ヘナタトゥーとは？デザイン、やり方や意味を解説！消えるの？

メヘンディとはヒンディー語で「ヘナで肌に模様を描く」という意味。
ヘナタトゥーの事を指しているともとれるのですが、メヘンディには魔よけの力や、幸運を呼び込む力があるとされ、特別な祭りの夜や結婚式にインドの女性が肌にヘナで模様を描くものです。

特別な意味を込めてメヘンディと呼ぶので、ただヘナを使って好きなグラフィックスを描くという意味ではありません。

さてヘナタトゥーには美しい複雑なデザインが特徴的です。
凝ったデザイン一つ一つがまるでアートのように肌を染め上げていくのですが、もともと魔よけやお守りの意味のあるメヘンディですから、模様の一つ一つにも特別な意味が込められています。

自分でメヘンディを入れる時の参考に、代表的なメヘンディの模様の意味を紹介しましょう。

最も人気の高いヘナタトゥーデザインの中に「花」があります。
花は幸福と喜びのシンボルであり、結婚式やその他祝い事に特に好んで用いられるデザインです。

幸せな意味を持つ花のメヘンディは見た目にも華やかで愛らしい印象です。
メヘンディの中でも簡単な部類に入る花のデザインはメヘンディ初心者向け。
花のデザインから練習するというプロの人も多いのだとか♪

花の蕾（つぼみ）を表すメヘンディには新しい命、新しい人生という意味があります。
そこから発展して子宝や喜びという意味もあるため、満開の花々に人気が集まる中、つぼみのメヘンディも花嫁にふさわしいデザインです。

花嫁以外にも、妊婦に施すメヘンディとしても人気があります。
新しい家庭を築く新婦と、新しい命を育む妊婦に似合うデザインですね。

ハスの花は仏教において大変意味の深い植物です。
お釈迦様の台座にはハスの花が選ばれているくらい。

ハスの花は泥の中でこそ綺麗な大輪の花を咲かせることができる（綺麗な水だと小さな花になるらしい）ことから、辛いことがあるからこそ、素晴らしい人生になる、そこにさとりが生まれるという意味なのだそうです。

そのため、メヘンディでもハスの花は特別で、美徳・気高さ・美・女性らしさ、そして純潔・悟りという意味があります。

孔雀のメヘンディは花と同じくらいポピュラーなデザイン。
孔雀は美しい羽とエキゾチックな存在感で、メヘンディをさらに複雑にそして美しい模様へと仕上げてくれます。

孔雀の意味は「美」
まさに孔雀のイメージですよね、そのため結婚式で花嫁に施すメヘンディとしても特に人気があります。

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