【スピリチュアル☆八尺瓊勾玉】八尺瓊勾玉はどこにある?
八尺瓊勾玉はどこにある?
そんなテーマで三種の神器の一つである八尺瓊勾玉について解説していきます。八尺瓊勾玉と言われても、まず名前の読み方から分からない人も多いのではないでしょうか?恥ずかしながら私もそのうちの一人でした。八尺瓊勾玉は「やさかにのまがたま」と読み、伝説の宝物のようなもの。
三種の神器なんて言われても「そんなの伝説でしょう?」「存在しない物をまるであるかのように言ってるだけ」なんて思っている人もいるでしょう。
でも実は三種の神器の中でも八尺瓊勾玉は実存するのです!なんて話を聞いたら調べないわけにはいきません(笑)
八尺瓊勾玉とは何か?そして三種の神器とは何か?どんな場所にあって、どんな形をしているのか...いろいろ調べてみました☆
■参考記事:勾玉の意味や歴史についてはコチラも参照!
【スピリチュアル☆八尺瓊勾玉】八尺瓊勾玉とは?
ではまず問題の「八尺瓊勾玉」から見ていきましょう。八尺瓊勾玉とはいったい何なのか?
実は今おそらく生きている人の中で八尺瓊勾玉の実物を見た人はいないのではないかと思います。では名前から考えてみてみましょう。まず「八尺」とは長さの単位で、今でいうところの約140cm。次に瓊は瑪瑙「めのう」の事、勾玉は英語のアポストロフィみたいな形に加工した装飾品のことです。
140cmもある勾玉があるとは信じられないので、おそらく「大きい」という意味。つまり「大きなメノウでできた勾玉」なのではないかと思われます。
八尺瓊勾玉は古事記の神話でも有名な、天照大神が怒って岩戸に隠れてしまったという「岩戸隠れ」。八尺瓊勾玉は天照大神の岩戸隠れの時に作られたもので、天照大神に岩戸から姿を現していただくために榊の枝につるされたものだそうです。
■参考記事:勾玉ネックレスを作ってみよう!
【スピリチュアル☆八尺瓊勾玉】三種の神器とは?
八尺瓊勾玉は三種の神器の一つと言われています。でも三種の神器と言われても何のことだかわかりませんよね?三種の神器とは簡単に言うと、天皇のご先祖様が天界から地上に遣わされた時に、天照大神から授かった宝物の事で、天皇が代々受け継ぐものとされています。
今年の終わりに天皇陛下がご退位されるので、天皇退位、新天皇即位の時に三種の神器も一緒に次の天皇に継承されることになります。
ところでその三種の神器を巡って平民の私には「変なの」と感じてしまったニュースがありました。
三種の神器他、皇室の遺産となるものを継承する際、「贈与税」は発生するのか否か!という議論が国会でなされたというニュース(笑)そんな神話レベルのものにも「課税するのかーい!」と笑ってしまいましたが、これ実は「当然課税するわけではない」けれど、きちんと法律上問題ないように「非課税にします」という法整備をしないといけないという事なのです。
贈与税とかいう話になると神話の宝物もなんだか神秘性がなくなってしまって寂しい気がしてしまいますね(笑)
【スピリチュアル☆八尺瓊勾玉】雨叢雲剣
では三種の神器、八尺瓊勾玉とあと2つも見ていきます。三種の神器もう一つは「天叢雲剣」で「あめのむらくものつるぎ」と読みます。
天叢雲剣は別名「草薙之剣(くさなぎのつるぎ)」とも呼ばれ、ヤマトタケルノミコトがヤマタノオロチを退治したときにヤマタノオロチの尻尾から出てきたと言われているもの。
天叢雲剣は愛知県名古屋市の熱田神宮の御神体として今も実物が祭られているのだそうです。実物と言っても誰も実際に見た事がないうえ、見ることも許されていないので、実物なのかどうか、はたまた存在しているのかどうかさえ本当はよく分かっていません。