大人の間でブーム!?いま話題の離婚式って一体なに?
現在大人の間でひっそりとブームになっている離婚式という言葉を聞いたことがありますか?離婚式とはこれまでの結婚関係を解消し、夫婦が別々の道を歩むためにけじめをつけるために行う式のことです。
離婚式ではパーティ会場に結婚式と同様に親しい友人やお世話になった人を招待し、人生の節目の証人になってもらうというもので、最近はテレビや雑誌などでもとても話題になっています。
離婚式では離婚に向けて気持ちも新たに頑張ろうという決意をしたいという人もいれば、知り合いや友人に離婚の報告をする手間が省けるという考え方の人もいて、それぞれ色々な考えを持って離婚式の計画を立てているようです。
離婚式を行う夫婦の中にはドレスを着たりケーキを準備したりととても気合を入れる人も存在します。離婚式は結婚式とは違っておめでたい式ではありませんが、夫婦の最後の共同作業として行うにはとてもオススメの儀式かもしれませんね。
離婚式はどこで行う?かかる費用の平均は?
離婚式では大人数が入れるほどの会場を貸し切ったり、料理やお酒なども準備する必要があり、やはりそれなりの費用がかかってきます。
離婚式で費用をかけないためには自分たちで一から準備する方法も無いわけではありませんが、やはり段取りから司会や料理まで取り仕切るのは大変な労力がかかります。多くの人は多少の費用を支払って離婚式をサポートしてくれる会場を予約することになりますが、離婚式ができる会場は結婚式の場合ほど多くはありません。
一般的に離婚式を行う会場は3つの種類があると言われています。
離婚式を事業として執り行う業者の例を見てみると、かかる費用は離婚式場やお寺を使ったプランで約20万円、レストランや屋形船を使ったプランで約10万円、離婚屋敷と呼ばれるプランで5万5千円の費用がかかると言われています。
もちろん会場の大きさや招待客の人数、ドレスやケーキを準備するかしないかなどによっても金額は変わってきますが、結婚式に比べるとリーズナブルであることが分かりますね。
最近は離婚式専用のドレスなども販売されていることもあり、だんだん一般人の間に離婚式という概念が広がりつつあります。
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離婚式の内容はどんなもの?何をするの?
離婚式といっても何をするのか分からないという人もいるかもしれませんね。離婚式は当然のことながら結婚式とは内容が異なります。
中には第3者から見るとシュールだったり滑稽だったりする場合もあるかもしれませんが、意外と当の本人たちにとっては気分がスッキリして離婚に向けての気持ちの整理がつくことも!
次は離婚式の内容の例をじっくり見ていきましょう。
離婚式の内容の例(1)離婚に至った経緯を説明する
離婚式の内容の例の1つめは、離婚に至った詳細を説明することです。
離婚式では結婚生活中に夫婦でお世話になった人が代表となり、夫婦が離婚に至った経緯について参列者の前で詳しく説明を行います。時には結婚生活中の写真をスライドショーにして流したり、仲が良かった頃のビデオ画像などを流して説明する場合もあります。
離婚に至った経緯は夫や妻からも補足されることもあり、結婚式にも参列した参加者がいれば会場は少ししんみりとした空気になることもあるでしょう。
離婚式は夫婦が離婚の決意を固めるための式ですが、スライドショーやビデオ画像などがキッカケで離婚を考え直す夫婦も多いといいます。