記事の目次
- 1.妄想恋愛をしたことはありますか?
- 2.そもそも「妄想恋愛」って何?
- 3.妄想恋愛の男女の違いを5つ解説
- 4.【妄想恋愛の男女の違い①】妄想に使う脳が違う
- 5.【妄想恋愛の男女の違い②】バリエーションの豊かさが違う
- 6.【妄想恋愛の男女の違い③】非現実さの方向性が違う
- 7.【妄想恋愛の男女の違い④】異性との触れ合いに対する度合い
- 8.【妄想恋愛の男女の違い⑤】思考の仕方が違う
- 9.妄想恋愛のプラス効果 5つ
- 10.【妄想恋愛のプラス効果①】女子力アップ効果
- 11.【妄想恋愛のプラス効果②】アンチエイジング効果
- 12.【妄想恋愛のプラス効果③】ストレス発散効果
- 13.【妄想恋愛のプラス効果④】人間関係を良好にする効果
- 14.【妄想恋愛のプラス効果⑤】自己肯定感を高める効果
- 15.妄想恋愛のマイナス効果 3つ
- 16.【妄想恋愛のマイナス効果①】妄想だけで満足してしまう
- 17.【妄想恋愛のマイナス効果②】理想が高くなる
- 18.【妄想恋愛のマイナス効果③】現実に戻ると虚無感が襲ってくる
- 19.妄想恋愛の男女の違いは「脳」と「幼い頃の経験」にある
- 20.妄想恋愛の効果はプラス効果がマイナス効果を圧倒
- 21.妄想は自由!楽しい妄想恋愛ライフを
妄想恋愛の男女の違い①は「妄想に使う脳が違う」こと。
そもそも人間は、物事を考える・想像するには脳を働かせます。
その脳の使い方に違いがあるのです。
そもそも「右脳」と「左脳」って何?
脳とは、大まかに右脳と左脳、その2つのつなぐ脳梁からなっています。
「右脳」は、空間把握能力、図形処理能力、創造力、直感」などに優れています。
「左脳」は、論理的思考能力、言語能力」などに優れています。
また、男性の脳梁は細長く、女性の脳梁は太短くできているのが特徴です。
男性ホルモンには左脳の発達を抑制する作用があるため、成長するにつれ、男性は左脳を補う意味もあり右脳がぐっと発達します。女性は右脳と左脳がバランスよく発達します。
こう聞くと、男性は発達している右脳を使って普段生活しているように思えますが、そういうわけではありません。
普段の生活において、女性は感情的・男性は論理的と言われるように、女性は物事を言葉や表現からイメージを膨らませて理解します。
一方、男性は物事を数字や統計から総合的に判断して理解します。男性は左脳よりも右脳が発達してはいますが、普段はむしろ左脳をメインに使って生活している人が多いのです。
「男性脳=左脳を使う」、「女性脳=右脳を使う」と認識されているのはこのためです。
右脳と左脳をつなぐ脳梁の存在
「男性脳はシングルタスク、女性脳はマルチタスク」というのは有名ですよね。男性脳は1つのことを集中して作業するのが得意、女性脳は多くの事を同時進行で作業するのが得意というものです。
この場合の脳というのは、厳密には、右脳と左脳をつなぐ脳梁の部分を指しています。女性の脳梁は短くできているために右脳・左脳間の情報伝達スピードが早く、また太くできているので、一度にたくさんの情報を伝達することができます。
一方、男性の脳梁は細長くできているため、右脳・左脳間の伝達が得意でない代わりに、片方の脳に重点を置いた情報処理が得意です。
男女の右脳と左脳の使い方 例
分かりやすい例を出すと、会話中、女性は話題がコロコロ変わっていくのに対し、男性は1つの話題の結論が出るまで話しますよね。
女性は右脳と左脳間の情報伝達に優れているため、左脳の言語能力をベースに、右脳の空間把握能力や図形処理能力、想像力などを組み合わせて話を展開させていくことができます。
一方、男性は右脳と左脳間の情報伝達は得意ではなく、片方の脳をフル回転させます。左脳の言語能力をベースに、同じく左脳の論理的思考能力を駆使することは可能ですが、女性のように右脳の情報を取り入れながら話すことは不得意です。
