作品名:カラスの親指(からすのおやゆび)
公開年:2012年
製作国:日本
監督:伊藤匡史
主演:阿部寛/村上ショージ/石原さとみ/能年玲奈
推理作家・道尾秀介による同名タイトルが原作のサスペンスドラマです。主演の阿部寛さんはこの年が当たり年で、『麒麟の翼』『テルマエ・ロマエ」の演技と合わせて評価され、第55回ブルーリボン賞主演男優賞を獲得しています。
本作の醍醐味はなんといっても周到に張り巡らされた伏線が、エンディングに向かって急速に回収されていくというドラマ構成上のテクニックでしょう。
ミステリー・サスペンス映画おすすめ第11位:フィッシュストーリー
作品名:フィッシュストーリー
公開年:2009年
製作国:日本
監督:中村義洋
主演:伊藤淳史/高良健吾/多部未華子/濱田岳
伊坂幸太郎の同名小説を原作とした突き抜けた世界観が爽快なSF的サスペンスドラマです。
1975年、パンクロックバンド、「セックス・ピストルズ」がデビューする1年前のある日。日本のうだつのあがらないパンクバンド「逆鱗」が最後のレコーディングで「FISH STORY」を演奏するが、なんとその曲がやがて時空を超えた奇跡を引き起こすというストーリーです。
『邦画』ミステリー・サスペンス映画おすすめランキングTOP10!10位~1位
ミステリー・サスペンス映画おすすめ第10位:告白
作品名:告白
公開年:2010年
製作国:日本
監督:中島哲也
主演:松たか子/岡田将生/木村佳乃
「イヤミスの女王」こと湊かなえによる同名小説を原作に映画化し、空前のヒットを飛ばしたサスペンス映画です。娘を殺害された中学校教師の母親が、生徒を相手に真相に迫っていくストーリーです。画面から滲み出る不穏な雰囲気は、2010年代を特徴づけるジャパニーズサスペンスタッチの先駆けとなりました。
ミステリー・サスペンス映画おすすめ第9位:悪人
作品名:悪人(あくにん)
公開年:2010年
製作国:日本
監督:李相日
主演:妻夫木聡/深津絵里/満島ひかり/岡田将生/柄本明/樹木希林
吉田修一の同名小説を原作とし、モントリオール世界映画祭に出品された当時大きな反響を呼んだサスペンス映画です。
保険外交員の女性が殺害される事件が発生し、容疑者の土木作業員は偶然出会った女性を連れて逃避行をはじめますが、やがて二人は惹かれあっていき…。
妻夫木聡さんのセリフには現れない繊細な演技に注目です。
ミステリー・サスペンス映画おすすめ第8位:アヒルと鴨のコインロッカー
作品名:アヒルと鴨のコインロッカー(あひるとかもとこいんろっかー)
公開年:2007年
製作国:日本
監督:中村義洋
主演:濱田岳/瑛太
2007年公開。原作は第25回吉川英治文学新人賞を受賞した伊坂幸太郎の小説。
キャストには濱田岳、瑛太、田村圭生、関めぐみ、松田龍平、大塚寧々が出演。
大学入学のため引っ越してきた主人公は奇妙な隣人に本屋襲撃を持ちかけられ、そんな気は毛頭ないのにあれよあれよという間に事は進んでいき…
物語の裏に隠された切ない思いに胸が募る、ハートウォーミングが同居した不思議なセンスのサスペンス映画です。
ミステリー・サスペンス映画おすすめ第7位:デスノート
作品名:デスノート
公開年:2006年
製作国:日本
監督:金子修介
主演:藤原竜也/松山ケンイチ/瀬戸朝香
死神・リュークが落とした奇妙な黒いノートを拾った主人公は、やがてそのノートに名前を記された人間が死ぬ「デスノート」だということを知り、その日から主人公は、世の中を変えるため、そのノートの力で悪者を次々と葬り始める…。
異様なキャラクターを演じ話題となり、本作は松山ケンイチさんの出世作となりました。
ミステリー・サスペンス映画おすすめ第6位:紙の月
作品名:紙の月(かみのつき)
公開年:2014年
製作国:日本
監督:吉田大八
主演:宮沢りえ/池松壮亮/大島優子
『八日目の蝉』などで知られるベストセラー作家・角田光代の同名小説を原作に、平凡な主婦が銀行の金を巨額横領した事件を描きます。舞台はバブル崩壊直後の1994年、何不自由なく暮らしていた主婦が、若い男性と出会ったことで歯車が狂い、やがて横領に手を染めていく心の闇を克明に描き出します。