ファンタジーアクションが好きな方におすすめなのが「星を追う子ども」です。穏やかで綺麗な恋愛を描く新海誠監督ですが、こちらの作品では殺伐とした世界観の中で描かれる愛情に注目です。
主人公のアスナは人気声優の金元寿子さんが、物語が動くきっかけとなるアガルタから来た少年役を「言の葉の庭」と同じく入野自由さんが演じています。
③「秒速5センチメートル」(2007年)
「秒速5センチメートル」はある男女の恋愛を時系列と距離感に合わせて、3つの短編映画として描かれています。「秒速5センチメートル」は桜が舞い散る速度のことを表しており、社会人となった主人公・貴樹の恋を描いています。
貴樹役は水橋研二さんが、ヒロインの篠原明里役を第3話では尾上綾華さんが演じています。
④「雲のむこう、約束の場所」(2004年)
新海誠監督が初めて長編映画を手がけたのが、「雲のむこう、約束の場所」です。こちらの作品は戦後を舞台としており、日本が南北に分断された世界で、飛行機を設計しようと計画する中学生・浩紀と拓也が主人公として描かれています。
作中では浩紀役を吉岡秀隆さんが、拓也役を萩原聖人さんが演じています。正反対な2人の友情と、物語に巻き込まれていく姿は必見です。また、こちらの作品は青森県の鉄道施設が作中に登場しており、そのことから2018年には青森県立美術館では新海誠展も開催されました。
⑤「ほしのこえ」(2002年)
「ほしのこえ」は新海誠監督の初劇場公開作品です。25分ほどの短編映画ですが、その作品は非常に反響を呼び、「君の名は。」ブームにも合わせて、発売されたDVDは6万枚以上もの売上を記録した作品でもあります。
地球と宇宙の遠距離恋愛を描いた作品で、中学生のミカコとノボルはお互いに淡い居心を抱いたまま、ミカコは宇宙軍の艦隊に選抜されていることが発覚するというストーリーです。作品はオリジナル版、そして声優版で声の担当が異なります。
特にオリジナル版は必見で、オリジナルではミカコ役を篠原美香さんが、ノボル役を新海誠監督本人が担当しています。
新海誠の作品から目を離せない!
今回は新海誠監督作品について注目してきました。「君の名は。」「天気の子」だけでなく、新海誠監督作品は様々。新海誠監督ならではの世界観をもっと楽しみたい方は、ぜひこれらの作品についても注目してみてくださいね。
話題作に出演する俳優たちをチェック!
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