「大事な人」は、あなたと利害関係のある間柄の人
それでは「大事な人」とはどんな人なのでしょうか? 「大事」の意味から推察するに、「大事な人」とは、何か重要な「出来事」に影響のある人物と言うことになります。重大な出来事と言えば、学生なら勉強で、それを教えてくれる先生が大事な人という事になります。
「先生なんて、私にとってはちっとも大事じゃ無いね!」という跳ねっ返りな人もいるかもしれませんが、言葉の意味から推察するに学生にとっては「大事な人」は先生に間違いありません。
それから、就活生なら面接先の会社の人事の人があなたの「大事な人」と言うことになります。「え、あのおじさんも私の大事な人なの? ショック!」
もちろんそうです、あなたの人生に今後多大な影響を及ぼすであろう人物は、たとえ会ったばかりであろうと大事な人と言うことになります。
でも、これではちょっとロマンがありませんよね。
友達も含みます、「大切な人」の正体はこれ!
「大切な人」は恋人や友達、家族などのこと
それでは、大切な人とはどんな人なんでしょうか? こちらも「大切」の言葉の意味から「大切な人」の意味を憶測してみたいと思います。「大切」は時間的な影響のある事柄を指す言葉、より切迫した状態を指すという事でした。つまりその時までに継続した関係を持っているという事になります。
継続的な関係を持っている人と言うことは、家族や友達、恋人などのように、ある程度の時間、関係を維持しているという事になります。つまり、恋人や友達、家族は「大切な人」であると言えます。
「やった、私の彼氏は私の大切な人!」思わず舞い上がってしまいますよね。やっとロマンチックな内容になって私も嬉しいです。
他にも「大事な人」として紹介した学校の先生だって継続的な関係があるわけですから、人によっては「大事な人」よりも「大切な人」となっている事もあるでしょう。
「大事な人」と「大切な人」の違い
「大事な人」よりも「大切な人」の方が重要!
以上のことから「大事な人」と「大切な人」の違いは、はっきりしたことと思います。まとめると、
「大事な人」というのは、あなたにとって利害関係のある間柄であって、自分の置かれている状況に影響を強く及ぼす人物である。
「大切な人」とは、あなたにとって継続的な関係があって、「大事な人」よりも切迫した状況に置かれている間柄にある人物である。
つまり、恋人や友達、家族は「大切な人」で、面接の人事や上司、取引先の社長やその娘さんは「大事な人」と言うことになります。そしてその状況には変化があって、たとえは取引先の社長さんの娘さんと恋に落ちて恋人関係になれば「大切な人」となることもあり得ると言うことです。
反対に、継続的な関係があって「大切な人」だった人が「大事な人」となってしまうパターンもあります。恋をして結ばれたはずのカップルでも、年をとって旦那さんを財布のように扱っている夫婦の場合は、奥さんにとって旦那さんは「大事な人」と言うことになってしまいます。
私にも「大事な人」は沢山います。でもでも・・・・・・
「大切な人」のいる人生は素晴らしい
いかがでしたでしょうか、「大事な人と大切な人の意味の違いとは?大事な人はどんな人?」お役に立つ情報でしたでしょうか?
私はいままで「大事な人」も「大切な人」も同じような意味として使っていましたが、今回の記事を書いて、二つの言葉には厳密な意味の違いがあることが分かってしまいました。