『時雨の記』は1998年11月に公開された作品で、中里恒子さんの小説が原作です。吉永小百合さんは華道を教授の未亡人役で主演を務めています。この作品は吉永さんが原作に感銘を受け、自ら企画を立ち上げました。心で深く結びついた愛を描く、大人の恋物語です。
吉永小百合の出演映画おすすめランキング第12位:いつでも夢を
『いつでも夢を』は1963年1月に公開された作品で、吉永小百合さんは下町で働く看護婦を演じています。昭和の工業地帯を背景に、若者たちが夢に向かって進み悩む姿は、私たちに元気を与えてくれます。また吉永さんと主演の橋幸夫さんは、この作品と同じタイトルの曲をデュエットで歌い、紅白歌合戦にも出場しました。
吉永小百合の出演映画おすすめランキング第11位:あゝひめゆりの塔
『あゝひめゆりの塔』は1968年9月に公開された作品で、石野径一郎さんの小説が原作です。吉永小百合さんは軍に従事する看護婦役で主演を務めています。太平洋戦争末期の沖縄を舞台に、師範学校の生徒たちが追い詰められてゆく様子を迫力の映像で描いたこの作品には、戦争の残酷さがリアルに刻まれています。
吉永小百合の出演映画おすすめランキング第10位:外科室
『外科室』は1992年2月に公開された作品で、泉鏡花さんの小説が原作です。吉永小百合さんは手術を受ける伯爵夫人の役で主演を務めています。幻想文学の先駆けとして知られる泉鏡花さんの世界を忠実に再現したこの作品は、美しく妖艶な雰囲気がたまりません。日常を忘れ、しばし夢の世界にトリップできる1本です。
吉永小百合の出演映画おすすめランキング第9位:キューポラのある街
『キューポラのある街』は1962年4月に公開された作品で、早船ちよさんの小説が原作です。吉永小百合さんは鋳物職人の長女役を務めています。この作品で吉永さんは、父親の解雇や貧困、進学などの苦難に見舞われながらも健気に生きる少女を演じ、第13回ブルーリボン賞主演女優賞に輝きました。17歳での受賞は当時の最年少記録でした。
吉永小百合の出演映画おすすめランキング第8位:動乱
『動乱』は1980年1月に公開された作品で、吉永小百合さんは貧しさのため身売りされそうになる女性を演じています。五・一五事件や二・二六事件の時代を背景に、男たちの愛と熱い生き様を描いたこの作品は、吉永小百合さんと高倉健さんの初共演でも話題になりました。
吉永小百合の出演映画おすすめランキング第7位:北のカナリアたち
『北のカナリアたち』は2012年11月に公開された作品で、湊かなえさんの小説が原作です。吉永小百合さんは北海道の分校に勤務する小学校教師の役で主演を務めています。この作品のロケが行われたのは真冬の礼文島と利尻島。猛烈な吹雪に見舞われながら撮られた映像は、美しく雄大な北海道の自然を見事に再現しています。
吉永小百合の出演映画おすすめランキング第6位:おとうと
『おとうと』は2010年1月に公開された作品で、幸田文さんの小説が原作です。吉永小百合さんは薬局を営みつつ女手ひとつで子供を育ててきた女性の役で主演を務めています。この作品にはしっかりした姉とダメ男の弟の関係を軸に、家族愛や兄弟愛が描かれています。ダメな弟を演じた笑福亭鶴瓶さんは、役作りのために15kg減量したというエピソードがあります。