記事の目次
- 1.【はじめに】体育会系が嫌い…
- 2.体育会系が嫌いな心理・理由①やたら群れる
- 3.体育会系が嫌いな心理・理由②何でも根性論!
- 4.体育会系が嫌いな心理・理由③声がデカい
- 5.体育会系が嫌いな心理・理由④すぐ怒鳴る
- 6.体育会系が嫌いな心理・理由⑤手や足が出る
- 7.体育会系が嫌いな心理・理由⑥みんな一緒、を強要
- 8.体育会系が嫌いな心理・理由⑦上下関係が厳しい
- 9.体育会系が嫌いな心理・理由⑧せっかち
- 10.体育会系が嫌いな心理・理由⑨押しつけがましい
- 11.職場に嫌いな体育会系が…、接し方は?
- 12.体育会系との職場での接し方①嫌なことはNO!
- 13.体育会系との職場での接し方②いいところを見つける
- 14.体育会系との職場での接し方③適当に受け流す
- 15.体育会系との職場での接し方④こちらも堂々と接する
- 16.【おわりに】嫌いな体育会系とも、これで仲良く…!
【はじめに】体育会系が嫌い…
職場に必ず1人~数人はいる「体育会系」。同僚かもしれませんし、先輩や上司が体育会系で、その独特なノリや特徴に合わせられず、苦労を強いられている人も多いのではないでしょうか?
学生時代に文化系だったり、気軽にスポーツをたしなむ程度だった人は、体育会系独特のノリにバカっぽさを感じたり、ウザいと思ったり、とにかく絡みづらい印象を持っていることでしょう。
どう接したらいいかわからない職場の体育会系、同僚や後輩ならスルーでいいのでしょうが、これが直属の上司や先輩となるとそうはいきません。「バカだなぁ」「絡みがウザい!」と内心思っていても伝えるわけにはいきませんし、そんな態度が表情に出ようものなら激しい叱責を食らってしまいますよね。
今回は職場にいる体育会系の心理と理由、特徴を探っていきます。接し方もご提案いたしますので、ぜひ参考にして下さいね!
もっと自分に合った環境で仕事がしたい!
・”,:★ ,* ・゜. ☆。.: ’* :・゜。.★・”,:
あなたにぴったりの仕事が見つかる!
まずはテンプスタッフに無料登録♪
▼詳細はこちら
体育会系が嫌いな心理・理由①やたら群れる
体育会系が嫌いな心理・理由として、やたら群れる特徴が第一に挙げられるのではないでしょうか。休憩時にしろ、飲み会などプライベートにしろ、やたらグループでいたがるのが特徴的ですね。
そのノリについていけない人としては「勝手に群れてたらいいよ」というのが本音ですが、面倒くさいことに同じ職場だと群れに巻き込まれることも。いつの間にか集団行動を強要されてしまいます。
これだから体育会系はウザい、とため息もつきたくなるところですよね。
でも、同じ職場だからといって四六時中群れている必要はありません。仕事さえきっちり遂行できていれば、群れてしたくもないことまで合わせなくてもいいでしょう。
バカだな、と思う前にこちらもスマートに。一人になりたい時は堂々とNOを言うのが手です。
体育会系が嫌いな心理・理由②何でも根性論!
体育会系が嫌いな心理や理由として、何でも根性論で片付けたがる特徴も挙げられます。
納期が間に合わない時や、営業で契約が取れない時の、「気合いじゃー!」「徹夜してでもやれ!」というあのノリですね。
最近の若い人は合理的で効率主義な考え方の人も多いので、一世代上の体育会系が振りかざす根性論に、内心「バカか?」「余計効率が悪いんだよ」と不満を溜めていることも。でも上司だからなかなか指摘できませんよね。
根性論を振りかざす職場の体育会系を、そう簡単に直すのは難しいです。その世代はそういう教育を受けてきたから、と言ってしまえばそれまでですが、その人の長年常識だと思っていることを他の人が覆すのは困難でしょう。
職場でなら、せめて自分のやり方を貫いても必ず結果を出すようにすれば、根性論でないやり方もいつか理解してもらえるかもしれません。
体育会系が嫌いな心理・理由③声がデカい
体育会系が嫌いな心理・理由として、体育会系はやたら声がデカいという特徴もあります。何ということもないおしゃべりでも、テンションが上がると声がデカくなり、そのノリについていけない人は「うるさい!」「ウザい!」と思ってしまいます。
これだけなら「あぁ、またうるさいな」でスルーすればいいだけですが、本当にウザいのは他の人にも声の大きさを求めてくるところ。「挨拶の声が小さい!」とやたら気合を入れてくる体育会系が職場にいて、閉口している人も少なくないでしょう。
営業や接客など、声が小さいと務まらない職種ならわかりますが、それ以外の仕事でも声の大きさを求められては、そのノリがなんだかバカみたい、と思ってしまうのも仕方ありませんよね。
■参考記事:職場にもいるうるさい女性ってどんな心理なの?コチラも参照!
