厚いと接着しにくいので、裾をカットするなどして生地の厚みを調整する必要があります。

片面裾上げテープを使うやり方は、裾や袖を切る場合はあらかじめ裁ちばさみで切っておきます。切らない場合はズボンや洋服を裏返し、裾や袖にしたい部分までズボンの裾や洋服の袖を折ります。折った布と元裾、元袖がくっつくように裾上げテープをのせてアイロンがけします。裾上げテープがズボンや洋服にくっついたら完了です。

片面裾上げテープは両面のものと違ってしわが寄りやすいので、なるべく幅の広い片面裾上げテープを使うのがおすすめです。

手縫いせずにズボンの裾上げ:布用接着剤を使う

布用接着剤を使って裾上げするやり方は、両面裾上げテープを使うやり方と同じで、折ったズボンの裾や洋服の袖の裏側に接着剤を塗ってアイロンがけします。

布用接着剤を裾の全体に薄く塗れば、裾の部分を切らないでも裾がダボつくことがなく綺麗に裾上げすることができます。

布用接着剤は多く塗り過ぎると布の繊維から接着剤が染み出たり、接着剤がこげてシミになるので、少しずつ塗りながら布と接着させ、アイロンがけをするようにしてください。

ズボンの裾を切らない履き方

次のページ

カットオフデニムの作り方

Related article /

関連記事

Ranking /

人気の記事
Copyright (C) Lovely