ヘナタトゥーとは？デザイン、やり方や意味を解説！消えるの？

孔雀以外の鳥のデザインもあります。
最近ではハチドリやフクロウ、オウムなど様々な鳥たちもメヘンディに登場します。

鳥は自由の象徴であり、地上と天国を行きかう使者でメッセンジャーの役割を持っています。

魚の形は目の形にも見えることから、魚のメヘンディは「女性の目」を表します。
花や孔雀のように人気のあるメヘンディとは違いますが、独立した意味をもつ魚もまた特別なもの。

特に魚は自立という意味も含まれているので、強い女性のシンボルともいえるでしょう。

蜻蛉と蝶々。

両方とも羽のある虫の仲間ですが、意味は全く違います。
蝶々が変化や成長を意味するのに対して蜻蛉は生まれ変わる、再生という意味があります。

また蜻蛉も蝶々も美しい羽が印象的で、芸術的な装飾が魅力的です。

同じ模様を繰り返すデザインはメヘンディに多く用いられる手法です。
その中でも多いのが蔓のデザイン。

蔓は華やかな花や美しい葉っぱの装飾と一緒に描かれ、長く繰り返すデザインは長寿や我慢強さ、そして生命力を表します。
そして人間関係においてもっとも重い意味を持つと言われています。

太陽と月のメヘンディ。

インド文化において太陽は常に万物のエネルギーの元であり、太陽のメヘンディはとても強い意味を持っています。
復活や不死、永遠の愛、そして知識という意味があり、デザイン自体はシンプルながら、とても強い意味が込められています。

対して月は穏やかな愛、変化のエネルギー、保護と健康を意味します。
力強い太陽に対して、静かな強さを持つ月といったところでしょうか。

また三日月は新しい赤ちゃんの期待を意味します。

メヘンディではあまり見かけない爬虫類のモチーフ。
蛇や蜥蜴など、結婚式で手足にデザインしたいと考える花嫁が少ないので、仕方ありませんが、爬虫類にも特別な意味が秘められています。

メヘンディの爬虫類は「悟りを求める者」という意味があり、強い意志を感じさせるものです。

ヒンドゥー教、そして仏教において曼陀羅は宇宙を表すもの。
メヘンディのデザインにおいても同じで、曼陀羅は宇宙を意味します。

特にその深い意味と、丸い規則的なグラフィックはメヘンディアーティストが好むデザインと言われています。

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