体育会系が嫌いな心理・理由④すぐ怒鳴る
体育会系は、ちょっとしたことですぐ怒鳴る特徴がありますよね。ずっと文化系できて、怒鳴られる文化にいなかった人からすると、心理的に非常に抵抗があるはず。「だから体育会系は嫌いなんだよ」と思っても、本人は悪いことをしている自覚がありません。
特に職場の体育会系が上司や先輩だと、怒鳴るのをやめさせるのは極めて難しいです。
ここは、そういうものだと受け入れるしかないでしょう。
「バカヤロー!」も一種の景気づけ、歌の合いの手のようなノリで言っているだけだ、と解釈すれば、「ああ、また怒鳴られた…」と落ち込まずに済みます。
体育会系が嫌いな心理・理由⑤手や足が出る
今では体罰は暴力としてニュースでも大きく取り上げられますが、体育会系では近年まで、体罰も当たり前のように行われている部活やチームもありました。そのため、体育会系が激高すると手や足が出てくる、という困った特徴も見られるようです。
体罰は暴力、職場で使えばパワハラに相当する、というのが現在の一般的な認識です。同僚や友達同士のじゃれ合いなら「やめてよ、痛いじゃない」で済みますが、上司や先輩から体罰を受けた場合はその事実を何らかの形で記録し、さらに上の上司や、場合によっては警察に相談することも考えましょう。
体育会系が嫌いな心理・理由⑥みんな一緒、を強要
体育会系のノリで、文化系の人に特に「嫌い」と思われやすい特徴が、やたら「みんな一緒」を強要するところです。先に紹介した「やたら群れる」特徴とも共通しますが、自由参加のはずの職場の飲み会でさえも、体育会系が多いといつの間にか強制参加になってしまいます。
他に、ファッションや持ち物などが派手でであったり、地味でも目立っていたり、空気を読むのが苦手な人がいたりすると、仲間はずれにする傾向があります。
「人それぞれなのに、なんかバカみたい」と思われるかもしれませんが、体育会系はユニフォームから立ち居振る舞いまで、子供の頃から「みんな一緒」「決められた通りに」を強いられてきた人たちです。統一感に安心を覚える心理があるのでしょう。
■参考記事:それでも飲み会に誘われたら、服装は?コチラの記事も参照!
体育会系が嫌いな心理・理由⑦上下関係が厳しい
体育会系の特徴として、上下関係が厳しいのも挙げられます。体育会系の部活に所属していたら、たった1歳しか違わなくても「先輩」「後輩」の上下関係は絶対です。そのため、就職してからも職場で上下関係にこだわり、「いちいちウザいな」と思わせてしまう人も多いです。
体育会系を部下にすると忠実に動いてくれる、というメリットはあるものの、上司や先輩となるとちょっと息苦しい時もあるかもしれません。また、同僚であっても営業成績や評価などで上下関係をつけたがる体育会系もいます。部活のレギュラー争奪戦のような感覚でしょう。「同僚なのにマウンティングがウザい」という人も多いのでは?
同僚なのに上下関係がないといけない、というのはその人の思い込み。こちらは涼しい顔でスルーし、やるべき仕事に専念していればOKです。
体育会系が嫌いな心理・理由⑧せっかち
体育会系はせっかち、やたら急かしてくる、という特徴もあります。部活では駆け足で行動、限られた時間でたっぷりのトレーニングをこなさないといけなかった体育会系は、チンタラした行動がウザい、と思ってしまうようです。
体育会系の人に職場で急かされてパニックになりそうなら、まずは自分から落ち着くことです。「そんなに急かさないで下さい。今これをして、次にあれをすれば間に合いますよ」と順序立てて説明し、納得を得られれば、少しは楽になれるはずです。
体育会系が嫌いな心理・理由⑨押しつけがましい
体育会系の嫌いな特徴として、独特な押しつけがましさも挙げられます。さんざん感情的に怒鳴って「お前のために叱ってやってるんだぞ」と決めゼリフのようにつけ加えたり。「やる気ないなら帰りなさい」と言いながら本当に帰ろうとすると激怒したり。
体育会系特有の押しつけがましさには、「バカっぽい」「もっとストレートに理路整然と注意してくれたらなぁ」と思ってしまいますよね。
前述のように、体育会系は部活などでそのように指導を受けてきた、というのも理由としてあるのでしょう。部活で指導された通りに、職場でも部下や後輩を指導する、というノリですね。
「こういう人なんだからしょうがない」とスルーし、受け入れるのが賢い手でしょう。「こんなバカな人の下で働くなんて…」と情けなく思う必要はありません。
職場に嫌いな体育会系が…、接し方は?
