続いて長めのソフトモヒカンの切り方について見ていきましょう。短めの切り方とは違った切り方なのでしょうか?
長めにカットしたいと思う人も短くカットしたいと思う人も、切り方の違いを覚えて臨機応変にカットできるようになっちゃいましょう!
①イメージして下準備
長めのソフトモヒカンは短めのソフトモヒカンと違ってかなりレパートリー豊富に細かくカットする切り方ができます。そのため、曖昧なイメージのままカットに入ってしまうと一点は短く、一点は長くといった事態になることが考えられます。
そのため、長めに仕上げるソフトモヒカンはバリカンを入れる際、どこまで入れていくのかをじっくりとイメージしましょう。このイメージがしっかりと固まっているだけで仕上がりに大きな差が出ます。
イメージ通りの少し長いソフトモヒカンにする場合は襟足を残すのかサイドやバックは切り過ぎないようにするのかなどの注意点も作っていくとスムーズに進められますよ。
②サイド・バックをカット
長めのソフトモヒカンはサロンに行った場合ハサミなどを使って仕上げるところも多いですが、ソフトモヒカンをハサミのみで仕上げてしまうと手元の関係上もあり均等に仕上げるのは難しいでしょう。
そのため、長めのソフトモヒカンを予定している場合でも短めのソフトモヒカンと同様にバリカンを使ってカットする切り方の方が安心してソフトモヒカンに挑めます。
長めのソフトモヒカンの場合はある程度の長さが全体的に必要のため、それに合わせて使用するバリカンのアタッチメントのミリ数も多くしていきます。
短めであれば3ミリや6ミリなどのアタッチメントを使うことも多いですが、長めのソフトモヒカンはどのミリ数であっても違和感なく仕上げられるため、お好みの長さを設置して取り掛かっていきましょう。
長めのソフトモヒカンも短めのソフトモヒカンと同様に後ろやサイドからまずバリカンを入れていきます。
長めに設定したバリカンはバリカンを入れても髪の長さを少し削る程度なのでサイドや後ろを一度バリカンで落としてからまだ長いようであればミリ数を下げていき、もう一度初めから行っても良いです。
③前髪・頭頂部をカット
長めのソフトモヒカンはサイドやバックの長さも長めなため、ハサミで頭頂部や前髪をカットする際は慎重な切り方を心掛けていきましょう。
しかし、長めのソフトモヒカンの方がハサミやすきバサミを入れる頻度が高いため、より細かい遊び心溢れるヘアスタイルにすることも可能です。
長めのソフトモヒカンの場合は全体的に長さがあるため、既にバリカンなどで落とした髪をガイドにしながら頭頂部が最も高い位置にくるように山の形をイメージしてハサミを使ってカットしていきます。
前髪も長めにする場合はそのまま繋げても良いですし、短めにしたい場合は頭頂部からやや角度を付けての切り方をすると良いでしょう。
④微調整
短いソフトモヒカンと同様に長めのソフトモヒカンが完成したあとも微調整を行い、確認していきます。
長さがあると少しのミスがあってもある程度はカバーすることができますが、気になる場合は何度もくしを入れていくと更に細かい微調整が可能です。
長めの切り方であるソフトモヒカンはサイドや前髪も長さがあるため、他者の目に触れる頻度が高いその周辺は特に念入りにくしを入れていくと良いでしょう。
また、長めのソフトモヒカンはセットのしやすさも魅力的なのでワックスなどの整髪料を使って男の子に相応しいおしゃれスタイルをキメてみてくださいね。
ソフトモヒカンをおしゃれにしたい中学生はツーブロック風に
ソフトモヒカンはソフトモヒカンでも中学生や高校生の男の子は子供ながらにおしゃれ精神が芽生えてきます。子供の頃から自宅でカットするご家庭は中学生や高校生になっても親がカットするということもあるでしょう。
そんなおしゃれ心が芽生えてきた年代の男の子はメンズカットに敏感になるため、子供の頃に行っていたショートソフトモヒカンを少しアレンジしてショートはショートでもツーブロック風にしてみても良いですよ。
ツーブロック風といってもソフトモヒカンがベースなっていることは変わらないのでチャラチャラとしたイメージになることもありません。
ツーブロック風のソフトモヒカンはサイドを中心にバリカンで刈り上げていき、後ろは長めでも短めのショートでも構いません。
ツーブロック風のソフトモヒカンは組み合わせ自由な切り方をすることができるので年頃の男の子に合うソフトモヒカンのスタイルに変更してあげると良いですよ。
子供に最適なソフトモヒカンは毛量を削ぎすぎないよう注意
子供やメンズ、男の子にとって最適なおしゃれヘアスタイルとなるソフトモヒカンですが、一点注意したいのは「毛量を削ぎすぎないようにする」ことです。
バリカンを中心に使っているからと言っても、ハサミやすきバサミを使用しているとどうしてもバラつきが出てきてしまうことがあります。
髪の長さは関係ないのですが、全体的に見て毛量が多い場合はすきバサミを使用しますよね。そのときにすきバサミを何度も入れすぎたり、同じ箇所の開閉回数が多いと必然的に毛量は少なくなってしまいます。
長さに注意しすぎて肝心の髪の中身である毛量を削ぎすぎるといった失敗も多々あるため、ソフトモヒカンが完成して微調整をする場合は、基本的に一ヵ所終えたら次の箇所、というような切り方をしていきましょう。
ショートの場合は特に全体を軽く仕上げたいという一心から削ぎすぎてしまうことが少なくありません。
ショートのソフトモヒカンで後ろを削いでしまうと頭の形が良くない人はモロに違和感を感じるショートソフトモヒカンになってしまう恐れも。
ショートは後ろ、サイド辺りも重点的にふんわりとした仕上がりにしましょう。
ソフトモヒカンでカッコイイ子供に大変身!
メンズや男の子、月齢の低い子供などに適したソフトモヒカンの切り方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
親心では子供の髪はなるべく上手にお金をかけず整えてあげたいですよね。
男の子と言っても年齢に応じて好みのヘアスタイルが徐々に変化し、決まっていきますから上手なカット方法で、かっこいいソフトモヒカンを作ってあげてくださいね。