③End roll
10thシングル「A」に収録されている楽曲「End roll」は、ゆったりとした曲調のミディアムバラード。
過去に離れてしまった人を思い出しながら、1人でも強く歩いていくことを誓う内容の歌詞です。浜崎あゆみさんのクリアなハイトーンボイスが響く、切ない雰囲気のナンバーです。
④YOU
1998年6月リリースの2ndシングル「YOU」。デビュー作「poker face」から2ヶ月経たない内にリリースされました。この後、浜崎あゆみさんは2ヶ月に1回リリースや、楽曲同時発売など、ハイスピードで次々と新曲発表を続けていきます。
「YOU」は、ミディアムテンポのメロディーに乗せて、大切な人を思いやる様子を描いた楽曲。穏やかな恋愛を歌っています。
あどけない容姿でクリアな歌声を響く浜崎あゆみさん。まだ歌い方にクセがなく、歌声自体も可愛らしいです。
⑤Fly high
「Fly high」は、2000年2月に発売された13thシングルです。
「Fly high」は、ギターのカッティングが響くイントロからラップが始まり、すぐにサビへと以降するダンスナンバー。Aメロのテンポの速いラップとは対照的に、サビは伸びやか。
怖がって踏み出せずにいる一歩が
重なっていつからか長く長い
道になって手遅れになったりして
そのうちに何となく今の場所も
悪くないかもなんて思いだして
何とか自分に理由つけたりした
現状から抜け出す勇気を持てるよう、背中を後押ししてくれるような歌詞に人気が集まっています。
⑥Trauma
1999年8月リリースの19thシングル「A」収録の「Trauma」。トラウマとは心的外傷という意味です。
今日の嬉しかった顔 今日の悲しかった顔
きのう癒された傷と今日深く開いた傷を
あなたなら誰に見せてる 私なら誰に見せればいい
と歌い、最後には
今日の嬉しかった顔 今日の悲しかった顔
きのう癒された傷が今日開きだしたとしても
あなたなら誰に見せれる 私ならあの人に見せたい
に変化しています。
幸せも不幸せも自分で決めるものであり、心は誰にも邪魔させないという強い意思を歌いながら、誰かに心の内を知って共有して欲しいという叫びにも似た感情をも歌った楽曲。ライブでは振り付けがあり、人気が高い楽曲です。