ここまで体育会系の嫌いな心理や理由、特徴を見てきました。職場での接し方についても触れた項目がありますが、まとめるとどのように接するのが得策なのでしょうか?
体育会系のノリについていけなくても、無理に合わせる必要はありません。が、バカにしたり、「ウザいから」と必要以上に避けるのも得策ではありません。苦手意識が相手にも見え見えだと、職場での接し方がお互いぎこちなくなり、円滑な業務ができなくなってしまいます。
職場である以上、個人の感情よりも仕事の遂行が第一!体育会系との接し方を以下で確認していきましょう。
体育会系との職場での接し方①嫌なことはNO!
相手が体育会系であろうが誰であろうが、嫌なことは基本的に「NO」を伝えないと相手にはわかりません。仕事上のことであれば上司や先輩に逆らえない、というのはある程度仕方ないでしょう。
ですが、業務外の飲み会や、行きたくもないイベント、持ちたくもないアイテムを持たされるなどは正直ウザいですよね。仕事と直接関係ないことであれば、はっきりと「行きたくない」「そこまでする必要性を感じない」と伝えましょう。
体育会系のノリに流されて嫌な気分になり、仕事のパフォーマンスまで下がるのであれば、それこそバカらしい展開です。「あの人は自分らのノリとは違う、だけどそれでいいんだ」と受け入れてもらえるよう、NOを伝え続けましょう。
体育会系との職場での接し方②いいところを見つける
体育会系は非効率的で非合理的なバカだ、と決めつけて諦めてはいませんか?
体育会系には体育会系のいいところがあります。上司の下で忠実に仕事をこなすのも長所ですし、あの独特なノリに元気をもらえて職場の雰囲気が明るくなる、というのも利点ですね。
あいつらウザい、バカだ、と決めつけて避けるのではなく、いいところを見つけるのも接し方の一つです。
同じ特徴をもったメンバーばかりでは、強いチームになれません。論理的で黙々と仕事をする人ばかりの職場では、かえって息が詰まることもありますよね。
これこそ体育会系なたとえで恐縮ですが、4番バッターばかりの野球チームでは勝てませんよね。一つのチームにいろいろなキャラや役割の人がいるからこそ、仕事や生活が回っていくのだといえます。
体育会系の上司や先輩、ちょっとウザい同僚がいるのも、チームとしては理由あってのこと。本当に使えない人ならとっくにクビになっています。
特に体育会系は職場のムードメーカーになりえます。その人のいいところを一つでも見つけたら、いくらか接しやすくなるのではないでしょうか?
体育会系との職場での接し方③適当に受け流す
体育会系の絡みがウザいな、と思ったら、適当に受け流すのも接し方の一つです。相手のノリに圧倒されてしまうから、変に巻き込まれてしまうのです。
「へえ、すごいですね」「今日も元気ですね」といったん受け入れたような相づちを打ち、後は自分の仕事に戻ってそちらに集中するのがスマートです。
体育会系の同僚からのマウンティングも、適当に受け流すに越したことはありません。気にして張り合うだけ時間の無駄で、その時間を仕事に割いたほうが効率的ですよね。
「あの人はそういう人だから」と受け入れて、受け流す。それが職場の体育会系に疲れないコツです。
体育会系との職場での接し方④こちらも堂々と接する
体育会系との接し方で大事なのは、こちらも堂々と接することです。やたら声がデカくてせっかちで、しかも集団でいる、ということであのノリにビビってしまいがちですが、怖がってコソコソ避けていてはどうにもなりません。
何かと圧力をかけられているように感じて辛い時もあるかもしれませんが、こちらも堂々と接することを心がけて下さい。
一番ダメなパターンは、もじもじしながら抵抗するパターン。申し訳なさそうに小さい声でNOを言い、ビビリながら受け流す、これは逆効果です。体育会系からすれば「なめとんのか!」「根性を叩き直してやろう!」となり、火に油を注ぐ形になっていまいます。
言うべきことは言い、そのかわり自分のすべき仕事はきっちりやって筋を通す、そして常に堂々と、これが職場の体育会系への理想的な接し方です。
【おわりに】嫌いな体育会系とも、これで仲良く…!
いかがでしたでしょうか。体育会系は嫌い、と思っていた人も、その心理や特徴、接し方がわかれば職場でもいくらか気が楽になるのではないでしょうか?
体育会系のいいところも再発見できたら、職場でもより仲良くできそうですね。
苦手意識を抱えて表に出してしまうのではなく、こちらも筋を通して堂々と。これが体育会系のノリに流されないポイントです。