子供に大人気!ソフトモヒカンとは?
大人でも取り入れている人が多い髪型、ソフトモヒカン。
頭頂部辺りがツンツンとしていてメンズらしい髪型とも言え、男の子を持つ母親がさせたいヘアスタイルでもあります。
そもそもソフトモヒカンとはどういったヘアスタイルなのかというと、ハードでロックなあの昔のバンドマンが行っていたようなモヒカンスタイルを現代風にした鋭さを和らげたヘアスタイルのことを指します。
ソフトモヒカンにも様々なスタイルがありますが、共通しているのは頭のてっぺん部分が他の髪と比べて若干長いということです。
男の子のヘアスタイルは案外難しいですが、ソフトモヒカンは切り方や手順などを覚えてしまえば自宅でセルカットも可能ですから、じっとしてられない年齢の男の子にもぴったり。
また、ソフトモヒカンでなるべく短めに揃える切り方をしてもらえば当分の間はサロンに行かなくても良くなります。
徐々に髪の長さは伸びてきますが、長くなってもそのスタイル性を失わないのがソフトモヒカンの良いところですので、特に幼い年齢の男の子を持つ親は利便性の高いヘアスタイルに感じられるでしょう。
子供にソフトモヒカンを施すときの道具
ソフトモヒカンを子供に施すと予定している場合、必要な道具はいくつか出てきます。
例えばカットしている最中に毛が散乱しても良いように新聞紙やビニールシートなどを敷いたり、カットした毛を集めるためのほうきやちりとり、そしてカット中に必要なケープ、くしが必要です。
また、髪を濡らすときに必要な水を入れるスプレーなどもあると安心です。
また、ソフトモヒカンの切り方はバリカンを使うことが非常に多いです。
ハサミを使ってソフトモヒカンを作ることもできますが、セルフカットだと少し難しいため、一気に綺麗にカットできるバリカンを準備しておきましょう。
バリカンにも色々な種類がありますが、様々な長さに対応できるようにミリ数が多いものを選ぶと良いでしょう。
短めにする際も長めにする際も主となるのはこのバリカンで短くした部分で全体が決まるのでバリカンのアタッチメントは種類を揃えておくと良いですね。
また、バリカンだけではソフトモヒカンを作るのは大変なため、カット用のハサミやすきバサミなどもあると作業がはかどります。
【短め】ソフトモヒカンの切り方
短めのソフトモヒカンの切り方はどのように切っているのでしょうか。短くしすぎたら失敗してしまいますし、難しそうですよね。
ここからは、短いソフトモヒカンについての切り方をご紹介します。家で挑戦して是非お子さんをオシャレな髪型にしてみてください♪
①スプレーで濡らす
ソフトモヒカンに限らずセルフカットする場合は総じて水を入れたスプレーで髪全体をまんべんなく十分に濡らしていきます。
髪が乾いた状態であるドライヘアからセルフカットを始めてしまうと思いの他切りすぎてしまうことが多いため、髪は十分に濡らすことが大切です。
髪の毛をスプレーで濡らしたあとは、くしを使って髪がそれぞれ生えている方向や向きに沿わせながらくしでしっかりととかしていきましょう。
ソフトモヒカンを短めに切るイメージをする場合、髪全体が短くなるので毛の方向を揃えておくことが重要です。間違った方向に髪を流したままカットしてしまうと全体の長さが繋げられなくなる可能性が出てきます。
短めのソフトモヒカンは清潔感と方向が揃った髪型が魅力的ですから子供に行う際はくしでどこの方向に流したら良いのか確認していきましょう。
②サイド・バックをカット
全体的にくしで方向を見つけながらとかしたあとはいよいよカットに移っていきます。ソフトモヒカンをショートで短めにしたい場合はミリ数のないアタッチメントを使い、サイドからバックにかけて徐々にそぎ落としていきます。
ソフトモヒカンのヘアスタイルは頭頂部が最も長くあるため、頭頂部辺りにはまだ手を加えないよう注意しましょう。
サイドやバックにバリカンを入れている際、頭頂部にバリカンが触れてしまいそうと感じたときは髪を留められるものを使用して頭頂部辺りの髪を予め留めておいてから初めても構いません。
ソフトモヒカンのヘアスタイルは頭頂部が最も山が高い髪型になるため、頭頂部辺りよりもショートになるイメージで短めにバリカンで耳の下までのサイドと頭の後ろでバックを刈り上げていきましょう。
頭頂部よりも短いサイドやバックはバリカンを縦に入れるのではなく、下から上に持ってくるときにやや上に流すように入れていく切り方の方が後々楽になります。
そのままの力でバリカンを入れてしまうと頭頂部のモヒカン部分を切る際にどんどん短くなってしまうため、下から上に動作の最後は優しく上に上に毛を逃してあげる意識で行うと良いでしょう。
③前髪・頭頂部をカット
サイドやバック部分のバリカンを入れ終えたら次はソフトモヒカンの象徴となる頭頂部と前髪の部分です。頭頂部と前髪はもうバリカンの役目はないため、ここでハサミやすきバサミなどに変更していきましょう。
切り方はまず頭頂部に差し掛かっていくのですが、ソフトモヒカンは刈り上げた後ろとサイドを頭頂部部分と繋げる必要があるため、サイドや後ろの長さを確認しながらハサミを使って繋げるカットをしていきます。
くしで頭頂部の髪を持ち上げながらサイドや後ろと繋げていくのですが、そのまま横から切っていく方法でも良いです。
また、ハサミの向きを縦にしながらカットする切り方などでもアンバランスさを加えられておしゃれ度がアップするセルフカットに仕上がります。
前髪にも短めであるショートと長めの好みがあると感じますが、どのような長さであってもトップや後ろ、そしてサイドなどと繋がるようにカットしていけば問題ありません。
ハサミが使いにくいという人はバリカンのアタッチメントのミリ数を徐々に多くしていけばハサミを多く使わずにソフトモヒカンスタイルに仕上げることも可能です。
段差があるソフトモヒカンを好むメンズもいるため、そういった場合はハサミで大きく幅を取る切り方ではなく、重点的にバリカンのアタッチメントを変えながら行う切り方をしてもOKです。
ただし、ソフトモヒカンはショートなどの短めである場合や、サイドや後ろを刈り上げの状態にする場合、段差が著しく残っていると違和感を感じるヘアスタイルになってしまいます。
ショートスタイルの短めソフトモヒカンの場合は段差をなくすことでより自然に美しい仕上がりになるため、段差横から確認して段差があるようであれば再度バリカンで表面を滑らかにしたり、ハサミを使って段差部分をなくしていきましょう。
④微調整
短めソフトモヒカンスタイルが完成したら最後に微調整を行っていきましょう。優秀な道具であるバリカンですが、頭頂部はハサミを使っているため、最終確認すると案外切り残しなどが目立ちます。
特に最終確認で着目したい箇所は後ろやサイドの段差、そしてしっかり角と角が繋がっているかなどです。
切り残しを発見したい場合はくしなどで髪を持ち上げれば簡単に見つけることができるため、ショートの場合は特にそれぞれ修正箇所を発見したら髪と髪が繋がるようにカットしていきましょう。