居場所がない？職場にも家にも居場所がない時の自分の居場所の見つけ方

【自分のいたい環境じゃない】

「居場所がない＝現状が不満」と言い換えることができます。現状が不満と感じる多くの原因としては、「学校でいじめられている」「この職場では、自分のやりたいことができない」といったことが挙げられます。

常に「なんで自分がこんな場所でくすぶってるんだ…」という鬱屈が頭をもたげ、だからと言って行ける場所もなく、居場所がないと感じてしまうのです。

そのため、一見マジメにコツコツとやるべきことをこなしているように見えても、心の中は空虚で、やる気も情熱も、こなすべき理由もないのです。

何か張り合いとなるもの、もしくは生きがいとなるものが見つかれば世界は変わるのでしょうが、自分がオープンになっていない分、なかなか受け入れがたいという現実が横たわっています。

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【まわりに気を遣ってばかり…】

職場の飲み会や学校のパーティーで盛り上がり、場の雰囲気に合わせて自分も笑ってはいるけれど、どこか冷めた目で見ている別の自分がいる。

そんな心理になるのは、心の底から楽しいと思えないからです。まわりに気を遣って、笑いたくもないのに笑い、楽しんでないのにお金を払うとなれば、疲れるのは当然です。

皮肉なことに、世の中は気を遣っていい人であればあるほど、人が遠ざかって行くものです。胡散臭さを感知するのでしょうか？実際、その気の遣い方が、ここぞという時に本音が聞けず、逆に迷惑という声もあります。

「自分はいい人なのに、なんでまわりはわかってくれないの？」という負の感情のスパイラルに陥ることになり、結果、自ら居場所をなくしてしまうのです。気遣いをしなくてもいい家なら、そんな感情に陥ることもないのでしょう。

【社会で疎外感を覚える】

子供が生まれて日々子育てに奔走する日々、また、専業主婦としてせっせと家事をこなす毎日。忙しくしている時はいいのですが、自分の行動範囲が家の中にしかないことに気づき、愕然とすることがあります。

それは、自分が社会とつながっていない、置いてけぼりになっているような疎外感を感じるとでも言いましょうか？

家には大切な家族がいるとは言え、社会的な自分の存在価値を考えた時に、どうしても居場所のなさを感じてしまうのです。

これは子供が大きくなったり、パートやアルバイトに出かけて外の空気に触れると改善される理由かもしれません。

【嫉妬心が強い】

適度に競争心を持つのはいいことですが、あまりに独りよがりになると、常に他人と比べて、嫉妬心が強くなってしまいます。

実は嫉妬心の強さも、自分の居場所がないと感じることに直結するのです。常に人より上でないと満足できず、自分という人間を位置づけることができないのですから。

「相手が自分より有意義な時間の遣い方をした」「自分にはいないのに、相手に彼氏がいる」といった理由が、嫉妬心に火をつけることになるのです。

決して成功話でも自慢話でもないのに、そんなことで嫉妬心を燃え上げられては困りますよね。でも、嫉妬心に苦しんでいる本人は、どこかで救いの手を求めているものなのです。

自分の居場所探しは、ある意味人生のテーマなのかもしれません。多くの有名人が居場所に関する名言を残しています。そのいくつかをご紹介していきます。