女性は右脳と左脳をバランスよく使いマルチタスクな会話を、男性は左脳に重点をおいてシングルタスクな会話をしているわけです。
妄想恋愛にも右脳と左脳の使い方が影響している
通常の恋愛も妄想恋愛も最も使われるのは、男女問わず「右脳」。感情を司っている右脳は、理論的思考を司っている左脳よりも妄想恋愛では大活躍します。
男性は「左脳」を使うと思われがちですが、恋愛する場合は間違いなく「右脳」を使っています。文章を書くには「左脳」と使うため、WEB上ではそう見えてしまうのかもしれませんね。
脳内でシチュエーションからストーリー、さらにストーリーの中に起承転結、ピンクシーンなどを総合的に組み込みながら、恋愛感情や性的興奮を高めていくのが妄想恋愛です。
シチュエーションやストーリーの創造、妄想恋愛の要である全体を通して生じる恋愛感情は「右脳」が担当、ストーリーの起承転結を組み立てるのは「左脳」が担当します。
右脳と左脳をバランスよく使える女性は、恋愛感情を中心とした物語の脳内で展開することができます。レディース漫画には常に男女が触れ合うシーンばかりというものは少なく、基本のストーリーがある上で、話の要所要所にピンクシーンがあるものです。
一方、男性は、右脳か左脳のどちらかを重視して使うため、右脳を重視した場合はシチュエーション+恋愛感情、異性と触れ合うシーン+触れ合いによる興奮といった、ストーリー全体ではなくワンシーンごとの妄想になりやすいです。異性と触れ合う要素の強い青年漫画は、一応ストーリーはあるものの、1話1話切り話して読んでも支障がないものが多いです。
【妄想恋愛の男女の違い②】バリエーションの豊かさが違う
妄想恋愛の男女の違い②は、「バリエーションの豊かさが違う」です。
右脳のみで妄想恋愛をする男性は、視覚情報を最も大切にします。外見が可愛い女の子、芸能人、アニメのキャラクターが対象になります。多くの男性が異性が触れ合う構図を見るためにそういった雑誌を所有していることからも分かります。
そして、そういった視覚情報が満足できる女性に対して、「こんなことをしたい」と妄想恋愛をします。男性はその視覚情報が満足できるレベルの女性であれば、特定の女性である必要がないことも多いです。
一方、右脳と左脳の両方を使って妄想恋愛をする女性は、視覚情報だけ満足できるレベルの男性ならOKというわけにはいきません。左脳が「好きな相手でもないのに、恋愛感情・性的興奮を覚えるのは論理的におかしい」と考えるからです。
しかし、その好きな相手なら、シチュエーション・ストーリーがいくらでも湧き上がってきます。幼い頃からの「ごっこ遊び」によって、妄想力は男性の比ではありません。また、女性は男性よりも刺激を求めているとも言われており、自然と妄想恋愛はバリエーションが豊かになっていくのでしょう。
女性は幼い頃から想像力が豊か
女性が妄想恋愛力を発揮するのは、幼い頃からの訓練の賜物でもあります。数多の「○○ごっこ」遊びによって、シチュエーションやストーリーを頭の中で維持しながら、その役割を楽しむことに慣れています。その結果、男性よりも女性の方が妄想恋愛力は高くなったと考えられます。
【妄想恋愛の男女の違い③】非現実さの方向性が違う
男性も女性も、現実では安定した恋愛をします。安定した恋愛とは、ファッションや趣味などの共通点が多く、生活水準や会える時間、食生活が合致する異性を恋愛成就したい相手に選び、自分の要求ばかり押し付けないような対等な関係を築いていくもの。
しかし、妄想恋愛では違います。妄想恋愛の中では、男性も女性も、刺激的で過激な恋愛をしていることが多いようです。
女性の場合は、幼い頃からおとぎ話を聴いて育っているため、心の根底にドラマチックな恋愛観を持っています。妄想恋愛は、ドロドロとしたブラック要素やピンクシーンも組み込まれるのでおとぎ話とはかけ離れた内容になりますが、シチュエーションや展開の根底には幼い頃から培った恋愛観が健在です。