まずは、カットの前に髪の毛を霧吹きで湿らせます。こうすると髪の毛がまとまって切りやすくなります。子供や幼児の毛は細くて見にくい事がありますが。濡らすことで毛がまとまるので、見やすくなります。
あまり濡らしすぎると、かえって切りにくくなるので濡らしすぎには注意しましょう。
②顔周りから切る
子供のヘアカットの失敗しないコツは、顔の周りの髪の毛から切ることです。最初に顔の周りから髪の毛を切ることによって、全体の髪の毛の長さの基準を作ることができます。基準が決まると全体の長さがイメージしやすくなりますよ。
セルフカットでは、つい切りすぎてしまうことがよくあります。最初は長めに切るとそのリスクも軽減するでしょう。また、ぬれた状態の髪の毛は乾くとカールするもの。
そのため、どうしても切った長さよりも短くなってしまいます。最初は長さの間隔をつかむことが難しいと感じてしまうかもしれません。
そんな人は、櫛で髪の毛をまっすぐにして、はさみを当てたときに「切った髪が大体30パーセントくらいは短くなる」と思うようにしましょう。そのくらい長めに切っておくと、後の調整もしやすくなりますよ。
③髪をすく時はブロッキング!
髪の毛を梳くときは、髪の内側から梳いていきます。ブロッキングして髪の毛をまとめておくとやりやすいでしょう。
ブロッキングとは、髪の毛をクリップでまとめておくこと。この場合、ブロッキングした部分はまだ手をつけない髪の毛のことをさします。邪魔にならないようにまとめておくことで、作業しやすくなりますよ。
それから、子供はどうしても動きやすいのでミスもしやすいです。そんな動き回る子供の髪の毛も、ブロッキングすれば、少しのミスもダメージは少なくなりますし、断然切りやすくなりますよ。
④バランスを整える
顔の周りと、髪の内側の毛を梳いたら、後は全体の髪の毛のバランスを取っていきます。すでに大体の形は出来ているので、髪の毛を櫛で取って空気を入れながらはさみを入れていきます。
短い髪の毛を整髪料でセットするようなヘアスタイルにしたい場合は、櫛で髪の毛を持ち上げながら切っていくと、仕上がりをイメージしながら切ることができるでしょう。ザクザクと切っていっても、それほど薄すぎにはなりません。思い切って切っても大丈夫です。
セルフカットにおすすめなヘアスタイルまとめ♪男の子をおしゃれにする髪型!
男の子の髪はこまめに切ってあげたい、またお子さんが美容室を嫌がる場合はセルフカットでおしゃれな髪型にしてあげたいところです。ここでは、セルフカットでもできる男の子のおしゃれな髪型についてご紹介いたします。
① ソフトモヒカン
セルフカットした子供のヘアスタイルを紹介していきます。最初にご紹介するヘアスタイルはソフトモヒカンです。ソフトモヒカンは、大人だけでなく、子供や幼児のヘアスタイルとしても人気があります。
また幼児の場合、自然に伸びてきたら、なんとなくモヒカンみたいに頭のてっぺんから髪の毛が伸びてきたと言うこともありますよね。そうした髪の生え方を活かして、おしゃれに変身させることができますよ♪
切り方:バリカンがあるとさらに便利
ソフトモヒカンの髪の毛の切り方で、最初からバリカンを使って髪の毛を刈ってしまうと後から修正できませんから、最初は基本通りに顔の周りから切っていきましょう。
ある程度の長さで形になってから、生え際なんかはバリカンで刈っていきましょう。耳の周りははさみで切ると危ないので、バリカンを使うほうが安心です。バリカンならよっぽどのことが無い限り耳を傷つけたりすることはありません。
② ツーブロック
次にご紹介するセルフカットのヘアスタイルは、ツーブロックです。ツーブロックはバリカンを使えば簡単に作る事ができるので、むしろ簡単なヘアスタイルかもしれません。
ツーブロックと言っても長さはいろいろあるので、トップの長さによってほとんどソフトモヒカンと変わらないようなツーブロックもあります。簡単で可愛いので、男の子のセルフカットでは人気のヘアスタイルかもしれません。
切り方:最初にバリカンでもOK!
ツーブロックのヘアスタイルの切り方をご紹介します。短めのツーブロックはソフトモヒカンと変わらないように感じるかもしれません。しかし、こちらは最初からバリカンを使っても大丈夫です。
クリップで髪の毛を持ち上げてブロックするときに、ある程度の髪の毛の長さがあるほうが楽ですよね。長さがある場合は、最初にブロッキングをしてバリカンを使いましょう。
ツーブロックのラインはしっかりと髪の毛をブロックしましょう。左右対称にしたい場合は、ツーブロックのラインを作るときに時間をかけて調整しておくと、よりきれいに仕上がるでしょう。
最後にトップは思いきってザクザクと梳いていくと、今時のツーブロックのヘアスタイルになりますよ!