今日はその気分じゃない、という時は、先に述べた「導引」を男女でするのも房中術です。体を交わらせなくても、男女で気を交わすことは可能です。
もちろん、道家でないとそれは難しい、という点はあるでしょう。二人で他愛もないおしゃべりをしたり、セックスはせずとも同じベッドで添い寝したりするだけでも、安らいだ時間を過ごせて養生の一種になります。
房中術で得られる効果は?
さて、房中術を実践するとどんな効果が得られるのでしょうか?
伝説では、200歳以上生きた仙人がいるとか、280歳なのに十代の少女のようなみずみずしい容姿をした女の仙人がいたなどと伝えられていますが、さすがにそれは無理ですね。
ですが、セックスを通して適度な運動ができたり、カップルや夫婦で楽しく前向きな時間を過ごせていることは、健康に関してプラスになっているといえるでしょう。
房中術の考え方を実践に活かせば、冷え切っていた夫婦やカップルにもみずみずしい「気」が充満するはずです。セックスが単なる欲望満たしや、義務でしぶしぶするものではなくなるので、絆を深めるにはもってこいだと言えます。
■参考記事:セックスレスになる原因と解消法は?コチラも参照!
【おわりに】房中術で二人の仲を深めて!
いかがでしたでしょうか。房中術って何だか難しそうなテクニックだな、と思われたかもしれませんが、基本的なところは実際に取り入れてみる価値ありです。うまくいっているカップルにはもちろんのこと、マンネリ気味の方や微妙な雰囲気になっている二人にこそ試していただきたい方法です。
好きでカップルや夫婦になった二人が、セックスによって健康を保てたり若々しくいられたりするのは、ある意味ロマンチックで素敵なことですよね。単なる夜の楽しみではなく、深みのある交わりで、二人の仲をより深めていって下さいね!