記事の目次
- 1.【はじめに】ガスコンロの火がつかない!
- 2.ガスコンロの火がつかない!チェック項目を知っておこう
- 3.【ガスコンロの火がつかない!チェック①】ガスソフトコード
- 4.【ガスコンロの火がつかない!チェック②】乾電池
- 5.【ガスコンロの火がつかない!チェック③】バーナーキャップ
- 6.【ガスコンロの火がつかない!チェック④】元栓
- 7.【ガスコンロの火がつかない!チェック⑤】安全装置
- 8.ガスコンロの火がつかない!対策を知ろう
- 9.【ガスコンロの火がつかない!対策①】ソフトコードを替える
- 10.【ガスコンロの火がつかない!対策②】バーナーキャップ対策
- 11.【ガスコンロの火がつかない!対策③】定期的な清掃
- 12.【ガスコンロの火がつかない!対策④】吹きこぼれを防ぐ
- 13.【ガスコンロの火がつかない!対策⑤】鍋の裏をしっかり洗う
- 14.【ガスコンロの火がつかない!対策⑥】修理依頼や買い替え
- 15.【まとめ】ガスコンロの火がつかない場合はほとんどすぐ直る
ガスコンロの火がつかない原因としては、乾電池が切れているという可能性もあります。
ガスコンロには乾電池が使われていることを意外と知らない人が多いものです。ガスコンロは電池の電気によって、着火されます。そのため、電池が切れていると、当然のように火がつかないのです。この場合、電池を交換すれば、すぐにつくようになるため、故障でも何でもないということになります。
ガスコンロ電池むき出しこわっ:sweat_smile:初めてみたわきずかんかったし pic.twitter.com/DkQExe8OkO
— masa (@masa74031436) January 14, 2018
電池が切れている場合も、ガスコンロが片方だけつかないということはありません。電池が切れていれば、当然、両方つかなくなります。ただ、ガスは出るため、点火したまま放置するのは危険です。
火花が出るかどうかは、電池の残量次第です。電池が完全になくなっていれば、火花も出ないでしょう。しかし電池が少し残っており、火花は出るが、火花の量が足りず、火がつかないということもあります。電池の残量によってこのような変化があるため、火花が出ているから電池が原因ではないというわけでもないのです。
【ガスコンロの火がつかない!チェック③】バーナーキャップ
ガスコンロの火がつかない場合、バーナーキャップをチェックするというのも大切なことです。
バーナーキャップとは、コンロの中央に存在する、鍋を置いたら引っ込む、突起物のことです。これによりコンロは、鍋が乗っているかということを判断しています。もしもバーナーキャップの向きが変わっていたり、位置が違う場合、ガスコンロはチチチとなり、火花が出てもつかないため、これが原因という場合もあるのです。
これをこうしてこうじゃ。
— 小山浩之:tm: (@0yama) August 8, 2017
16年もののガスコンロ。湿度が高いと着火しにくくなっていたのでバーナーキャップとリング、ついでにトップテーブルの交換部品をin。まるで新品の輝き!
ゴトクも買っとけばよかったな… pic.twitter.com/84izEz2EFP
バーナーキャップの異常の場合、片方だけ火がつかないということが多いです。両方ずれていることもありますが、ほとんどは片方だけでしょう。このような状態だと、ガスは出るのですが、火花だけで火はつきません。
バーナーキャップは濡れていると、火花は出ても、火がつかないという状態になってしまいます。掃除をした直後からつかなくなったということであれば、これが原因の場合が多いです。またその場合は、片方だけでなく、両方つかないということも多いため、注意しておきましょう。
■参考記事:ガスコンロの掃除のコツは?
【ガスコンロの火がつかない!チェック④】元栓
ガスコンロの火がつかない場合、元栓を確認するということも大切です。
元栓が締まっている状態では、火花はついても、ガスは出ません。チチチという音と、火花はガスとは無関係ですので、いつもと同じ状態ですが、コンロは片方だけでなく、両方つかなくなります。ガスがきていないのですから当然です。
【急募】ガスコンロの外し方が分かる方いますか:sob: 元栓は締めたんですけど ホースの連結部分ってどうやって外すんですかー? pic.twitter.com/4IxphDL37F
— 読書の波が来ているゆかりはん (@cafepg11amzs2) December 9, 2017
ガスの元栓を確認して、しっかり開いているからといって安心してはいけません。実はガスの元栓は、ガスメーターにもあります。ガス漏れしていたり、大きな地震があったりすると、この元栓は自動的に止まるようになっているため、心当たりはなくても、確認するようにしましょう。
ガス漏れしている場合は、ガス検知器がピーピーと音を立てていることもあります。ガス漏れの心当たりがない場合、危険な状態ですので、すぐに業者を呼んでください。
【ガスコンロの火がつかない!チェック⑤】安全装置
火花は出るのに、ガスコンロの火がつかない場合、安全装置を確認するということも大切です。
安全装置が働いているかどうかの確認は簡単です。ガスコンロの火をつけようとすると、火花が出て、一瞬火がつくのですが、ピーという音がなります。ガスは出る状態ですし、火花も出ているため、電池切れではないのですが、これはガスコンロの安全装置が働き、自動的に火を消しているのです。
『ガスコンロの左側が点火しない!』と点検したところ、左下のチャイルドロック機能が働いていました。主には小さな子供のイタズラ防止のための安全レバーです。最近のガスコンロには様々な安全装置が搭載されていて、とても安心でガス!! #ガスコンロ #安全装置 #安心して安全に使えます pic.twitter.com/AepkCrBoAl
— 豊橋のガス屋 スガノガス社長 菅野文章 (@suganogas) July 13, 2017
ピーという音がするかどうかはガスコンロによって違うため、必ずしもピーという音がなるとは限りません。
ピーという音は安全装置が働いているということなのですが、ピーという音は、不完全燃焼などを検知した時に発生します。それ以上、ガスコンロを使い続けると危険なため、ピーという警告音とともに、火も消えるのです。ピーという音がしたら、それ以上ガスコンロを使うのは危険ですので、業者に連絡しましょう。