【おりもので分かる病気⑦】子宮がん・卵巣がん
おりものに血が混じっていたり、黄色いおりものが出る時には、子宮がんや卵巣がんの可能性もあります。
子宮がんや卵巣がんになった時にも、おりものに異常が出たり不正出血が起きることがあります。
ただし、子宮がんも卵巣がんも初期にはほとんど自覚症状がありません。
おりものの状態が変化をしたり、不正出血が起こる頃には、かなり進行していることが考えられます。
子宮がんや卵巣がんは、20代後半から増えてきて、若い女性の死亡原因の上位にある病気です。
自覚症状が出るのを待つのではなくて、定期的に検診を受けることが大切になります。
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排卵日のおりものをしっかりと観察して妊娠のチャンスを!
ここまで、排卵日に特有のおりものの状態についていろいろと見てきましたがいかがでしたか。
特に妊娠をしたいと考えている人にとっては、排卵日を知るということは、性交渉のタイミングを図る上でもとても大切なことになりますよね。
排卵日を知るための目安はおりものの状態だけではありませんが、おりものが大切な目安の1つになることは間違いがありません。
また、普段からおりものを観察していることは、婦人科系の病気や異常を早期に発見するためにもとても大切なことになります。
普段からおりものの状態をしっかりと観察して、異常があったら早期に察知できるようにしておいた上で、定期的に子宮がんの検診を受けていれば、婦人科系の疾患を早期に発見したり予防したりすることは充分に可能でしょう。
普段から、毎日おりものの状態をしっかりと把握して、妊娠のチャンスを逃さないととともに、病気の早期発見にも努めましょう!